メールマガジン【癒しの世界】をご購読下さり有難うございます。 このメールが第７１号となります。 毎月１，２回？の非定期発行です。 末永くご購読下さいますよう宜しくお願い申し上げます。 登録・解除のＵＲＬは最下部にございます。 【癒しの世界】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【想念のくもり】 以前に何度も、 想念がくもりますと心が見通せなくなるといったお話をさせて戴きました。 では、想念のくもりって一体どのようなことなんでしょうか？ 虐待や暴行、いじめ、辛い別れ等を御経験なされました方はね、 その記憶を処理することが非常に難しいものでございます。 心の中から記憶と共に繰り返し現れて参ります耐えがたい感情、 強い悲しみや憎しみ、怒り、 そういった感情は精神をも正常では居させなくなる程の苦しいものでございます。 頭を抱えて、もう忘れさせて欲しいと願い、心底疲れ切り、 精神科のクリニックに駆け込みましてね、 精神安定剤や抗鬱剤などを処方されるんですね。 人によりましては、 恨みを晴らそうと行動をおこしてしまったり、 再び記憶が現れないように、 心を堅い殻で覆ってしまったりする人もいらっしゃるようでございます。 こういった心に記憶されてしまいました悲しみや憎しみ、怒りの感情、 また、心を覆ってしまいました堅い殻がね、 想念のくもりや障害物になるんですね。 想念のくもりが余りにも厚いですとね、人は心が見通せませんからね、 素直じゃなくなりまして、頑固になって行くんですね。 ですからね、頑固おやじもね、 沢山の辛いことを御経験なされまして心が見通せなくなってしまった、 可哀想な人なのかも知れませんね。 素直になって正しく考えること、八正道、 こだわりを持たない、執着しない、心から慈悲の気持ちで許すこと、 お釈迦様の教えの中に全て説かれているんですね。 【夫婦喧嘩】 御家庭では、 奥様のお作りになられました料理に御主人がソースを掛けて食べる。 夫婦喧嘩の最もポピュラーな原因の一つでございますね。（爆） 奥様がね、なんで味も見ずにソースを掛けるの？ なんて怒り出すんですね。 でもね、お互いにね、お互いの立場に立って考えてみますとね、 本当に馬鹿らしいことで喧嘩をしてたんだなって分かります。 奥様はね、きっと ソースを掛けるなんて、この料理はこの人の口には合わないのかしら？ 美味しくないのかしら？ 折角、心を込めて作ったのに、もっと美味しく食べて欲しいもんだわ！ この料理だって、作るのに３時間以上も掛かっているんだから！ プンプン！！ なんてね、感じてしまうんですね。 御主人はね、美味しくないわけではなくてね、 （美味しくなければ食べないと思いますね。） きっとね、 このソースと辛子の組み合わせが一番美味しく感じるんだよな。 妻の料理も美味しいけど、自分なりの最高の食べ方で食べたいもんな。 そうすると、料理も豪華に見えて贅沢を感じられるんだよな。 ビールにこの食べ方は本当に最高なんだよな。 おっ、旨い旨い、いつもながら舌がとろけて頬っぺたが落ちそうになるよな。 って考えていらっしゃるんです。 ですからね、 御主人様はね、奥様のことを少しは気遣って差し上げ、 感謝して何もかけずに美味しく戴く、 或いは味見をした後に、ご自身の最高の食べ方をする程度の 気遣いをして下さいましたらと思います。 奥様もね、多少のことで御機嫌を損ねず、 御主人の自由な食べ方に任せて下さいましてね、 楽しく食事を戴く、 こういったことが大切ではないかと思うんです。 最も、お互いの立場に立ち、お互いのことを理解して差し上げましたらね、 喧嘩なんて馬鹿らしくてできなくなるんじゃないかと思うんです。 女心だとかね、男の気持ちだとかね、 本当にナンセンスなことだと思いますよ。 互いに理解させようとする前に、お互いのことを理解して差し上げるんです。 そういった努力こそがね、幸せになる一番の秘訣だと思います。 喧嘩ばかりしておりますと早死にしますからね。 ノルアドレナリンって猛毒なんですから。 【古代の地球】 地球ができまして、まだ間もない頃、 地球の表面温度は数千度あったそうでございます。 マグマは地表に勢い良く噴き出し、その塵が雲になりまして、 太陽の光も地表に届かない、空からは塩酸の雨が降り注ぐ、 そんなとんでもない惑星、それが地球でございました。 やがて塩酸の雨は地表を冷やし、窪地に塩酸が溜りまして、 塩酸の海が生まれたようでございます。 