地球の話し
地球が誕生しましたのは約46億年程前のことでございます。
万に一つの偶然が重なり、奇跡的に美しい自然豊かな惑星になったものでございます。
一体、どれほどの確率で地球のような美しい惑星が誕生するのでしょうか。
他の惑星はね荒れ果てていたり、硫酸の雨が降ったり、
ドライアイスの塊に覆われていたり、と
決して生物が発生するような環境ではないのですが、
地球に神の奇跡がなかったとは誰もが云いきれない程の、
本当に素晴らしい奇跡でございます。
もちろん他にも地球と同じような美しく豊かな惑星は存在していることは予想されますが、
それも無限の中の数個でございますよ。
海ができ、生物が誕生し、複雑な生命体に成長し、
大昔には恐竜が地球の支配者でございました。
その頃には地球は今の火星の軌道を廻っていたようですね。
自転周期25時間、重力も小さく、気圧がかなり高かったようでございます。
彗星が衝突しまして、
今の軌道に跳ね飛ばされました。
自転周期は24時間になり、
大きさもかなり小さくなりましたから重力が大きくなりまして、
太陽に近付いたために気圧が低下したんですね。
もう恐竜のような大型生物が生じる環境ではなくなったわけです。
海中の生物は重力や気圧の影響は少ないですから、
鯨など大きなものも存在しておりますが。
でもね、
地球が彗星と衝突していなければ、
人間はもっとどでかかったのかも知れませんね。