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【癒しの世界】
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【御挨拶】

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もまた、世界中の仲間達と共に新しい年を迎えさせて戴くことができました。

ひとえに皆様のご厚情あっての賜物でございます。
有り難うございます。
心より御礼申し上げます。

この世界はとても美しいものでございます。
ですから、あちらの世界に戻りましても、またこの世界に生まれたくなるんですね。
朝日や夕日は然ることながら、
大自然の営み、人の真心、風の音、波のざわめき、森の緑、葉摺れの音、
星のきらめき、山のどよめき、海の轟き、地鳴り、命の暖かさ、
本当に素晴らしいものでございますね。
そこから神の偉大さを理解できないとしましたら、何と残念なことかと思います。

ですから、私達はあちらの世界でまた生まれて来ることを願うのでしょうね。
前世が辛いものであったために不安な方もおりますでしょう。
そうしましたらね、どなたかが、
「今度は私が守護霊になって護ってあげるから、頑張って行って来なさいよ。」
ってね、励まして下さるんです。
或いは親子になる約束をなされます方もいらっしゃいますでしょう。
伴侶になる約束を交わされます方もいらっしゃいますでしょう。

この世界はね、
辛い世界だからこそ人と人との繋がりを実感として感じることができるんです。
愛し合い助け合うこともできるんです。
大きな幸せを感じることもできるんです。

霊の世界では互いに思い遣る奉仕の愛、神の愛はありましても、
人間的な愛というものはありませんからね、
この世界での、人間として、男として、女として人を好きになり人を愛する、
そんな中で修行できるということはね、
とても素晴らしい、魅力的なことなのではないかと思います。

希望に胸をふくらませて、ワクワクしながらまた生まれて参りましたこの世界でね、
ですから私達は思う存分、力一杯に自然を満喫し、何事にも挫けることなく、
元気に楽しく生き抜こうではありませんか。


【一年の計】

あるご家庭では御両親がとても厳しい人でね、
御子様にいつも、
「生きて行くのはとても大変なことなんだから、
今のうちにもっとしっかり勉強しておかなくてはいけません。」
と厳しく躾ていらっしゃった。

御子様はね、
生きて行くのはとても大変なこと、辛いこと、厳しいこと、
その言葉が心に深く刻み込まれてしまいましてね、
精神が萎縮しちゃったんです。

何をするにも人の顔色を覗い、
始めて経験することには必ず恐れおののき、
落ち着きが無く、集中力に欠け、無気力、無関心、無感動で、
少しつまづいただけで人生が終わってしまったように感じて嘆き悲しむんですね。

でもね、そうではないんです。

生きて行くことは勿論辛いこともありますが、
楽しいこと、嬉しいことも沢山あるんですね。
だからこそ人生は遣り甲斐のある素晴らしいものなんです。

一つの考え方に執着してしまいますから、
人生が辛く厳しいものになってしまうんです。
歩む道は四方八方、縦横無尽に無限に広がっておりますよ。

辛い辛いと考えておりますと益々人生が辛いものになってしまいます。
勇気と希望を持って、ワクワクしながら進んで行けば良いんです。
自ら幸せであることを感じ取り、その幸せに感謝して幸せの中に飛び込んで行く、
そうしまして、自らの手で幸せを掴み取る、
その姿勢がありましたら、人生は何も恐れるものではないんです。
薔薇色の人生が歩めるんです。

毎日が新しい人生の始まりでございます。
お正月はまた、人生の大きな区切りでもございます。
今年、皆様はどのような道をご選択なされますでしょうか?