強酸性の塩酸の海、 そこに強アルカリ性の水酸化ナトリウムが岩盤から溶けだし、 塩酸（ＨＣｌ）と水酸化ナトリウム（ＮａＯＨ）が反応しまして、 塩（NaCl）、水（H2O）といった中性の海にと、 次第に調和されていったようでございます。 調和されましたからこそ、 ゾウリムシやアオミドロなどの単細胞生物が発生しまして、 地球の酸素量も増え、 様々な高度な生物へと進化して行ったんですね。 さて、次は人の心でございますね。 人の心もね、 調和しまして始めて素晴らしいものを生み出すことができるんです。 進化・発展することができるんです。 今、地球環境は調和が次第に崩れている有り様でございます。 旧約聖書で、神様がアダムとイヴに食べることを禁じた木の実、 神様はね、 「これを食べると、人間はたぶん死ぬ。」 と仰られたそうでございます。 その木の実こそが文明という名の木の実ではなかったのでしょうか？ 心が調和された神様が食べましても何ともないのですが、 心が調和されていない人間が食べますと、恐らく人類は滅亡してしまうんです。 アトランティス大陸もムー大陸も、 人の心の不調和がその崩壊の原因であったようでございます。 人の心が調和される方が早いか、 人類が滅亡してしまう方が早いか、 まさに、今はもうその段階に来ているんだと思いますよ。 【即身成仏と即心成仏】 仏教の世界では、修行を積まれましたお坊様が土の中に入りまして、 命果てるまで経文を読み続けその身のまま仏になろうとする、 そのような成仏法があるようでございますね。 これが即身成仏でございます。 全く、愚かなことだと思います。 仏教には六波羅蜜という六つの修行法がございます。 １．布施行 慈悲の心で人の不足しているものを施す。 ２．持戒行 戒めを守り、神の理に叶った正しい生活を守り抜く。 ３．忍辱行 困難や苦難に動じず平静な心を保つ。 ４．精進行 善を行い、より高い真理を求め努力を積み重ねる。 ５．静慮行 雑念にとらわれず、精神を集中させ統一した考えを養う。 ６．智慧行 悟りを得るための智慧を磨く 難しいものでございますね。 自身を律し、我欲を捨て、自己保身の気持ちを捨て、 毎日の反省と軌道の修正を怠らず、心を調和させる、 そのためのモノサシのようなものでございますね。 これこそが真に仏に至る即心成仏の方法なのではありませんでしょうか。 【八百屋お七】 八百屋お七と云いますと、 恋しい人に逢いたい余りに江戸に火をつけて火あぶりの刑に処せられました、 １６歳の女性でございます。 ひのえうま年の生まれだそうで、 それ以降ひのえうま年生まれの女性は男を食い殺すとか噂されております。 全く、とんでもない迷信でございますね。 東京は大田区の蜜厳院という所には一夜地蔵というお地蔵様がいらっしゃいましてね、 八百屋お七の魂が入っておりまして、恋の願いを叶えて下さるそうでございますよ。 どこか八百屋お七に似ているのだそうでございます。 江戸時代、このお地蔵様の開眼供養が行われました時にね、 晴れていた空が一転嵐に変わりましてね、 嵐で行き倒れになった若い男がこの蜜厳院に担ぎ込まれたそうでございます。 この男がね、八百屋お七が恋した男だったそうでございますよ。 ＊このメールマガジンは宗教や精神世界系団体とは一切関係ございません。＊ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ご意見・ご感想を戴けると何よりでございます。 皆様からの原稿も賜ります。（当ＭＭに相応しいものに限ります。） aar96280@par.odn.ne.jp バックナンバー http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000086176 皆様のご健康とお幸せを心より願っております。 ホームページ http://www.gofuya.com/bluetea.htm ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このメールマガジンは 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ (ID:0000086176) 『melma!』 http://www.melma.com/ (ID:m00058047) を利用して発行 させて戴いております。 登録・解除は http://izmnj.at.infoseek.co.jp/mm.htm からお願いします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~