ブログより転載(2010年10月)

 



負け犬として生まれて



以前、リンカーンというテレビ番組で、

練マザ・ファッカーズというロックグループが取り上げられていたことがございます。

例えばあるメンバーは朝鮮人2世として日本に生まれ、言われ無き差別や迫害を受けて来た。

その彼らが、ある意味魂の声を叫び、

ラップという分野で彼らなりの生き方を世に知らしめたことは、

私達にも少なからず考えさせられるものがございます。

その彼らがドラッグで逮捕されたことはどんなにファンの心に影を落としたことでしょうか。


強がって生きる。

おっさんには、そこに誤りがあったのではないかと思えてならないのです。


私達はね、神霊の法の中に生きております。

神霊の法の中に大自然があり、

私達の人生があり、

手を引っ張り、足を引っ張り合う仲間がいて、

そんな中に生きているのです。


でもね、私達の中のたった一人でも、この神霊の法や大自然、

その中の私達の人生、

手を引っ張り、足を引っ張り合う仲間との勝負に

勝ちを収めた人はいないのです。

如来様でありましても、

良くて引き分け、悪くて全敗、

そんな中でね、私たちが一勝を得ようと力んで、幾ら強がってみたところで、

勝てるはずのないことは自明の理ではありませんか。


もう、いいのだ、とおっさんは思うのです。

強がらなくてもいいのだと、おっさんは思うのです。

負け犬で、いいんです。

何故なら、その負け犬の基準にも全く根拠なんてものがないのですし、

弱さを認めることの方が、どんなに強い人間か知れないからです。


弱さを認める強さを身に備えること。

これでいいのだと自分を許してあげられること。

それが周りに対しても優しい気持ちを向ける術ではないかと思うのです。


今の自分を許してあげる。

強くなくてもいい、ありのままでいい、と認めてあげる。

さらに、自分に安らぎのある生き方を許してあげる。


無理をしなくても私達は十二分に成長できていると思うのです。

だからね、これでいい。

私達は、これでいい。

強がったりしなくてもいい。

増してや犯罪に手を染めないだけでも素晴らしいことじゃないかな、

って思うのですね。



反作用は謹んでお受けしようではないか



さて、先日より由在って安いパソコンを探しておりましたおっさんでございます。

台湾製のヒューレットパッカード

という何だか違和感を感じさせるようなパソコンが手に入りまして、

色々とテストをしていたのですけど、

安いパソコンには極めて重大な欠陥が必ず存在するのでございまして、

そのパソコンは電源を切って暫く致しますと、

きゅいーーーーーーーーん、と叫び声をはりあげるのでございます。

その時そのパソコンを胸に抱きしめまして、

「おお、おお、可哀想に可哀想に」と慰めておりましたおっさんですけど、


これが皆様のお子様なら必ずそうするのではないかと思うのですね。

でもこれが心を患わせて地獄に落ちてしまっている霊なら、

どうでしょうか。

みんなおんなじ魂の仲間なんです。


皆様、愛の力は大きいですよ。

愛の力で介の字貼りですよ。

大きな愛で全ての魂を介の字、いや抱き締めて差し上げることができましたら、

みんながそのようなお気持ちでしたらこの世界はどんなに良くなりますでしょうか。

ところがね、世の中にはそうではない人がいらっしゃる。


愛を育める人、と、憎しみを育んでしまう人

それは以前にも書かせて戴いておりますけど、

もっと詳しく、それはどのような人格なのかを考えてみようかと思うのでございます。


例えばね、自身の想念行為によって生じた反作用を他人に責任転嫁する人、

こういった人は必ず人を責めますよね。

それで自身の考えが通らないと感情的に怒るようになり、

怒り癖が付いて、強要癖が生じて、人のアラばかり目に付くようになって、

で、前述の子供が泣き叫ぶような例では、違うことなく

「うるさいわねこの子は、静かにしなさいっ!」と怒鳴りつけるのですね。


でね、よく考えて参りますとね、

この人が即ち憎しみを育む人なのですね。

まあ、もっとよく考えてみましたら、

おっさんも、紛うことなく憎しみを育む人間でありましたわけで、、、(省)


