季節の話題


テレビ番組

正月の番組と云いましたら、温泉に入って美味しい料理を食べて、
各地の正月の風習を流しているものが多いですね。

お笑いでは染之助・染太郎師匠が
今年はヨネスケ・染太郎のコンビで御出演なされるようです。
えび茶のハッピを着ておめでたい芸を見せて下さるんでしょうね。
(これってもしかしますと関西ローカルな話題なんでしょうか?)

正月も働いて私達を楽しませて下さる。
全くもって有り難いことでございますね。


一月一日

年のはじめのためしとて 終わりなき世のめでたさを
松竹立てて門(かど)ごとに 祝う今日こそ楽しけれ

初日の光射し出でて 四方(よも)に輝くけさの空
君がみかげにたぐえつつ 仰ぎ見るこそ尊けれ


神様と共におりましたらね、
不安になることも、恐ろしいこともなにもありませんよ。
生活の中に神様を取り入れ、
神様と共に日々を送り、共に祝う、
苦しみさえも遣り甲斐や喜びに変えて下さいますでしょう。

日本は四季に恵まれた情緒豊かな神の国でございます。
一年を感謝し、神様が居て下さいますことに感謝し、
豊かな恵みに感謝し、家族や友人がいて下さることに感謝し、
共に唄い、今日の日を共に祝い喜びましょう。
神様や御先祖様もきっと暖かい眼差しで見守り、喜んで下さっておりますよ。


散文

もうじき梅が咲きます。
雲雀−ひばり−が飛び、土筆が顔を出し、春霞がかかります。
真っ白な世界から、全てが淡く薄桃色がかかったような世界に変わります。
今は未だ三寒四温の続く初春でございますが、
もう間も無くでございますよ。
本当に素晴らしい季節になります。

本当にね、この世界は素晴らしい世界でございますよ。
心のもやを取り去って周りを見回して下さいましたら、
素晴らしい発見が沢山あると思います。

でもね、寒い寒いと考えておりますと、いつまで経っても寒いんです。
寂しい寂しいと考えておりますと、いつまで経っても孤独なんでしょう。
嫌だ嫌だと考えておりますとね、
どんどん心が暗闇に引き込まれまして周りが地獄三景のように見えて参ります。

私達は神様方や多くの御先祖様方に見守られ、
この素晴らしい世界で、多くの仲間と共に暮らしているんです。
何が寂しいもんですか。
本当に楽しく、有り難く、
不平不満なんて云っておりましたらね、罰が当たります。

人間関係の中で、仕事の中で、心を成長させ、魂を鍛え、
判断力を身に付け、生活習慣を正し、
そういった修行の場所としてこの世界を神様がお与え下さったんですね。

厳しい修行でお疲れの方はね、
是非、春の訪れを心で感じ取り、疲れを癒して下さいましたらと思います。

映画監督でありお笑い芸人でもあります、タケシさんのギャグで、
「本番まで、5年前!」というのがありましたが、
思わず、ズッコケてしまいますね。
でも春本番まではあと少しでございますよ。


正月

お正月と云いましたらコタツに入って蜜柑でございますね。

愛媛や和歌山などが蜜柑の産地でございます。
以前、和歌山を旅したことがございますが、
どこを見ましても蜜柑だらけでございました。
どうやら、夏も冬も、
一年中種類の異なる蜜柑が実っているようでございます。

和歌山には紀ノ川という川がありましてね、
でもそこでは河岸におばちゃん達がしゃがんでおりまして、
大根を洗っているんですね。
傍らには山と積まれた大根が置かれておりました。

紀州大根ですね。
洗って、これから紀ノ川漬けを作るんですね。
紀ノ川漬けは乳白色の沢庵のような漬物でございます。
沢庵よりはもう少し甘いかも知れません。

和歌山は南高梅の産地でもございます。
美味しいものが沢山ございます。

土地々々によって美味しいもの、豊かな恵みがございます。
人情があり、風習がございます。
人も同じでございますよね。
誰が優れているとか、あの人は偉い人だとか、
そんなことは一切ございませんよね。
一人一人が素晴らしい魂の持ち主でございます。

