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【癒しの世界】
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【風物詩】

6月に入りましてから、八百屋さんの店先に、梅の実、らっきょうなどが
所狭しと並びまして、
先日は網に入った大蒜が7玉99円で売られておりました。

困ったことに、大蒜は一度に一片、二片程度しか使いませんのに、
7玉もありますと本当に困ってしまいます。
思いますに、大蒜は少し安過ぎるんですね。
逆に、トマトが高すぎるんです。一玉100円程しますからね。

でも大蒜は良いですね。
カレーにも、焼肉にも、野菜炒めにも、沢山の料理に使えますからね。
料理に少し加えるだけで、ぐっと味が引き立つんです。

大蒜炒めに大蒜の醤油漬け、
でも、大蒜をどのように食べるのも自由なのですが、
食べ過ぎますと身体中から変なニオイがしますから、注意が必要ですね。


食べ物ではないのですが、
7月に入りますと、9日に浅草観音でほおずき市が開かれますね。

ほおずきはね、7月15日のお盆の、ご先祖様が来て下さる少し前に、
ぽつっと紅い実を付けるんですね。
まるで何かを伝えようとして下さっているようにね。

提灯の灯のような命の色の実、
そういいますと、ほおずきは酸漿と書きますけど、鬼灯とも書くんですね。
この場合の鬼とは死者の霊のことですね。

中の種を抜きましてね、口を当てて吹きますと笛になるんです。
ご先祖様がこの笛を吹いて迎えて欲しいと仰っておられるような気がしますね。

花はね、あちらの世界でも咲いておりますようでございますね。
その姿がこの世界にも投影されているんですね。
その花が妖精としての人の姿を現しますのは、
一体どれほど高い次元なのかと思います。
本当に、かなり高い次元、高い霊域でのことだと思いますね。

花の妖精の姿を見た、そんな方がもしいらっしゃったとしましたら、
それは、その人の霊格がある程度高いから見ることができたのですね。
霊能力は現世か過去世で肉体修行しておりますと生じるようですが、
霊格の低い霊能力者は地獄しか見えないのですね。
ですから、高い霊格での霊能力や心眼といったものでありませんと、
何の意味もありませんね。

その昔、戦時中の疎開先で、
ほおずきを吹いていた女の子がいたかどうかは定かではありませんが、
ほおずきの花の精は、そんな健気な女の子に似ているような気がしますね。

7月9日は四万六千日(しまんろくせんにち)という、
観音様の縁日だそうで、暦に掲載されておりました。
この日に観音様にお参りしますと四万六千日参拝したのと同じ功徳が与えられるそうでございます。


【人生いろいろ】

でもね、ほんっとうに様々な人生がございます。
十人十色でね、
人から愛されたい、
注目を浴びたい、
楽して大金持ちになりたい、
好きな人から愛されたい、
なんて、人の願いは様々でありながら、どこか共通するものがございます。

私思うんです。
人の気持ちなんてどうだって良いんだ、ってね。
周りの評価、周りとの比較、
そういったところから競争が生じてその結果、心が不安に苛まれてしまう。

もともと人ってそんなに弱いものではありませんし、
弱いものであってはいけないってね、思うんです。
だって、人と人の関係はね、国と国、地球と惑星、宇宙と宇宙、
そんな関係よりもっと大きなレベルのね、
魂と魂なんですから。

それだったらね、
自分を愛する生き方をすれば良いんじゃないかなって思うんです。
自分で自分を愛する、
自分に愛されるように努力する、
そんなふうに生きて、努力して、
でもその努力は生半可なものではないと思うんですね。
自分の中にある神様の意識に忠実に生きるってことですから。
それでね、自分にも誠実に厳しくして、
自分に愛されるようになりますと、確固たる信念が築けます。
物凄い自信が湧き上がって来ると思うんです。

そこが始まりですね。
そうなれましたらね、今度は人との関わりについて考えてみるんです。
人の人生について考えてみる。
その人がどのような人生を送ってきたか、
どのような喜びや苦しみ、悲しみを経験し、どのように乗り越えて来たか。
それが見えて参りますと、
人を愛する、人を許す、ということもできるようになって参りますね。

