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【癒しの世界】
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【暮れの秋】

秋も深まって参りまして、吹く風も身に寒く感じられますこの頃でございます。
人恋しくなると申しましょうか、暖かいものが食べたくなる暮れの秋。
あと20日で立冬でございますものね。
こんな季節には、命の暖かさ、命の有り難さを身に染みて感じますね。

柿の暖かな色、蜜柑のオレンジ、
実りの色は本当に太陽の暖かさをそのまま写し取ったような色合いでございます。
それに加えまして、
針葉樹の緑にも暖かみや有り難さを感じてしまいますね。

私の家はフローリングでございます。
フローリングと云いましても、
ただ木目調のシートがコンクリートの上に貼られているだけなんですが、
私、思うんですね。
もし、ここに暖色系の絨毯が敷かれておりましたら、
それひとつでどんなに心が暖かくなるだろうか、ってね。
どんなに荒んだ冷たい心の持ち主でもね、
きっと、暖色系に心癒され、少しは心が暖かくなって下さると思うんです。

でもね、実際に暖色系の絨毯の上でお過しになられていらっしゃる方にはね、
分からないだろうなって思いますね。
暖色系の絨毯がないからこそ、その有り難さが分かるんだと思うんです。
木目調のフローリングのシートだから有り難さが分かるんですね。
地獄の中で人の慈悲、優しさ、暖かさがどれだけ有り難いか、
地獄で苦しんでいるからこそ身に染みて感じられるものでございます。

故里は遠きにありて思うもの、でございますよね。
(いえ、暖色系の絨毯のように暖かい心を持ちなさいなんて、
そんな野暮なことは申しませんよ。笑)

静岡県には砂丘がありましたね。
中田島砂丘って云うのでしょうか、私も何度か訪れたことがございますが、
緑がかった淡いブルーの海に白い波がサーッと打ち寄せる。
何メートルも寄せて来るんです。
松の並木がありましてね。
実際に訪れてみますとそれ程でもないのですが、
心の中で想う景色は本当に綺麗なものでございます。


【脳機能】

話しは変りますが、
私が高校生の頃ね、一人のとてもやんちゃな悪ガキが一人おりましてね、
変に改造したジャケットに変なズボンといった井出達でね、
教師に暴力を振い、タバコが見付かって退学しましたが、
私は当時この人に「天皇」というあだ名で呼ばれておりました。(爆)

彼がその後どのような人生を歩んでいらっしゃったのか、
それを知る術はありませんが、
余程心を入れ替えて努力しませんと、
恐らく誰も救っては下さらないだろうなって感じておりました。
暴力団に入って、悪ガキの才能を活かした仕事をする、
そんな道しか残されていないのではないかってね、
本当に、それしか進む道がないように感じておりました。

でもね、今思い起こしますとね、
彼の心の中には孤独が渦巻いていたんですね。
寂しさが心を埋め尽くしていたんです。
何故かって云いますとね、
彼は悪ガキのくせに、仲間を本当に大切にするんです。
ちゃんと仲間に対しては愛情や思い遣りの気持ちを持っていらっしゃるんです。

恐らくね御両親が御商売をなさっておられて全くかまって下さらなかった、
暖かな御家庭というものを経験して来なかった、
そんな環境に育ったことが原因であったように思います。

人として、この世に使命を持って生を受けましてね、
それでも様々な環境、障害で心を閉ざしてしまう、間違った道に進んでしまう。
それは本当に悲しいことでございます。
本人でさえもなかなか考え方や条件反射は訂正し難いものでございます。

もうずっと以前になりますが、
脳の中には神性を有する大脳皮質と、動物的本能を有する旧脳がある
なんてことをね、知ったかぶりしてお話しさせて戴いたことがございます。

大脳には知性と理性が含まれておりましたよね。
知性は愛、理性は慈悲に代表されますものでございましたよね。
旧脳には欲と闘争本能が埋め込まれておりましたよね。

ですからね、人の脳の中には大きく分けまして
愛と慈悲、本能の3つの機能があるんです。
愛と慈悲を尊重した生き方をしますと神に近付くことができ、
また本能を尊重した生き方をしますと畜生に近付いてしまうんです。

子を産み育てるにしましてもね、
愛が少なく慈悲が多い人は子供を甘やかしてしまいます。
愛が少なく本能が多い人は子を放ったらかしにして浮気してしまいますでしょう。
慈悲が少なく愛が多い人は子供に対して厳しくなりますね。
慈悲が少なく本能が多い人は子供に執着して子をマザコンにしてしまいます。
本能が少なく愛が多い人は楽しく前向きに、
自己犠牲の精神で立派な御子様をお育てになられますね。
本能が少なく慈悲が多い人は子煩悩で子の面倒を見ることが
生き甲斐になりますでしょう。

深く考えましたら誰でも分かることでございます。
誰も苦しむことのない真の愛と真心と思い遣りに包まれた光溢れる御家庭を
お持ち下さいましてね、
皆が幸せに、豊かに、健康的に、明るくお過し下さいましたらと思うんです。


