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【癒しの世界】
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【地蔵菩薩】

お地蔵様はね、神様方の中で一番慈悲深い神様でございます。
右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に宝珠(ほうじゅ)を持っておりまして、
この錫杖で地獄の囚人を救い上げるんですね。
そうしまして無言で先に立って歩いて下さる。
人の歩むべき道を教えて下さるんです。

地蔵和賛(じぞうわさん)という物語りがございます。
一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、
というフレーズで有名でございますが、

親を残して早死にした幼子が、
父母の居ぬ淋しさや例えようもない不安に慄きながら、
父母に会いたい余りに泣きじゃくりながら、
父母、兄弟の心の平穏と幸せを願いまして、
賽の河原で石を積む物語りでございます。

地獄の鬼が現れましてね、
子の生前の我侭を責め、親の不甲斐なさを責めまして、
折角積み上げました石を足蹴にして崩して行くんです。

そこにお地蔵様が現れまして、
地蔵様がその子の親代わりになり、救い上げるというお話でございます。

辛く悲しい物語りでございますが、お地蔵様の御登場に安堵しまして、
有り難さに涙がこぼれて参ります。
子供にもお優しくて、
本当に慈悲深い神様でございますね。

「帰命頂礼地蔵尊、これはこの世のことならず、死出の山路の裾野なる、
賽の河原の物語り、聞くにつけても哀れなり。」
「哀れなるかな幼子が、立ち回るにも拝むにも、ただ父恋し母恋し、恋し恋しと泣く声は、
この世の声とはこと変り、悲しさ哀れさ骨も身も、砕けて通るばかりなり。」

(親の声)
「残せし着物を見ては泣き、手遊び見ては思い出し、たっしゃな子供を見るにつけ、
なぜに我が子は死んだかと、嘆き悲しむ哀れさよ。」

「ひとつ積んでは父のため、ふたつ積んでは母様と、さま幼(いとけ)なる手を合わせ、
礼拝回向ぞしおらしや、みっつ積んでは故里の、兄弟が身と回向する。」

(鬼の声)
「やい、子供、汝等は何をする、娑婆と思いて甘えるか、
汝等の父母は供養はすれど、ただ明け暮れに嘆くばかり、
親の嘆きは汝等が苦患を受くる種となる。
汝等罪なく思うかや、母の母乳が出ないとき、お前は泣く泣く無理を云い」

「峰の嵐を吹くときは、父が呼びしと起き上がり、
水の流れを聞くときは、母が呼ぶかと馳せ下り、
辺りを見れども母もなし、父を呼べども父も来ず、母を呼べども母とても、
知らぬが死出の山路なり、この苦しみを如何にせん、
こけつ転びつ憧れて、会いたや見たや恋しやと、もだえ嘆くぞ哀れなり。」

(講談社 「仏像は生きている」 田口汎著 より一部抜粋)


そう云いましたら、田植地蔵などという昔話もございました。

父と幼い娘の二人暮しでございましたが、
御父様が病の床に臥せりまして田植ができない。
貧しさ故に田植ができなければ食べて行くこともできません。

信心深い娘様が地蔵様に拝みましたところ、
次の日には田に水が張られ、苗が植え付けられていたんですね。
娘様が慌ててお地蔵様のもとに掛けつけますとね、
お地蔵様の下半身が泥だらけになっていたそうでございます。

本当に、無言で先に立って歩いて下さる、慈悲深い神様でございます。
でもね、本当は地蔵様は慈悲を備えた閻魔様のもうひとつのお姿であったりします。

昨年、ある方から地蔵饅頭というものを戴きました。
蓋取り開いてみまいらすれば、
なんと沢山の御地蔵様がいらっしゃる。
饅頭ひとつひとつにお地蔵様のお姿が浮び上がっているんですね。
ありがたやありがたや。
そんなことを呟きながらムシャムシャと食べちゃいましたけどね。

先日、その箱に印刷されておりましたお地蔵様を木に彫りまして版画を作らせて戴きました。
黄色いスタンプインクがございましたので、紫色の紙に写し取りまして、
拝ませて戴いております。
(ですから、左手の宝珠は実は饅頭かも知れません。)

本当に稚拙なものなんですが、
どなたか欲しいと仰られます方、いらっしゃいますでしょうか?
返信用の封筒を送って下さいましたら送らせて戴きますよ。
ガッカリなされるかもしれませんが。。。


【児童虐待】

最近、虐待で子供が死亡する事件が増えております。
本当に辛く悲しいことでございますね。
お地蔵様もきっとお心を痛めておられることと思います。

虐待しなければならない程に憎らしい子供でしたら、
親権を放棄して下さった方が、
その子や社会に取りましてもどれだけ迷惑を掛けずに済むか知れません。
そんな方は是非、保険所や児童相談所に御相談下さい。

御子様もね、
勇気をお持ち下さいまして、
教師や警察、周りの人に助けを求めて下さい。
周りの方も命を掛けてでもその御子様の命は守って差し上げて下さいませ。
もちろん私もその覚悟でございますよ。