その反対に、何でもかんでも自身の責任として捉えちゃうと言いますことも、

決して正しいことではないのですけど、

ですからね、おっさんは表記の通り、


自身の反作用は確かな判断でしっかりと見抜き、

反作用は謹んでお受けしようではないか、


といいますことを強くお薦めさせて戴こうと思うのでございます。

何故ならそれが愛を育む人の根本であるに違いないから、

そしてそれが環境を良くし、社会を良くし、

最終的には地球を良い方向へ向かわせる力になるに違いないから、

そのようにお薦めさせて戴くのでございます。



親子喧嘩



北朝鮮の後継者問題で

長男であるところの金正男が選ばれずに次男が後継者として表面に出て参りまして、

正男は、「体制が長期間続くことは好ましくない」と発言しておりますことから、

恐らく、親子喧嘩でもしたのだろうな、と思うのでございます。

正男には、親の言うことは絶対!という儒教思想に洗脳されておらず、

少しだけ正しいことが見えているのかな、

と思うのですけど、

恐らく親子間で争ったのでしょう。

「おまえは後継者なんぞにはしてやらん。

わしの前から消え失せろ。他国へ行って外貨でも稼いでろ!」

「そうかいそうかい。ああ、分かったよ。こんな体制なんかそう長く続くもんか。」

というような口喧嘩が展開されたであろうことは、

想像に難くないのでございます。


まあ正日さんも今頃は腹の虫が治まらないってんでいらいらいらいら、

ミサイルボタンでもポチッと押すのではないかと思われるのですけど、

最近は発射台のバネも強力なものに変えたそうで、

びよよよーん、と日本海に向けてミサイルが飛び出す、と

こういう図式になっておるのでございますな。


まあ幾らこの世界が仮初の世界であるとは言いましても、

隣近所に地獄がありましては人の心の平穏も揺るがされますでしょう。

早く崩壊して欲しいものだと思いますね。



アカシックレコード



アカシックレコード読みますっ!!

なんて人がなんだか増えてきましたね。

周りを見回せば、ほら、あそこにも、

アカシックレコード リーダーさんがいらっしゃる。


アカシックレコードはね、悟りを啓かなくては読めないものなんです。

そしてまた、確かな筋の情報によりますと、

地球上と、この地球に付随する霊界全体で5百人程度が如来様で、

日本にこの如来様は多くても数人しかいらっしゃらず、

その如来様ならいざ知らず、

菩薩様や明神様となりますと悟りを啓くのもなかなか大変なようでございまして、

では何でアカシックレコードの読める方がこんなにいらっしゃるのか、


それは、恐らく守護霊様方や霊的な存在が介在していらっしゃったり、

霊力を鍛えに鍛え抜いてそういった能力を得ていたりするのでしょうね。

ですから、アカシックレコードの読み方も百人百様なんですね。


このアカシックレコードは神理に沿った生き方をしておりますと、

次第に心の中に浮き上がって来るようですね。

まあ、おっさんは未熟者で守護霊様に対しても不満を沢山抱えておりますから(笑)

