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【癒しの世界】
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【生まれて参りまして】

別に私は素晴らしい魂などではなかったんです。
神様から愛されるような人間では決してなく、
ましてや神様から特別な使命を与えられているなんてわけでも、決してないんです。
本当にダメダメな人生を送って参りまして、
どうしようもなくなり、神様にお縋りし、
三十代後半になりましてようやく心というものが理解できるようになった、
神様のお気持ちが少しは分かるようになった、
それだけなんです。

恐らくは神様からも、大勢の人からも嫌われ、邪険にされ、
おはらい箱にされていたであろう魂、
前世においても、今生においても、うだつの上がらなかった魂が、
何の拍子にか真理のようなものに気付き始め、
小規模ながらも心の伝導のようなことをし始めた。(笑)

神様は驚いていらっしゃるでしょうね。
あの馬鹿、気が触れたんじゃないか、なんてね、
話し合っているのではないかと思うんです。

本当にね、どこかのコマーシャルではないのですが、
「生まれたばかりの僕・・・」といった程度の私の魂は、
それでも日々穏やかに、正しく、力強く生きることができるようになって参りました。

なにものにも挫けず、なにものをも恐れず、
その所為で最近は幸せ呆けしているような感もございますが、
本当に、心の平安は有り難いことでございます。

前回では霊的な存在からの通信というようなことを書かせて戴きました。
或いはそれは魂の内側から溢れ出した言葉なのかも知れませんが、
そういった言葉を書き留めたノートがありましてね、
その中にこんなものがございました。

何が恐いか、何故恐いか、神に護られて、何が恐いか。

私達は、本当にそうなのですが、
万人が神様に護られているんです。
神様は一人残らず目をかけて下さっており、慈悲の光を注いで下さっているんです。
心を浄化しましたら分かるんです。

でもね、誰もが上手く行かないからと駄々をこね、不満を募らせ、
多少の不遇にも力一杯頑張ることもせず、成長しようともせず、
不貞腐れて自ら堕落してしまうんですね。

恐いものなんて何一つないはずなのですが、
それでもね、私にもやはり恐いものはございます。
恐ろしいことはあるんですね。

命を失うことは特に恐いことではないんです。
でもそれよりももっと恐ろしいものがあるんです。
鬼、変質者、酔っ払い、ボケること。
それでも尚、私には恐ろしいものでございます。

恐れるものがありましたら神様の義に代えて勇気を持って挑み、その恐怖を克服する、
そうしまして、人はひとつずつ、恐怖を克服して行かなくてはいけないのだと思います。
命懸けで考え、悩み、恐怖の原因を排除して行かなくてはいけないのだと思います。

2月3日は節分でございます。豆を撒いて鬼を追っ払いましょうね。


【如月】

もうすぐ二月でございます。
虫達はまだ土の中で冬越えをしておりますような候でございます。

実は彼らには冬眠ではないんですね。
仮死状態なんです。

己を捨て、大自然に身を任せ、
冬の寒さでもう二度と目が覚めないかも知れない、そんな状態で、
ただ、大地が、太陽が身体を生存可能な状態に保って下さることを信じて、
土の中に身を任せていらっしゃるのですね。

そうしないと生きて行けないんです。
彼らが冬を越す方法はそれしか残されてはいないんですね。

私の家の横っちょの駐車場におります野良猫はね、
この冬一番冷え込みました夜中には、「さむいよー」と鳴いておりました。
猫だって言葉を話すんです。
きっと昔どこかで飼われていたのでしょう、
時には何だか壮絶な生活が展開されていたであろうことを彷彿とさせるような言葉も
しゃべるんです。

そう考えますと、人間は恵まれておりますよね。
ありがたいことでございます。

如月は着更着が語源なのだそうでございます。
着てそれでも寒いから更に着るんですね。
二月はそれ程に寒い月なんです。

中国の貧しい地域では豚の糞をタンクに詰めメタンガスを醗酵させて
ガスの代わりに使っているようなころもあるようでございます。
北朝鮮では孤児達が路上で生活し、命を失う者も少なくないと聞きます。