【地獄】

先日は夢の中で地獄の一つを見て参りました。
ここはね、喫茶店とか遊園地があって一見楽しそうな場所でございました。

何人もの若い人達が集まって参りましてね、
遊園地に誘うんです。
誘われるままにゴンドラに乗りまして、
そのゴンドラが落下するんですね。
ごぼごぼごぼと水の中に落ちちゃうんです。

余り楽しくもない、ただほんの少しスリルを味わうだけの遊びでございます。
それをね、何度も何度も繰り返し飽きることなく続けるんですね。
全身がかぶれているような人やずっと眠り続けている人もおりました。

いい加減うんざりしましてね、別れましてそこを離れました。
少し休もうと喫茶店に入りまして、
でも、そこにまた彼らが待っているんです。
手を引っ張り、また遊びに連れて行こうとするんですね。

無理矢理そこを離れまして駅のような所に向かいますと、
誰かが待っていて、後ろからも誰かが追いかけて来るんです。
誰も逃さないぞって感じですね。

結局、彼等はこの世界から出られないことを悟っているんですね。
この世界から逃げられませんから、
無限に、永遠に、同じことを繰り返しているわけです。
新しいメンバーは決して逃さず仲間を増やそうとしているんです。

ここは地獄の中でもほんの初級の保育園レベルの地獄ですね。
自己中心の者ばかりが集まって造ってしまった地獄でございます。
なんだか争いや中傷ばかりしているどこかのサイトと雰囲気が似ております。

少しだけ真理に気付くことができましたら、
少しでも反省することに気付きましたら、
すぐにでも天に登れる場所なんですが、
御自身のことばかり考えていらっしゃる間は無限に同じことを繰り返すんでしょうね。

地獄はね、神様が御造りになられたものではなく、
罪のある亡者が集まって地の下に造ってしまった世界でございますね。
もっと深い場所の一部の地獄は閻魔様が入って管理しておられるんですが。

最近は恋愛にしましても、
御自身を相手に合わせるのではなく、
御自身に相手を合わさせようとする人が多いですね。
これは愛でもなんでもありませんよね。
愛を与えずに愛を求める。
自己中心であり、強引なものはまぎれもなくこの地獄と波長の合った意識でございます。

霊道というものがございます。
大きいものは天上界の幽界から、地底の幾つもの地獄にまで繋がっております。
丁度、大きな木と同じような構造になっておりますね。
根っこが地獄に繋がっておりますから、
魂の重みで落っこちちゃいますと地獄に直通でございます。
枝葉は現世のあちらこちらに繋がっておりますね。
どこに行ってしまうかは御心掛け次第でございます。

お気を付け下さいませ。

有り難いことに私の周りには神様の存在を確信して下さっておられる方が
沢山いらっしゃいます。
本当にお幸せな方々でございます。
勿論、そういったことはこの科学の時代にはそぐわないものだと
否定し切っていらっしゃる方も、
何となく信じておられて、
私と会って信じられなくなってしまった方もいらっしゃいます。(笑)

神様はね、忘れないでって仰られているんですよ。
それは神様の御意志に逆らって生きておられる方が如何に多いかを示しております。

一度神様の存在を確信するような出来事に遭遇しましたら、
否定する方が難しくなりますでしょう。

逆に低い意識と同調し続け、神の存在を否定し
或いはそれに等しい行為を続けていらっしゃる方は、
何も気付くことはありませんでしょうし、
神を目の当たりにすることもございませんでしょうね。

価値観の合わない者は悪口を云い、
悪友と愚痴を云い合い、嘲り合い、けなし合う。
そういった場に出入りしているだけでも同じでございますよ。
視野が本当に狭くなってしまうようでございます。
なんと悲しいことかと思います。

地獄の意識とおぼしき場所には近付かぬことでございます。
宜しくお願い申し上げます。


【阿弥陀如来】

阿弥陀様のことをお話しさせて戴きますね。

お釈迦様が法を説いておられます時に、
御弟子様の中にサーリプットラさんとアーナンダさんという御名前の方がいらっしゃいました。
サーリプットラさんは知恵に優れ、またアーナンダさんは理解力に優れておりました。

お釈迦様がこの二人を呼びまして、こう仰られました。
「アーナンダよ、あなたはすぐに私を頼るが、私が死んだら一体どうするつもりなんだね。
大自然に存在する法(真理)、万人の心の中に存在する法、
あなたがたはこれを燈明にして生きていかなければならない。
サーリプットラよ、この法はすなわちアミタ(知恵と慈悲)であるぞ。
この法は永遠に輝き、宇宙の遥か彼方まで照らし出すものです。」
とね。

さて御釈迦様が御入滅なされまして、
御弟子様方はこのアミタを永遠に忘れないためにそれを仏の姿に彫り上げまして、
アミタの象徴としておりました。
これがその阿弥陀様なんですね。


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