余り浮かび上がっては来ないですけどね、

だから夢の中に色んな人が現われておっさんに何かを伝えようとして下さいます。

今生では既に亡くなってしまっていて会ったことも無いご先祖様とかね。

多くの場合それは抽象的過ぎて良くは分かりませんけど、

本当に人は霊的な生き物だなあと感じさせられます。

はい。



おっさんのジンクス



おっ、これはいいことあるぞ、って感じる瞬間ってありますよね。

たとえばおっさん入試の時、

JRの高架下を通った時にたまたま頭上を電車が通った。

おっ、これは合格したな、って分かりましたね。

きっと守護霊さんが教えて下さった。

また、別の入試の時、

電車の切符の番号が「9999」で、

この時にも同じように合格を確信しましたね。

で、友人が「0000」でね、

可哀想にその人は落ちちゃった。


入社試験の時はね、

おっさん、ネクタイピンを落としちゃって、

ああ、この会社は駄目だな、と

そうしますと案の定、不採用通知が届いたりしまして、


ある日、布袋さんに朝日が射しておりましてね、

おっ、何かいいことあるぞと思ったのですけど、

その時は具体的な事象は何も現われなかったのですけど、

残念!、なのかそうではないのか、

それはまあ、わからにゃーのですけど、


今朝は壁とおっさんの身体にバキラの葉っぱの影が投影されておりまして、

またなんか吉祥の徴かなと感じております。


いいことあるぞ〜ぉミスタードーナツ♪

ってね。

グワシ



業徳寺



一つの事象について考えてみる。

決して感情優先ではなく、

頭で考えるのでもなくて、

心で考えてみる。

客観的な視点に立って、

その考えは視野が狭くないか、と疑ってみる。

神仏に「どうか全ての答えを導き出させて下さい。」と祈りながら、

自らの心の癖や相手の気持ち、取り巻く環境、過去の出来事、

全て踏まえて考えてみる。


それだけが業を徳に変え得る唯一の方法ではないかなと思います。

そしてまた、業は徳に変えやすいものだと私は考えます。

事象として、現象としてその業は今生で度々姿を現します。

頭をもたげて参ります。

だからこそ、修正もし易いのですね。

これが事象として全く現われることがありませんと、

考えることもない。

その点に於いて成長することもないのです。


ですから、業が形を現すのは良い機会なんです。

業を徳に変えるまたとはないチャンスなんです。

神様のお慈悲なんです。


心が傷ついたなどと落ち込んでいる場合ではありませんよ。

罪を背負って生きるのだと自分本位に意気込んでおりましてもいけませんよ。

前向きに自ら成長しようと努力する反面、

心は、叩きのめされて修正されて行くものでもあるのです。

叩きのめされて当たり前なんです。

天狗だって伸びすぎた鼻はいつか必ずへし折られますでしょう。


それが人生、

だからね、どんなにそれが嫌でも業を徳に変える努力、

それは将来、例えば来世にも必ず大きくなって戻って来るのですから、

チャンスを生かさない手はありませんね。



キセル商法



困った世の中になったものでございます。

世の多くの方々は、

インターネット接続業者や回線業者の選択に日々頭を悩ませていらっしゃることと、

お察し申し上げます。

先日もとある接続業者のセールスが参りまして、

お宅はインターネットの接続に幾ら使っていらっしゃいますか、

と尋ねるわけでございます。

5千円ですか。それは高いですね。

私共は2千円ちょっとざーますのよ。

と仰られるのですね。


えーと、モデムレンタルが無料で、月々2千8百・・・

おお、それは安い、となるのでございます。


ネット上でもプロバイダ広告が沢山表示されますけど、

月々、なんと2,980円とか、


でもね、ちょと待ってえくださいー♪

インターネットに接続するためには、

1.電話の基本料

2.通話料

3.モデムレンタル料金

4.ISDNなどの利用料

5.プロバイダ料

6.接続料


とこういった項目が発生すると思われるのですね。

おっさんが契約しておりますケーブルテレビ事業者は、

この1から6まで全部含めて5千円ちょっとなのですけど、

たとえば先ほどのセールスさんの言っております範囲は、

3のモデムレンタル料は0円でっす。

4と5合わせて2千円8百円でっす。

6は別途掛かりまっす。

ってえことでね、

それに1と2を合わせたら一体幾らになるんだ、

と考えさせられるのでございます。


そうして使用し始めたとしましても、

2、3ヶ月しまして、サービス期間が終了しましたから、ってんで

3千円程料金が増えたりもしますでしょう。

きっとそうなんです。


