磐笛(いわぶえ)
磐笛は神気を呼び込み心を鎮める天之磐笛(あめのいわぶえ)として古神道でも使われておりますものでございます。
古には、自然に穴の開いた天然石を笛として祭祀に用いていたようでもございます。
今回、皆様方のお幸せを願い1,3,5,7,8,9といった吉数を用いまして製作致しました。
大きい穴、小さい穴、貫通した穴、貫通していない穴を縦に一つ、側面に三つ開けております。
それぞれの穴で音色は異なります。
大きな穴ほど鳴り易く、小さな穴ほど鳴らせることは難しいものでございます。
すぐには鳴らないかも知れませんが、口を尖らせまして唇を当てて息吹を吹き込んでおりますと、
必ず鳴るようになって参ります。
吹き方には決まりはないんです。様々な工夫をして戴きましたら案外簡単に鳴り出すものでございます。
また、吹き込むほどに良い音色に変わって参ります。
心を落ち着けて吹いてみて下さいましたらと思います。
修験道の法螺貝の代わりとして、密教の鈴(れい)の代わりとして、
また独鈷の代わりに握り締めまして九字を切るようなことにも、
文鎮としてもお使い下さいましたらと思います。
一個5千円でございます。
現在、販売を休止しております。ごめんね。
滅多にはありませんが、河原或いは海岸に落ちております沢山の自然の石、 その中には自然に穴の開いたものが落ちていることもございます。 私も過去に2個見付けております。 小さな穴のもの、大きな穴のもの、ひび割れのようなもの、どんなものでもね、工夫次第で必ず綺麗に鳴るんです。 そういったものを探してみましても面白いかも知れませんね。