それに比べまして、日本はまだ暖かく裕福な国で
エネルギー事情に悩むこともないんです。
私達は本当に恵まれておりますよね。
これはどこかで愛の恩返しをしなくてはいけませんね。

ちなみに1月17日は阪神・淡路大震災の11年目でございました。
この寒い日の夜明け前に震災があったんですね。
寒さに凍える人、水を求めてさ迷う人、泣き叫ぶ子供、逃げ惑う人々、呼び掛ける声、
建物の倒壊に加え多くの場所で火の手が上がりまして、
本当に多くの命が失われました。

このところ毎年、大きな災害で多くの命が失われております。
あの時、助けがもっと早く、人の心がもっと暖かかったなら、
失われる命ももっと減っていたであろうと思います。


【まぐろ漁】

先日はテレビで鮪漁をしている漁師さんのことが報じられておりました。

年を取り、つれあいを無くしてしまいマグロが何年も取れていない漁師さんや、
心臓の病気を抱えながらも鉛のような身体に鞭を打ち頑張っていらっしゃる漁師さん、
そのお二人がね、互いに助け合いながら、何とか3年振りに鮪を仕留めることができた。
と、そんなお話でございました。

誰もが皆、命懸けで生きているんだなあってね、感動しました。
実話ですものね。
小泉さんでもきっと、「感動した」って仰られますでしょうね。

命の底力ってね、本当に凄いものだと思いますよ。
力の限り命懸けで頑張っておりましたら成し得ないことなんて何もないんです。
そんなことをね、確信することができました。

ちなみに漫才師の千鳥さんはどこかの小島のお生まれだそうで、
以前、漫才で赤潮の時にお仏壇に「にべ」というものを供えるのだと仰っておられました。
「にべ」って一体何なんでしょうね。(笑)
蛸を取る道具は「蛸づち」、
釣の上手い人のあだ名は「がまかつ」なのだそうでございます。

安田大サーカスのヒロさんも力士をする前は漁師だったそうで、
小魚を取っていたのだそうでございます。

私の頭はそんなどうでも良いことばかり覚えているんですね。
困ったものでございます。


【昔話し】

昔々、遠江の国に丹生直弟上(にふのあたいおとかみ)という、
とても信心深い人がおりました。
弟上はある時仏塔を造ろうと願を立てまして、
毎日毎日作業に取り組んでおりましたが、
なかなか思うようには捗らず、長い年月が流れてしまいました。
心の中には常に仏塔のことが頭を悩ませ、
弟上はそれでも何とか造り上げたいと願っておりました。

弟上が70歳、妻が62歳の時でございました。
妻が妊娠し、女の子が産まれました。
女の子は左手を握り締めたまま産まれて参りまして、
両親が不思議に思いその手を開かせようとしましたが、
いよいよ強く握り締め一向に手を開こうとしません。

「婆さんが子を産む年でもないのに産んだ子だから手首が弱いのだろう、
前世からの何かの因縁があって、私のもとに生まれて来たのだ。」
両親は憂いながら、毎日そのように話し合っておりました。
慈しみ可愛がって育てておりますと、女の子は次第に成長し、
顔形も整い、とても美しくなりました。

7歳の時でございます。
女の子は握っていた手を開き、母親に見せて、
「お母様、これを見て下さい。」と云いました。
そこには仏様の骨が二粒ありました。

両親は喜びながらも不思議に思い、人々にこれを知らせますと、
人々も喜び転げ回り、国の役人も郡の役人も皆喜び転げ回り、
信者を集め七重の塔を建て、その中に仏骨を安置し供養を行いました。
ところが、塔を建てた後、女の子は急に亡くなってしまいました。

これは弟上の立てた願を仏様が聞き届けて下さり、
仏様自らが仏骨を運ぶために女の子として生まれて下さったのだと、
人々は話し合いました。

願を立てて叶わぬ願いはなく、正しい願いであれば必ず仏様が聞き届けて下さる、
御力をお貸し下さる、
まさにそのような話しでございます。


【御詫び】

メルマさんがね、何か、全てのメールマガジンに勝手に広告を挿入するなんて
仰っておられるようでございます。
広告は絶対に載せない方針だったのですが、こればかりはどうしようもありません。
何卒、御容赦下さいますよう、お願い申し上げます。


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