それは本当に、魂の大きな成長だと思います。


【守護霊様】

守護霊様もね、私達のことを許して下さり、愛して下さっておられますね。
本当に有り難いことでございます。

皆様の中には、私は余り守護霊様に愛されていないのではないかってね、
お思いの方もいらっしゃるかも知れませんけど、
守護霊様に嫌われるようなことは絶対にありませんから、ご安心下さいませ。
守護霊様は、常に慈愛の気持ちで、時には優しく、時には厳しく、
見守って下さっておられます。
でも基本的には私達の修行が現世での目的でございますから、
守護霊様も必要な時以外は余り助けて下さいませんね。
余計なお節介になってしまいますからね、
修行の妨げになってしまいますから、
手を拱いて辛抱強く見守って下さっているんですね。

全ての守護霊様などの善霊様はね、本当に慈悲深く、お優しい方なんです。
私達がどんなにダメな人生を送っておりましても、
それを悪く思ったりすることは絶対にありませんね。
厳しい人生なんですから、
厳しい修行をしているのですから、
私達のことは全て理解して下さった上で、
深い慈悲のお心で全てを認めて下さっているんです。

私達の心の中には、
善悪を感じることのできる神様の意識が存在しておりますからね、
私達を裁くのは、私達の心の中にありますその神様の意識であり、
自分自身なんです。
それで充分なんです。
ですから守護霊様が私達を責めることはしないんですね。

私達も、この守護霊様方と同じように、
万人を許し、万人を愛することができるようになりたいですね。
地上を、そのような社会にしたいですね。

私もまだまだこれからですけど、一緒に頑張って参りましょうね。


【使命】

人が現世に転生して生まれて参ります時にはね、
必ず何らかの使命があるはずなんです。
使命がなくて生まれて来ることなんてありませんからね。
必ず、その転生の目的、使命があるんです。
そうしまして、その使命は守護霊様によりまして、何度も繰り返し教えられ、
ある瞬間に時期が満ちて、条件が整って、導かれるんです。

一番純粋な子供の頃にはね、
守護霊様のお導きによりまして、
その使命に関係したことに興味を持つことが多いようですね。

音楽家や詩人、ダンサー、芸術家、占師、思想家、
研究者になることが使命の人は子供の頃から勉強熱心で成績も良いでしょうね。
ゲームに興味を持つ人はコンピューター関係やゲームデザイナーの使命が、
料理に興味を示す人は、料理研究家になる使命があるんですね。

そこで活躍して社会に貢献し、修行しなさい、魂を成長させなさい、ってね、
きっとそのような使命があるんですね。

全て、ご自身の希望でそういった使命を持って生まれて参りましてね、
そのお導きを守護霊様にお願いして導いて戴いているのですね。 

ですからね、
たとえばダンスの好きな人はね、
生きております間に、人生を踊って踊って、
世界を股にかけてがむしゃらにわき目も振らず踊り抜くことなんです。
それがその人の今生での使命なんです。

世界でも一流のダンサーはね、
きっと愛を伝えたくて踊るのだと思いますよ。
愛する人のために踊るんです。
それがご自身の希望した今生での役割なんです。

愛する人のために、愛を伝えるために、人を幸せにするために、
そのためにはね、日夜努力して、努力して、物凄く努力して、
納得の行かないところは納得の行きますまで、
何度も、何度も、何百回も、何千回も、練習して、
それで舞台に立つんですね。

ですから、愛する人が多ければ多いだけ上手くなれる。
愛がどんどん広がって、
地球人類全ての人が大好きにもなれるんです。

でもね、心が未成熟ですと、その役割が分からないですからね。
自分のため、舞台に立ってスポットライトを浴びたいから、名を揚げたいから、
そんなふうに欲心が前に出てしまいましてね、
それなりの評価しか与えられないんですね。


【まことの心】

心を込めてダンスを踊る
心を込めて唄を歌う
心を込めて料理を作る

そこにまことの心が篭っておりましたら、
必ず、何かが伝わります。
必ず、人の人生に影響を与えます。

神道では、
恵み、ご恩、感謝、清浄、まこと、いそしみ、なんてことが大切にされますね。

恵み・・・神により与えられ、導かれ、生かされていることに、
ご恩・・・慈しみの心を感じ、
感謝・・・有り難さを覚え、己を捨て、
清浄・・・けがれなき純真な心で
まこと・・・精神誠意、魂から生じる真実の想念・言葉・行為を重んじ、
いそしむ・・・努め励むこと。

全ての素晴らしいものは、必ずその中から生まれて来るんですね。


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