実態を知りませんので隣が良く見えるだけでございます。


ひとりごと

1月19日
今日の大阪は雲一つない青空が広がっております。
風もさほど強くなく、爽やかな日和でございます。
窓を開けて空気を入れ替えております。
ハイキングに出掛けたい気分です。

やっぱり大きなお風呂は良いですね。
浴槽が上に突き上がっているのではなくて、
歩いて行ってそのまま階段を降りるように浴槽に入れるものが良いです。
黒っぽい石の床が良いですね。
大きな窓があって雄大な景色を満喫できる。

部屋はフローリングで囲炉裏が掘ってある。
御神殿があって、
偶に客を招いて庭で採れた新鮮な野菜を料理して振舞う。
これ私の夢なんですが。

モミジも桜も良いですね。
季節の花が庭先に咲いている。
こんな贅沢は私にはとても勿体無いものです。
でもそんなところで食べる鍋は最高でしょうね。
猪肉やきのこ、里芋なんかを味噌で煮こんで。
一生に一度位はそんな贅沢してみたいものです。


節分

節分でございます。
滋賀県の近江神宮では追い出された鬼達を集めて歓迎するというお祭りが
夕方に行われるそうでございます。

昔話には、山で静かに暮らしておりましたお爺さんとお婆さんが
逃げてきた鬼を招き入れて御馳走をして差し上げまして、
金銀財宝を沢山戴いたというものもございます。

悪い鬼も優しい心には背けないようでございますね。

翌日は立春になります。
立春大吉と紙に書いて貼っておきますと災難を逃れられるそうでございます。


鬼やらい

家中の財が減り、病人が絶えず、短命。

昔の人は、これを鬼の仕業と考えていたようですね。
もちろん実際に災いを起こす邪鬼や妖怪、生霊、死霊などが祟っている場合もござい
ますが、
その多くは心の在り方が原因しているように思われます。
ゆったりとした気持ちで、
周りの人や食物など多くのものに感謝し、
四季折々の素晴らしさに触れ、
困った人が居れば助け合い、
人のため、社会のためになることは進んで実践し、
好きな歌を口ずさみながら、
笑って楽しく毎日を過ごしておりますとそれだけで健康になり、心は幸せで満たされ
ます。
嫌われることもなく、多くの人から愛されます。

鬼さんも絶対にやって来ません。


梅

梅は天神様(菅原道真公)の好きな花でございまして、
天神様の絵には梅が描き込まれていることが多いようです。
何かを送られた時に梅の小枝が添えられていたという記述もございます。
粋なはからいですね。

梅は枝が上向きに付いているものや下向きに付いているもの、
花びらが大きなもの小さなもの、
花が緑のもの、赤いもの、薄紅色のものなど様々な種類がございます。
私の所から2時間位の場所には中山寺という場所がございまして、
そこにも梅林がございます。
優しいお顔をした十一面観音様が、
右手を差し伸べ、左手は胸の前に立て見守って下さっておられる場所でございます。

この観音様にも魂が宿っております。
お顔が活き活きとしておりますので分かります。

観音様には合掌をして懺悔をして下さい。
右手が観音様、左手が御自身でございます。
御真言は「おん ろけい じんばら きりく」でございます。


桜

もう満開の桜があるんですね。
人と同じで桜にも個性がございます。
花びらの枚数から違うのですから。

朝方、静かにして過ごしておりましたら、ハトの鳴き声が聞こえて参ります。
ハトさんも必死に生きていらっしゃる。(笑)
命ってほんとうに奥深いものですよね。

先日、焼き芋やさんの唄を唄いながら歩いておりましたら、
近所の酒屋さんが賞味期限切れの食品を沢山下さいました。(謎)
ワンカップ大関と屋台の焼き鳥を戴きながらお花見なんてのも良いですね。
リュックを背負っておにぎりを頬張りながら絵を書くのも楽しいかも。
「お、おにぎりは、おいしいんだな。」とか独り言を言うともっと良いかもですね。

人生の門出の時期でございますよ。
皆様もおもいっきり、はっちゃけちゃって下さいませ。


卯月

4月に入りました。
皆様の中にも新しい環境で新しい生活を始められた方もいらっしゃるのではないで
しょうか。
おめでとうございます。

デール・カーネギー様の「道は開ける」という御本の中に、
一日一日が新しい人生の始まりである。といったようなことが書かれております。
全くその通りであると思います。

