ほんとうの命

 

幼き者よ、盲目な人間達よ

ほんとうの幸せとは何かを考えるが良い

安らかな心と強い信念

遣り甲斐のある人生

ほんとうの命を生きること

それ以外にほんとうの幸せがあるだろうか

 

人は自らが愚かであることに気付いたとき

ほんとうの命が始まるのだ

自我我欲に生き

感謝の心もなく

己のために見栄を張り

口先ばかりの嘘を言い

己の幸せばかりを追い求める

その愚かな在り方が

心の中に不安や怒り等の不調和を生じさせているのだ

その愚かさに気付き

己を捨てて信義と誠心の中に生きる

善我の、真心の中から生じる素直で真っ直ぐな想い

愛と感謝の中に生きる

それこそが調和に満ちた安らかな心を得る方法なのだ

 

己のために生きて何が楽しい

死の恐怖の中に生きて何が楽しい

それはあなたの心の中の不安や恐怖が物語っているではないか

それはあなた自身が一番よく知っているではないか

 

死んでも構わないのだ

たとえこの肉体が滅びても

あなた自身である魂は決して死ぬことはないのだ

命を恐れず神と共に生きる

信義と誠心の中に生きる

社会のために、万人の幸せのために生きる

愛と感謝の中に生きる

そうすることによって安らかな心と強い信念が生じ

そうすることによって神様は報いて下さり

命を与えて下さるのだ

 

それこそが遣り甲斐のある人生であり

ほんとうの命を生きるということではないか