【人間関係】

社会でも同じでございますね。
光溢れる社会、それはまさしく光溢れる御家庭が基本となるものでございます。

人と人とが縁有って出逢いましてね、
憎しみ、恨み、怒りが生まれる。
逢った瞬間からね、
あ、この人は嫌だな、合いそうにないな、嫌なタイプだな、
フィーリングが合わないな、ってね、

違うんです。
そうじゃないんです。
好き嫌いだけを判断のモノサシにしていてはいけないんです。
勿論、表情には心の状態も現れるものでございますが、
魂の衣だけを見て好きだとか、嫌いだとか、
そうじゃないんです。
外見的なもの、その人の行い、その人の性格が嫌いでもね、
魂の奥深くでは誰もが必ず愛し合っているんです。
深い、深いところで繋がり合っているんです。

あなたが好きです、あなたが好きです、あなたが好きです、
心と心、魂と魂、永遠に繋がれ、
この愛よ永遠に輝け、
ってね、唱えて見るんです。
嫌いな人でも好きになっちゃいますから。(笑)

中にはね、冷たい人や威張っているような人でね、
絶対に仲良くなんかしてやるもんか、って思ってしまう人もおりますでしょう。

威張り腐る人は皆が嫌いですね。
不誠実な人も皆が嫌いです。

見下すような態度でね、或いは例えそうでありませんでも、
叱りつけられれば、誰でも反抗したくなるものでございます。
自信を失ってしまったり、落ち込んでしまったりするものでございます。
口惜しさで一杯になり、自分の方が正しいんだゾ、って思ってしまいます。

私もそうなんですが、悪い癖ですね。
間違った条件反射でございます。

中には世渡り上手と云いますか、
威張る人にゴマをすり、従順な人は見下してしまう、
そんな人もいらっしゃるかも知れませんが、

違うんですって。
相手の態度で感情を乱してしまってはいけないんです。
客観的にものごとを見て、正しい考え方には学ばなくてはなりませんし、
どんなに偉い神様にだって、間違ったことを云っているようですと、訂正して
それを教えて差し上げなくてはならないんです。

私達は皆、天使なんですから。
正しい道を歩もうとしております以上は神も人も平等なんですから。
神も人も皆、修行しているんですから。

単純な話しでね、
皆が幸せで仲が良くって、
何か良いことがある度に「よかったね」ってね、
神も人も区別なく楽しく話し合うことができましたら嬉しいじゃないですか。

逆に人を馬鹿にして見下したり、
憎しみ合い、死んでしまえなんて考えておりますと、
心も暗く、重く、臭い、真っ黒くろすけになってしまうんです。
心に何かが詰まっているような、
風が吹き荒んでいるような状態になりましてね、
視野が狭まり、病気にもなってしまうんです。

嫌ですよね。

皆で仲良くして、一緒に心の段階を上げて参りましたらね、
視野が開け多くのことが分かってくるようになるんだと思いますよ。
社会もきっと良くなって来るんだと思います。


【親孝行】

犯罪を犯す若者が本当に多い世の中でございます。
親に不満を持ち、学校に不満を持ち、社会に不満を持ち、
その不満を犯罪という形で爆発させてしまう。

でもね、
親には親の在り方、
子には子の在り方、
人にはそれぞれその人の正しい在り方があるものでございます。
感情的にならずにね、
できるだけ話し合いで困難を打開する正しい努力の仕方を身に付ける
客観的な視線でね、感謝できることを探し、感謝する、
その恩に報いる、
そういったことが本当に大切だと思うんです。

その感謝して恩に報いる一つの例としてね、
親孝行とはどういったものかを少し考えて見ました。

世の中には、色恋にうつつを抜かして我が子を虐待するような親もおりますが、
殆どの親は子を愛し、子の幸せを願うものでございます。
特に母親でありましたら尚更でございますね。
自分の腹を痛めて産んだ子でございます。
しっかりと学び、安定した良い職に就き、
手に職を付けて幸せになって欲しいと願うものでございます。

夜遅くまで外で遊んでいるような、
最近の不良じみた若者のようには絶対になって欲しくない、
外に出しても恥ずかしくないような立派な人間になるまで、
心を成長させ、社会に恥じない立派な人間になってから、
安定した良い会社に就職して欲しい。
それまでは自分が責任を持って育て、護らなければいけない。
と、そう思っていらっしゃるのではありませんでしょうか。

その期待にはね、応えて差し上げなければいけませんね。
ですからね、
御子様は信頼に値する行為、発言を心掛ける、
もう大丈夫だと安心させて差し上げる、
そういった努力が大切なんだと思います。

就職でもね、
自分の力で御父様、御母様に楽をさせてあげたいし、
将来何があっても不自由な思いをして欲しくない、
社会に出て思いっきり働いてみたいし、
手に職を付け、少しでも社会の役に立ってみたい、
社会の中で大きな視野を身に付け、様々なことを学び、
自分の力で将来を決め、道を切り開き、自分の力で生き抜いてみたい。
ってね、それだけの信念を持って御両親を安心させて差し上げる、
そうして社会に出てそれを実践する。

一番の親孝行だって思いますね。
まあ、そこまでの正しい考え方が身に付いておりましたら、
犯罪を犯すことも絶対にありませんでしょうけどね。


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