私などは本当に駄目な人間でございまして、
環境に慣れてしまいますと慢心してしまいます。
まだまだ怠け心が出てしまいます。
どうしようもない腐った魂でございます。

一日一日を力の限り精一杯生きておりましたら、
必ず何歩かずつは前進します。
明日のことを考えておりますと不安になりますし、
過去のことを考えておりますと先に進むことができません。
落ち込んじゃいます。
ですから、持ち得る限りの知恵と勇気と力を振り絞り、
今日一日を最大限に有意義に生きる。
これが一番簡単なようでございます。

明日の心配は明日考えれば良いことでございます。
なんとかなります。


端午の節句

このところ、初夏のような陽気が続いております。
不精者で衣替えもまだ済ませておりませんのに、
気候の変化は本当に驚くべき早さでございます。

窓を開けておりますと隣家の瓦が太陽の陽を反射して輝いております。
航空機に乗り雲を上から眺めた時にも、雲が同じように白く輝いておりました。
「いらかの波と雲の波」といった唄が蘇って参ります。
この季節にぴったりの唄でございます。
この普通の街並みに鯉幟が高く泳いでいる情景に感銘を受けられ、
唄にされました方はどなたなのでしょうかね。
本当に素晴らしい感性の持ち主でございますよ。

今年もまた、ちまきや柏餅などが店頭を賑わすことでしょう。
御子様方には立派に御成長なされて、
社会の役に立ち、輝かしい未来に導いて下さるような、
素晴らしい御人格になって下さいますよう、
期待しております。


端午の節句

5月5日は端午の節句でございますね。

子供には強くて逞しくて暖かい父親が必要なんですが、
でもそんな御父様は少ないですね。
母子家庭でお育ちになられている御子様も少なくないように感じます。

御子様はね、
父親の安定感のある大きな後姿を見まして、
父親の力強い言動に触れまして、
父親の深く暖かな愛情に包まれまして、
大きな愛、強さ、逞しさを学んで行くものでございます。

休日にはキャッチボールやフィッシング等で父親と遊び、
家中では大黒柱のようにどっしりとあぐらをかいた父親に抱かれ、
何がありましても大丈夫、任せとけと笑っている父親を見まして、
安心感を覚え、尊敬し、目標とするものでございます。

ですが、
酒に酔い潰れ、愚痴を云い、母親の尻に轢かれ、
毎日せせこましく会社に出掛け、あれやこれやと思い悩み、
時には夫婦喧嘩をし、時には暴力を振い、態度だけは偉そうで、
そんな父親でしたら、御子様に取りましても良い影響はありませんでしょう。

どうか御父様方は、
大きくて暖かくて逞しくて力強くて、
御子様に取りましても安心し尊敬できる御人格を御目差し下さいますよう。
きっとその方が御家族の皆様もお幸せでございますでしょう。
母子家庭の御母様も理想の父親を見付けて下さいますように、
お願い申し上げます。


散文

ある雨の日、
朝7時頃からしこたま祝詞や御真言を唱えましてね、
バランダの戸を開けて外の景色を眺めておりました。
何だか別世界に引き込まれるようで新鮮でございましたよ。

幼稚園の時にも同じように雨の降る様子を眺めておりましたらね、
先生が、「雨がよく降るね。梅雨だからね。」
と教えて下さいました。
私が梅雨という言葉を覚えたのはその時でございました。

その時の先生ももうかなりの御歳なんでしょうね。

もうじき梅雨でございますね。
衣替えもしなくてはなりませんね。

また別の風の日には、
温かい蕎麦にキムチやらネギやらワカメやらを沢山入れまして、
ダシの利いた具沢山蕎麦を作りまして、
これもまたベランダの戸を開けて、
風に吹かれながら戴いておりました。

気持ちの良いものでございますよ。

丁度、北西に机を置いておりましてね、
いつもそこで何やかやと作業をしておりますが、
西向きのベランダに面しておりますので、
割と良い具合になっております。

ところで西北はね、一家の主の場所でございますからね。
一家の主は北西に構えているのが良いそうでございますよ。
逆に奥様が北西に陣取っておりましたら、
奥様の権力が強くなるようでございます。

