高次元宇宙論




私たちの住んでおりますこの大宇宙には法則がございます。
万物に陰陽が存在し、陰陽の和合の中から新しい命が生まれ、全てが調和の中に存在し、調和の営みを続けております。
調和の中にあってこそ命は生かされ、調和から離れますと苦しみや破壊が生じるのです。
この地球科学をも網羅する大宇宙、大自然界の調和の法は一体どこから来るのか、そしてまた、宇宙の果てには何が存在するのか、
命は、どこから来たのか、そうして終焉の後には何が残るのか、目に見えない心とは一体何なのか、
頑なな心では何も見えませんでしょう。私も小学生の頃から考えておりましたけど、その頃には何も答えが見付かりませんでした。
でもそれを解明して参りますことは可能なのです。
そしてまた、そういった全ての現象を解き明かして下さいました方々、偉大な魂の先輩方々は過去に何人もいらっしゃったのです。
これは宗教でも何でもありませんよ。地球科学を遥かに上回った最先端科学なのです。
ですから、信じる信じないではなくて事実を知ること、そうして私たちが素晴らしい人生を歩む上での糧として、取り入れて下さいますことではないかと思うのです。

1.高次元宇宙

宇宙は膨張し続けている、そのことは地球科学でも証明されておりますけど、遠く離れた星と星との距離が時間と共に広がっている、
天文台の高性能巨大望遠鏡でそれが確認できておりますそうでございます。
そうしてまた、宇宙の果てには何があるのか、宇宙の外には何も存在しないのか、空間さえ、時間さえ存在しないのか、
はたまた地球のようにどこかでまた端っこと端っこが繋がっていて、宇宙船などで飛んで行ってもまた同じところに戻ってきてしまうのか、
そういった疑問は尽きないものでございますけど、

ここに玉葱があるとしましょう。玉葱は三次元体ですね。そうしてその皮の部分、表面は二次元でございます。
次に、四次元の玉葱を考えてみましょう。
皮の部分は、宇宙空間と同じ三次元ですね。
そして、この玉葱が栄養を吸収して大きく育って行く、そうしますと自ずと皮の部分、宇宙空間に相当する部分も膨張して参りますわけでございます。

ここでは、このモデルを可能性のありそうなモデルとして一旦は置いておきましょう。
置いていることは覚えておいて戴きたいと思います。後で出て参りますからね。

2.創造の意識

さて、次に万物を創造した意識といったものが存在するのか、存在しないのか、
その意識は人類史上で創造神として崇められ信仰の対象ともなって参りました史実も存在しておりますが、

地球は太古の昔、水酸化ナトリウムや水酸化マグネシウムといった強アルカリの大地に塩酸の雨が降るといった、
到底生きものが住むことなど適わない凄まじい程の環境でございました。
でもね、水酸化ナトリウムや水酸化マグネシウムと塩酸が反応して中性の塩の海が誕生したのです。
太陽は適度な距離を保ち、休むことなく適度の熱と光を与えて下さり、雨も適度な間隔で降って下さるのです。
獣の肉は美味しく、植物は実りをもたらし、中には薬の働きをするものも存在する。
この世界には必要でないものなど何一つ存在しないのですね。
全てが命を育むためにそこに存在して下さっているとしか考えられないのです。

そこに何らかの意識がないなど到底考えられないのではないでしょうか。

3.心はどこにあるのか

心はどこにあるのでしょうか?
私たちは間違いなく心、意識といったものを持っております。
この心、意識が感情を持ち、判断力を持ち、身体を支配して動かしているのです。
ですから、例えば人間の身体と同じ働きをするロボットを人間が智恵を結集して作り上げたとしましても、
そこには心がありませんから、ロボットが自らの意思で動き出すということはあり得ないのです。