これをね、キセル商法というのですね。

サービス範囲を明確にせずに異なる範囲のものを比較させて安さをアピールするのですね。

でも、よーく考えてみたら、入口と出口にお金が掛かるのです。

しかも彼らの言っておりますのは定価ではなくて期間限定のサービス料金ですから、

彼らの言うことが益々怪しく感じさせられるのでございます。



都落ち



それにしても、

不思議なんだよなあ。

24歳の頃に東京出張の話が出てきて、

25歳でお引越し。

28歳で大阪に戻って来て、

36歳の頃にまた引越しを考え始めて、

37歳でお引越し。

そして48歳の今、

またお引越しの準備を始めております。


隣人が、反作用覚悟でおっさんに引越しのタイミングを教えて下さっているのです。

引越し布団タタキおばさん、って事件になりましたけど、

引越し壁タタキおじさんなんです。

まあ、何がそんなに気に入らないのかは知りませんけど、

ああ、またそんなお引越しの季節なんだな、

とおっさんは悟りました次第でございまして、


先日、人生12年周期説を唱えさせて戴きましたおっさんですけど、

12年に一度、お引越しのシーズンが来るのですね。

それはもう全く強引にということではなくて、

自然な流れで霊的な存在が引越しを考えさせるように、

細工し始めるのですね。


全く以て不思議なことでございます。


ところで、

今日は、宇宙博士さんという方のところに行っている夢を見ました。

この宇宙博士さん、宇宙の全ての星のことを知っていらっしゃる。

星の名前や、どうしてその場所に存在しているのかといった深い深い存在理由まで、

顕微鏡のようなもので星を覗きながら説明して下さるのですね。

真に、魂は宇宙よりもでかいということを思わせる夢でございました。



至高の選択



世の中には、自分のことしか考えない方がいらっしゃいますようで、

昨日も、市橋達也被告の遺族の両親に宛てた手紙の内容をテレビで知りまして、

私が私がで溢れ返ったその自分可愛さに呆れ果てていたのですけど、

反省できない人間はこうも反省することができないものか、と

深く考えさせられるものでございます。


そしてまた、

そういった自己中心的な人物には必ずといって良いほど強要癖があるものでございまして、

強引にも人に自分の考え方を押し付けて従わせようとする、

それが適わなければ攻撃を仕掛けて来る、

という人間性を現して来るものでございます。


攻撃しますでしょ、

それで勝利を得ますと勝ち誇った気分になれるのです。

そしてまた、しっぺ返しを食らいますといいますと、

こんにゃろ、と思うわけでございます。


どこかで魔の思う壺なんてことを書かせて戴きましたことがありますけど、

反省の機会を逃して、

心を修正する機会を逃して、

どんどんその攻撃性を増して行くのですね。

そうやって神様のお慈悲を無駄にするのですから、

魔物はほくそえむわけでございます。

「これで自分の宿主は今の状態のままで居て下さる。自分の棲家が奪われなくて済む。」

ってね。


いえ、他人事ではありませんよ。

たとえばね、攻撃を受けるケースもありますでしょう。

そういった自己中心な者から攻撃を受ける。

ご自身ならどのようにお感じになられますでしょうか?

少しでも、「こんにゃろ」、とはお考えになられませんか?

そうして攻撃し返すのか、

もっと聡い選択肢を選ぶのか、

それがね、究極、いや至高の選択ですよ。


力はね、必ず力で抑え付けられます。

何故、ここ十年で核保有国がこんなにも増えたのか、

ですからガンジーさんは武装することを望まなかったのですね。

少し高い次元から見てみましたら、

闘うことの虚しさにも気付きますでしょう。

ただ、同じ次元から見ておりますから、

「こんにゃろ」ってなっちゃうのですね。


万一攻撃を受けたとしましても、

最も聡い選択を、至高の選択を心掛ける。

それは勿論、逃げるという方法もありますでしょう。

ただ、なんでも逃げることが良いということでもありませんね。

膝を突き合わせて話し合う機会が持てるのでしたら、その方が良いでしょうね。

ただ、幾ら話しても理解できない人でしたら、

逃げちゃえばいい、って

おっさんはそう思うのですね。



おっかなびっくり



人生、おどおどびくびく生きている人がおります。

心にいっぱい不安を抱えておっかなびっくりで生きている人がいらっしゃる。

脇目もふらずに一生懸命生きているのですけど、

危なっかしくて、覚束ないのです。


で、何でこの人は何でこんなに弱々しい人生を歩んでいらっしゃるのか、

と考えました時にまた、見えて参りますものがございます。


行動の指針、

皆様の行動の指針は何ですか?