菖蒲に空豆にえんどう豆、
茄子、トマトに瓜、ヘチマ、
田植え、紫陽花、カタツムリ、
と、これからの時季も豊かな恵みや美しいものが沢山ございますね。

昔の人でしたら、
蚊帳や簾や団扇、風鈴、ござに藤椅子、竹婦人
といったものの準備を始めている時季でございますね。
風流でございますね。

それに比べまして今の生活環境は、
本当に季節の移り変わりを感じなくなってしまいました。
おいたわしいことでございます。

6月は結婚式のシーズンでもございますね。
こんな唄がございました。


きんらんどんすの帯しめながら
花嫁御寮は何故泣くのだろ

文金島田の髪結いながら
花嫁御寮は何故泣くのだろ

姉さんごっこの花嫁人形は
赤い鹿の子の振袖着てる

泣けば鹿の子のたもとが切れる
涙で鹿の子の赤い紅にじむ

泣くに泣かれぬ花嫁人形は
赤い鹿の子の千代紙衣装


金襴緞子に文金高島田
高そうでございますね。


散文

もうじき梅雨に入ります。
私の周りでは、至る所で紫陽花が咲き乱れております。
あやめ(菖蒲)、蛍なども季節を感じさせる美しいものでございます。

「蛍の墓」は可哀想でしたね。
そういえば蛍が出てくるアニメで好きなのがもうひとつありました。
幼馴染の男女が蛍を見に行く約束を小さい頃にしていて、
でも離れ離れになりそうになる。
で、山奥の川に蛍を見に行って抱き締め合う。
タイトルは分からないのですが、感動する物語りでございました。

これから雨の日が続くと思いますが、
是非皆様、御身体にお気を付けてお過ごし下さい。


樹

ビンカ・マジョールという樹がございます。
風が吹きますと、もっさ もっさと揺れます。
この樹は朝日に照らされますと面白い色に輝きます。
赤緑の濃い色にも見えますし、見る方向によっては緑やこげ茶色にも見えます。
不思議な光景でございます。
散文

毎日ではありませんが朝は大体4時半に目覚めます。
公園に参りまして深呼吸をします。
なんかね、腐った豆を煮ているような悪臭がするんです。
近くに淀川が流れているからでしょうか?
琵琶湖からここまで流れて来る水は相当に汚れているのでしょうか?
近くに工場があるからなのかも知れません。
風向きによっては本当に息ができないんです。
まあ、良いんですが。

家に帰り仕事をしまして、
夕方になると疲れ果てます。
寝転んでおりますと開け放った窓から空が見える。
雲がね、ゆーっくりと流れて行くんです。
「なーんにも焦る必要はないよ。」
って仰って下さっているようで心が晴れ晴れとして参ります。

でもね、日によっては豆を煮る臭いがここまで流れてくる。(笑)

そういえばもうじき七夕ですね。

笹の葉さらさら
軒端(のきは)に揺れる
お星様キラキラ
金銀砂子(すなご)

五色の短冊
私が書いた
お星様キラキラ
空から見てる

晴れると良いですね。
七夕の夜は空を見上げて、ゆっくりと夏の風情を御楽しみ下さい。

京都ではそろそろ祇園祭りでございます。
優雅でしょうね。
来月は化野(あだしの)念仏寺の千灯供養がございますね。
所狭しと並ぶ沢山の石仏一体一体に蝋燭が灯っている情景は
一見の価値がございます。


散文

7月16日までお盆でございました。
少し高めの御酒を買って参りまして、ガラスのコップに並々と注ぎ、
三方に乗せまして、
お香を焚き、どっしりと腰を据えましてね、

神様、御先祖様どうぞ戴いて下さい。
悪さをせぬ魂の方もどうぞお寄り下さい。
とお願いします。

霊的な方とお話しするのに霊能力は必要ではないんですね。
もちろん有った方が便利でしょうが。
心というものが一番大切だと思いますよ。
こういったことをしたからと言ってどうなるというものでもありません。
神様や御先祖様に御挨拶して感謝申し上げているだけでございます。

別に無意味なことでも構いません。
私がやっていることはもしかすると殆どが無意味なことかも知れません。
でもやはり無意味なことなど何一つございませんよ。
現に私は多くの魂に守られておりますから。