【福笑い】

年末には笑い講というものがニュースで紹介されておりました。
楽しくて笑う。
楽しくなくても笑う。
何がなんでも笑う。
そうしましてね、その笑いを神様に奉納することによりまして、
また、今年一年が笑いで満たされるというものでございます。

芸人でいらっしゃいます濱口優さんの芸の一つにも笑う男というものがございます。
どこからでも笑いの種を見付けて参りましてね、
笑うんです。
最初は含み笑いでね、
次第に耐えられなくなり笑いがどんどんエスカレートして行くんですね。
それを見ている人もね、つられて楽しくなり笑ってしまうんです。
あれはね、笑わないでいる方が難しいですよ。

どんなに悲観に暮れているような人でもね、
笑っておりますと必ず楽しくなって参ります。
その笑いが福を招くんですよ。
お顔もね福顔になって来るんです。

福笑いはそういった昔の人の知恵が生かされた、
笑うことを忘れない為の神事でございますね。


【初夢】

昨年は般若波羅蜜多とはどういったものかといったことを
少し書かせて戴きましたが、
般若波羅蜜多は深層心理の下に眠っている知恵の宝庫でございましたね。

魂の中にはね、
浅いところから見ますと、現世の記憶、過去世の記憶、
さらにその下には高次元の意識(宇宙・大自然の真理)が眠っております。

お釈迦様のように反省を重ね心を浄化させ、研ぎ澄ましましてね、
高次元の意識まで自在に紐解けるようになりますと、
如来様ということになりますね。
高次元の意識の中には宇宙が始まって以来の過去の出来事の一切が、
ビデオテープのように漏らされることなく記録されているようでございます。

身体を脱ぎ捨て、この世界を離れてあちらの世界に参りましてね、
調和の取れた環境で、調和の取れた生活を続けて暫くしますと、
過去世の記憶までは蘇るようでございますね。

私達が寝ております時に私達の魂が身体を離れることは、
実は良くあることのようでございまして、
脳の活動とは異なりますので記憶には殆ど残らないのですが、
何やら楽しい夢を見ていたぞ、って感じます時は、
魂が何処かへ遊びに行っていたんですね。

綺麗な景色や、どこかへ出かけていたような記憶が残っていることもありますが、
脳が見させている夢の方が多いですから、判断は難しいですね。

魂は、時には地球の各地へ、時には霊格に応じたあちらの世界へ行きましてね、
様々な人と、時には神様や御先祖様と話をして帰ってくるんですね。
その魂の脳に代わるものがね、般若波羅蜜多なんです。
ちなみに、
摩可般若波羅蜜多心経は摩可(偉大な)、般若波羅蜜多の眠る心の教え、
ということになるんですね。
勿論、睡眠時に魂が遊離している状態だからといって、
過去世の記憶が蘇っているわけではありません。
ビデオテープやDVDに録音されているように
正確に記録されております魂の一番浅い部分の現世の記憶だけ、
魂の意思で取り出すことができるんですね。

身体と魂は霊子線というもので繋がっておりましてね、
身体に何か問題が発生しましたら、すぐにまた戻れるようになっております。
でも、身体に戻りますと、
悲しいことに脳が邪魔になって魂の記憶は殆ど見れなくなってしまうんですね。

でも調和した生活を心掛け、穏やかで丸く豊かな心を心掛けておりますとね、
時には般若波羅蜜多の記憶の断片が
閃きのように溢れ出して来ることがございますよ。

初夢に、神様にお会いしに行く夢が見れましたら素晴らしいですね。
宝船に乗せてもらう夢なんかも良いですね。
皆様の初夢が素晴らしいものでありますように。


【正月の由来】

若水を汲み神様や御先祖様に御供えし、その水で供えもののおさがりを煮る、
これが雑煮ですね。
そうして、その雑煮を戴くことにより神様のお力を戴くんです。
これを恩頼(みたまのふゆ)と申します。
”ふゆ”は”殖ゆ”のことですね。
力が殖え、命が殖え、健康になり、長生きすることができるんです。

大掃除を済ませ、清められたことを神様に示すために注連飾りを飾り、
歳神様(歳徳神様)をお迎えします。
三箇日は家族揃って家に篭りお迎えするんですね。
そうすることによりまして豊かな実りある幸せな一年が約束されるんです。