それは殆どの人の場合、

お金であったり、

周りからの強制や暗黙的な誘導であったり、

周りの視線やご自身の依存心・執着であったり、

常識として新聞か何かの間違った情報が植え付けられたものであったり、

何らかの哲学や思想的なものであったり、

どなたか尊敬する人の後姿であったり、

自分自身が今持っているものの範囲で可能なことの中で、

最も目に付きやすいものであったり、

するのではないかと思います。

勿論、それでも良いのですけど、

やっぱりそれでは弱々しく、覚束なくなっちゃうかも知れませんね。


あのね、魂の思い、ってありますよね。

魂の思い。

この魂がね、どう思っているのかも鑑みてみる。

といいますことも大切なことでありますように思いますね。

この魂の思いがスムーズに表に現われて来るようになりますと、

魂の思いが行動に繋がりますと、

人は強く生きることができるようになるものでございます。


がんじがらめの鎖帷子を取り払って魂の思うが侭に素直に生きてみる、

それが未来を切り拓く鍵であり、

暗く閉ざされた闇の突破口になるのではないかと、

おっさんは考えるのでございます。



うっすら怪獣ジャバゴン



ようやくJavaがなんとなくうっすら分かって参りましたようで、

いえ、ほんまにうっすらなんですけど、

それで今日はプログラムをひとつ作ってみようってことでね、

昼からもう脇目もふらずにパソコンと教本に向かい、

プログラミングに取り組んでおりましたおっさんです。


のめり込めばのめりこむ性格のおっさんですから、

作り始めましたら他に気が回らないのですね。

夕食も戴かず、お茶も戴かず、ピグで遊ぶこともせず、

あーでもない、こーでもない、とファィルコピーのプログラムを一本、

作りましたでございます。


画面を作って、一バイトずつ読み込んで別ファイルに書き出す。

そんなプログラムなんですけど、

10メガのファイルのコピーで5分ほど掛かるのですね。

で、今度はこれをバッファリングして高速化せんといかんなあ、

と考えておりますところでございます。


これができましたら、次は、

あっちのパソコンからこっちのパソコンで、

共有の機能を使わずに伝送するような仕組みを作って、

最終的には、チャットの機能と(これはもうできているのですけど)

ファイルの受信、送信機能、

なんてものを全て搭載した通信ソフトに仕上げようかな、なんて考えております。


別にビジュアルベーシックで作りましても良いのですけど、

ビジュアルベーシックではバイナリーファイルが扱えない、

テキストファイルとリッチテキストファイルだけなのですね。

それにWindowsでしか動きませんから、

それでJavaを頑張ってやっているのですけど、

逆にJavaはJavaで、ダイアログの画面が開けないのです。

いや、できるのかも知れませんけど、その方法がテキストに載っていないのですね。


まあ、今日はそんなことをやって遊んでおりました次第でございます。



ハードボイルドのススメ



ゆで卵なら15分茹でちゃうおっさんです。

ただ、おっさんのハードボイルドの認識は、ちょと違うかも知れないので、

ここは「おっさん的」というのを頭につけて、

おっさん的ハードボイルド論というのをやってみたいと思うのでございます。


ハードボイルド、

それは客観的で感情を持たない、

くよくよしたり、なよなよしたりしない、

たとえば刑事コロンボとか、ゴルゴ13、

藤田まこと扮する刑事さんのような、

真にもの静かで勇猛果敢に目の前の難題に挑みかかって行く、

そんな感じがハードボイルドではないかいな、と思うのですけど、


これをたとえば若い役者さんの刑事役なんてことになりますと、

どうもカッコ付けちゃったり、なよなよしたり、

どうもこれは半熟玉子だなあってことになって、

どこかに嫌らしさが滲み出ちゃう。


それじゃあいけないのです。

やはりここは感情を持たず客観的にあることで、

観客の感動を誘うのです。

心に何か訴え掛けて来るのです。


そしてまた、渡部陽一さんだって、

平然と凄いことをやってのけて決してそれをひけらかさない。

その控えめな態度もまた、ハードボイルドとして認めても良いのかな、

ハードボイルの中の一分野として認めざるを得ないのかな、と思うのです。


潔くて、

カッコつけない、

男臭さに溢れた、

コツコツと誰も気付かない間に実績を積み重ねている奴、

誰も悲しませず、困らさず、

時には恐ろしいまでの優しさ現し、

精神的に頑強で、

不器用だけど飛び抜けた才能があって、

決して誰にも頼らない一匹狼、

生っぽければ何でもお湯に入れて茹でちゃうような、

勿論ゆで卵は15分以上茹でます、みたいな、


そんなハードボイルドな人間に、

おっさんは憧れるのでございます。


また、最後になりましたけど、

ジンギスカンの中に禿げたおっさんがいるのですけど、

彼もまた、外見的にはおっさんの惚れるタイプの男ですね。

外見的にハードボイルド、なんです。

まあ、頭の形がゆで卵チックなのでそうかんじるだけなのかも知れませんけどね。