残暑見舞

8月8日は立秋でございます。
暦の上では秋でございますね。

それにしても暑くなりました。
今日は汗をダラダラ流しながら洗濯と掃除を済ませまして、
入口の前に水を撒きました。
そうしますと何だか楽しくて嬉しい気分になるんですね。
不思議なことです。

朝起きまして、
「あぁ、今日もまたくそ面白くもない日が始まった。」
などと思いながら二日酔いの頭をボリボリとかきむしる。
私も数年前まではそんな日が続いておりましたが、
これはいけません。
御自身で幸せを逃しているようなものでございますよ。

朝は誰よりも早く起きまして一杯の冷たい水を飲む。
屋外に出て深呼吸をして、
部屋の窓を開け空気を入れ替えます。
そうしますと、次第に気合が入りまして、
よし、今日も頑張るぞといった感じになるわけでございます。

ダレておりますと暑さにやられます。
私の周りには食欲をなくしておられる方が多いです。
そんな年代なんでしょうね。


先日は隣町で花火大会がございました。
私の部屋の南向きの窓から、
建物の間に花火が見えました。
綺麗ですね。
神様は私のためにこんなに良い部屋を用意して下さった。
有り難いことでございます。


テレビではSARSの話題がすっかりなくなりました。
今年は海外に御旅行される方も多いのではないでしょうか。
南の島なんか良いですね。
マウイとかモルディブとか、沖永良部島とか、
ダイビングして、魚を採って、バーベキューして。
最高でしょうね。

水平線から大きなオレンジの朝日が昇りまして、
水平線に大きな真赤な夕日が沈みます。
皆様は覚えておられますでしょうか?
朝日や夕日が本当に大きく見えるんですよ。

御旅行なされる皆様、どうか御気を付けてお出かけ下さい。
御旅行なさらない皆様も、良い夏の思い出ができますように。


散文

今朝は南向きの窓から黄色の朝日が射しこみまして、
西側にお祀りしております七福神様の御顔を照らし出しておりました。
七福神様方が朝日をながめていらっしゃったんですね。
今日はね、良いことがございますよ。

昨夜は薄桃色の半月が出ておりました。
私の近くにはコスモスの花が咲き乱れております。

ある方から桃を賜りました。
「さえざえと水蜜桃の夜明けかな」
どなたかの俳句がございますが、
枝にたわわに実る桃が黄色と桃色の模様であったのを毎日眺めておりまして、
日が昇る直前の光景のようだと感じていたのでございましょう。
ある日桃の実が熟して全面真赤に熟れているのを見まして、
ああ、桃の実も夜明けを迎えたんだなあ、と考えたのでありましょう。
素晴らしい観察力でございますよ。
感受性を鍛え上げておりませんと、そこまでの俳句は読めませんね。

最近、隣の駐車場のノラ猫は
どこで覚えたのか、お腹が減りますと「ちょうだい、ちょうだい」と鳴くようになり
ました。
知能は低くても、
彼等は平均的な人間より優れた美しい心を持っています。

犬などは訓練で理性や知性を鍛え上げて、
盲導犬や警察犬、救助犬等、立派なお仕事をなさっておられるものもおります。
食事を与えて下さった方には精神誠意尽くし、愛を与えて下さいます。
知能があるから人間の方が偉いなんていうのはね、
本当に人間の勝手な思い上がりなんですね。


11月23日午前6:00

公園に行ってみる。
東の空が次第に黄色く色づき始める。
右斜め上には明けの明星が見える。
背後には綺麗な月が樹々の隙間から見える。
幻想的な風景である。

空高く西から東へ雁が隊列を組んで飛んで行く。
今年最期の雁かも知れない。
雀が集まってくる。
ぴーちく、ぱーちくなどと鳴いている。

手が冷たい。


11月28日午前6:30

東の空が厚い雲に覆われている。
日の出なのに西の空が桃色に染まっている。
景色がとても綺麗に見える。
土の上には大きなアンパンマンとアルファベット。
小さな男の子と若い母親なのだろう。

