いつもここから

 

「いつもここから」って良い名前ですね。

何か伝わってくるものがあります。

例えば、仲良しの二人組みがいて、

幼い頃から   そこの角の公衆電話の横の大きな街路樹の下で待ち合せをして、

二人揃って登校していたとか。

いつのまにかそれが約束事のようになっていて、

遊びたいなと思えばその樹の下に行ってみる。

そうすると必ずもうひとりが待っていたりするとか。

 

二人が社会人になって、

もうそんなこともすっかり忘れてしまっていたある日、

その樹の下で再会・・・。とか。

「じゃ、漫才でもしようか」てなことになって。

数十年後、一人が亡くなってしまう。

でも魂になってももう一人をずっと待ちつづけているとか。

3年後に二人一緒に天国に旅立ったとか。

(※いつもここからはテレビで拝見した漫才師の名前です。)