三箇日を過ぎまして、歳徳神様のいらっしゃる方角の神社にお参りする、
これが恵方参りですね。

また、年始めには朝日を始め、様々な自然のものに強い霊力が宿っている、
そう信じられておりました。
初日の出を拝むことにより強い霊力を戴く、恩頼を願うわけですね。
年始めの強い霊力のことは歳魂(としだま)と呼ばれておりました。
これがお年玉でございます。
歳暮は目下の人から目上の人へ、
お年玉は目上の人から目下の人へ、
人間関係を良くする先人の知恵でもございますね。


【心の尊厳】

街でね、時折に瞳をきらきらと輝かせた若者に出会うことがございます。
まだ、心の中に生きている喜びが詰まっているんでしょうね。

それがね、年齢を重ねるに従いまして、失望が増え、愚痴が増え、
瞳がどんどん濁って行くんですね。
笑うことも減って参りますから、
頬の筋肉が痩せこけて次第にだらしのない顔になって行くんです。
年中、口を尖らせておりますから、
頬下から顎にかけての筋肉が不満顔のまま固くなってしまうんです。
本当に残念なことでございますね。

毎年、私は数十人の方にね、
「生きるということは、本当は素晴らしいことなんですよ。」とかね、
「満足して、感謝しておりますとね、心が浄化されるんです。」とか、
アドバイスさせて戴いておりますが、
果たしてどの程度の方がその言葉を心から理解して納得して、
人生に活用して下さっているのか。

誰もが生まれた時には希望と喜びでわくわくして瞳を輝かせていたんです。
小中学校くらいまではね、
荒削りでも本当に魅力のある、素晴らしい魂だったんですね。

それがね、
厳しい人生だったのでございましょう。
心を鎖に繋ぎ、牢獄に閉じ込めて、
習慣や世間体、お金や不完全な身体の奴隷にしてしまっているんです。
でもね、それは間違っているんです。
心はなにものにも侵略することのできないご自身の王国でございます。
心を大切にして牢や鎖を解き放ち、
もっともっと強く自由に生きるべきだと思うんです。

権利や自由を奪おうとするもの、迫害するもの、財産を奪おうとするもの、
そういった悪人や、ご自身の弱さに負けてしまってはいけないんです。
私達にはできるはずなんです。
だってね、皆、神様の子供なんですから。


【ありきたりな話し】

本当に、ありきたりな話しで恐縮なんですが、
先日、このような質問を賜わりました。
「光を放つにはどうすれば良いのでしょうか?」
ってね。

自分のことだけしか考えていない人は弱いものでございます。
お優しいお気持ちで人のことを考え、優しく接して差し上げる、
護って差し上げる、教え導いて差し上げる。
そうしますとね、強くなれるんです。
御子様のいらっしゃいます御母様方が強いのはそういった理由なんですね。

護らなければいけない、安心させて差し上げなくてはいけない、
その一念で様々な敵に立ち向かう、
近寄らせないように全身を力ませて睨み付ける、
そしてまた、護るべき存在に対しては大きな愛で包んで差し上げる。
それがね、強い光となって放出されるのだと思います。

勿論、御父様方もね、
「俺にまかせとけ、俺が護ってやる、大丈夫だ心配するな。」
と、その優しくも逞しい強さは本当に家族の心を安心させて下さるものでございます。

護るべきものを持てば人は強くなれる、
ね、ありきたりな話しでしょう?

どうか皆様も護って差し上げるべき対象をお持ち下さい。
また、積極的に様々な方から相談を受け、弱い人に手を差し伸べて差し上げ、
一緒に悩んで差し上げ、アドバイスして差し上げる。
私のようにそんなことをしておりますと本当に強くなれるんです。
そんな方法もございますよ。


【ネタ切れにつき】

今年からもっと軽薄な話題になる可能性:90%
癒しの世界から鰯の世界に名称変更する確率:30%
話題提供、リクエストは常に受付けております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。


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