では、その心は一体どこに存在するのでしょうか?
例えばお医者様が人の身体を隅々まで解剖しましても、心はどこにも見付かりません。

ここで私たちは四次元玉葱を思い出してみようではありませんか。
四次元玉葱は皮の部分は三次元、即ち身体に相当します。
そうして、中の部分は四次元なのですね。
皮は三次元でありながら、四次元と繋がっているのです。
それは私たちの身体と心の関係にどんなに似ておりますことでしょうか。

心は即ち四次元の中に存在するのです。
そうして、私たちにはまた、生まれながらに本能や感情、愛や善悪の意識が備わっております。
心の存在する四次元体は五次元体の一部であり、さらにその五次元体は六次元体の一部であり、
高い高い次元に存在する創造神の意識に源を発しているのだと考えることはできませんでしょうか?

実は、とある悟りを御開きになられました如来様は、創造神の意識が存在するのは九次元だよと教えて下さっていたのですが。

さらに私たちの心を構成する高次元体自体が即ち愛と慈悲に象徴される調和の意識そのものであり、
創造神の一部であると、創造神の中に私たちの心が存在しているのだと考えることはできませんでしょうか?

4.人体と高次元体

では、私たちの身体はどうでしょうか?
身体に存在する全ての細胞は調和と秩序の下に私たちの身体の一部となり正しく機能して下さっています。
時には私たちが不調和な生活により臓器や細胞に不調和な負荷を与えてしまうことで細胞が調和の姿を逸脱することはございますが、
それでも殆どの細胞は調和に基づいて身体を正しく維持する役割を担って下さっているのです。
そこに心がなければ、細胞の一つ一つが自己中心的な我田引水の心で栄養を取り込むことに専念しておりましたら、
とてもではありませんが身体機能を正しく維持することなんてできませんでしょう。

ですから、私たちの身体にも、臓器にも、細胞にも心がある。私たちはそう考えるべきであろうと思います。
細胞の一つ一つが四次元玉葱なんです。心を持っているのです。

そうして、例えば、細胞が集まって臓器を作る、その臓器は五次元玉葱であり、
その臓器の集まりであります身体そのものにも心がある、六次元玉葱がある。

逆に考えますと、六次元のある場所に人体に関する部屋がありましてね、
その部屋の中にはさらに幾つもの臓器に関する部屋があるのです。
脳の部屋、骨格の部屋、膵臓の部屋、血管・リンパ腺の部屋、甲状腺の部屋、と5次元の部屋の扉が並んでいるのです。
脳の部屋に入りますと、さらに、小さな四次元の部屋が、
神経細胞の部屋、シナプスの部屋、小脳細胞の部屋、といった感じで並んでいるのです。
そうしてさらにその部屋の中には細胞の数と同じだけの四次元玉葱が管理されているのです。

そのように考えることはできませんでしょうか?

ところで、創造神は私たち人間の身体を神と同じように創造して下さった。
旧約聖書にはそのような記述がございます。
頭が九次元でその一部から首が、八次元が現れている。
胴体は七次元で、そこから腕や脚といった六次元が現れ、
手のひら、足の甲が五次元、指が四次元が現れていることで高次元体の姿を象徴しているのだ、
二本の腕は愛と慈悲を、二本の脚は信仰と義を象徴しているのだと、
そのように考えることは無理がありますでしょうか?

5.人体と宇宙の相似性

人体と宇宙、さらには原子の世界には共通性がございます。

宇宙と人体だけを見ましても、

銀河系は人体における臓器
恒星系は人体を構成する細胞
恒星は細胞の中心となる核
恒星系の惑星や衛星は細胞を構成する要素であると
考えることはできませんでしょうか?

とある如来様はこのように教えて下さいました。
だから宇宙に存在する恒星の数と私たちの身体を構成する細胞の数は同じなのだ、と。

その大きさには違いがありましても、創造神の子供でありますことには変わりなく、
同様の高次元体の仕組みで、高次元玉葱の組み合わせで作られておりますことは間違いのないことなのではありませんでしょうか。

宇宙にも心があるのですね。
太陽にも惑星にも心があるのです。

皆様はどのようにお考えになられますでしょうか?