蔓草に紫色の小さな花が咲いていた。


11月29日午前6:30

雲ひとつ無い空。
東の空が強い茜色に染まる。
頭上やや南に三日月、左下方に明けの明星。

雀が毎日同じ時刻に公園のベンチにとまる。
雀のなる樹もある。 
冬枯れた紅葉のシルエットが美しい。
帰りに蜜柑の樹を発見した。 


クリスマス

クリスマスは皆様はどのようにお過しになられましたでしょうか?
赤く燃える暖炉の前で、
テーブルには七面鳥とケーキ、様々な豪華料理が並んでいて、
その傍らで大きなツリーがチカチカと電飾を光らせている。
窓の外には真っ白な雪・・・。BGMはもろびとこぞりて。
こんな感じなのでしょうか?

サンタクロースは存在しないと思われておられる方が多いです。
ニコラウス神父(聖ニコラウス−セント ニコラウス−)さんがサンタクロースのモ
デルになったのだとする説もありますが、
これだけ有名ですと天上界の神々も放っては置かないでしょう。
必ず誰かがサンタクロース役を買って出て下さり、幸せを届けて下さいます。
霊的な存在ですから目には見えませんが。


旬の食材

もうじき鰯や鱈、あんこう、などといった魚が獲れるようになって参りますね。
鰯のつみれ汁、あんこう鍋、鱈鍋が美味しい季節でございますからね。
もう少し寒くなって参りますと牡蠣や河豚、鰤の時季に入ります。
でもこの時季に獲れるものは全て鍋ものに最適な食材ばかりでございますね。
あ、大根も美味しい時季でございますから、鰤大根も良いですね。

熊や猪は今年は下界で農作物などを荒し、
人に危害を加えるようなこともありましたが、
それそろお腹一杯になって冬眠に入って下さいますでしょう。
一安心でございますね。
その代わりに秋田辺りではなまはげさんが暴れ回るようになります。
「なぐごはいねがー!」ってね。(笑)

お酒を熱燗にして、炬燵に入り、鍋を突つく、
私などには夢のまた夢でございますが、
今年もまたそんな季節が近付いております。


師走

師走でございます。
明方の冷え込みが骨身にしみる候となって参りました。
町はクリスマスムード一色に彩りされておりますね。

皆様、夜は暖かくしてお休み下さいますようにお願いします。
お風呂上りに暖房を入れまして、暖かい生姜湯なんてのも良いですね。
暖かくしておりますとリラックスできますし、深い睡眠が得られますからね。
ストレスも取れ易くなりますよ。
早く就寝しまして朝は日の出を拝みましょうね。(笑)
空気が冷えておりますと景色も綺麗ですからね。

一年もあと少しでございます。

生きていることが楽しくて、
一分一秒を惜しみなく有意義に生きようと、
時を追いかけてお過しになられました方には、
この一年は短く感じたはずでございます。

生きていることが苦しく逃げよう逃げようとして、
早く過ぎ去ってしまえと願い、無意味に時間をお過しになられました方には、
この一年は長く感じたはずでございます。

前者は愛される人でございますね。
後者は嫌われる人でございますね。
憎まれっ子世にはばかるの諺通りに嫌われながら愚痴を云いながら、
無意味に生きている人でございます。

今年もまた、私の周りでもいろんな出来事がございました。
神社で神様と遭遇なされました方、
霊能力を身に付けられました方、
美しい光の玉を間近に目撃なされました方、

本当に信心深い、神様や真理が好きで好きで仕方がないお優しい方々ばかりが、
そういったご体験をなされていらっしゃるようでございます。
神様に愛されていらっしゃるんでしょうね。
素晴らしいことでございますね。

私は今頃の季節になりますとね、
良く会社員だった頃のことを思い出します。
出張先の冬の桐生(群馬県)や宇都宮(栃木県)で
泊まる所がなくて寒空の下で振えていたり、
京都と奈良の境に京終(きょうばて)といった地名がありますが、
そこでも同じような経験をしました。
熱い缶コーヒーを懐に入れて暖まるのですが、
間違って冷たいコーヒーを買ってしまったり、
そんな辛いことも良い想い出として記憶に残っております。

皆様は今年はどのようなことがありましたでしょうか?
来年はどのような年にしようとお考えでしょうか?
何れにしましても、希望と喜びを持って新年をお迎え下さいますようにお願いします。