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【鰯の世界】
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【もみじの季節】

山々が真紅に燃える晩秋の候でございますが、
皆様如何お過しでございましょうか。
もみじが本当に綺麗ですね。
くれないの葉、紅葉と書いてもみじと読むのですね。
やはりこれは燃える色であって、決して萌える色ではない、
萌えるという言葉は、どちらかと言いますと春から初夏にかけまして
使われるべき言葉ではないかと思いますね。

近畿では京都の鞍馬山のもみじが綺麗ですね。
鞍馬山は牛若丸とか天狗で有名な山でございますが、
他の山にはない、もの凄く強い気で満ちた霊山でございます。
ですから、清々しくなると言いますよりは、元気や気力を戴けるといったような、
そんな山なんですね。
頂上辺りに鞍馬寺がございましてね、中腹に山門があるんです。
参道には石仏がありましてね、
その石仏にもみじが濃い影を落としている。

私ごとですが10年ほど前まではカメラ小僧でございましてね、
そんな写真を撮った記憶がございます。

10月22日の夜には鞍馬山の由岐神社で火祭りも行われておりましたようでございます。
何百本もの大松明に火が点けられ、それを持って大勢の人が練り歩く、
本当に気迫に満ちた御祭りでございます。


【遊びを知らない大人達】

相変わらず虐待で幼い子供が命を失ってしまう事件が多いですね。
躾名目での様々なご家庭の不調和。

夢を与えて差し上げ、
正しい生き方を示して差し上げ、
明るい未来への足懸りを作って差し上げ、
愛することを、与え合うことを教えて差し上げ、
希望を見出させて差し上げ、
大人として子供達に何をして差し上げられるのかを、
考えて差し上げなくてはなりませんのにね、

今は大人が子供なんです。
子供から命を奪い、
明るい人生を奪い、
未来を奪い、時間を奪い、
頑張ろうとする力さえも奪ってしまうんです。

私が子供の頃にはね、
山へ入っていたどりを齧ったり、花の蜜を吸ったりして遊んだものでございます。
でも今の子供達は遊ぶことを知りませんね。
ゲーム機といったような与えられたもので遊ぶことしか知らないんです。
遊びを見付ける、ものを作って遊ぶということを知らないのですね。

勉強の塾はあるのですが、遊び方を教えて下さる塾はないんです。
誰も遊び方を教えて下さらない。
大人だって教えて差し上げることのできる人が、
笹舟が作れる、草笛が吹ける、
そんな方がいったいどれほどいらっしゃるのだろうかって思いますね。

そりゃ心は頑なになって参りますでしょう。
頑なな心のままで大人になって子供達を教え導く、
それはもう本当に無茶な話しでございます。

大自然の中で思いっきり遊ぶ、
勉強はそれからでも良いのだと思います。
人を踏み台にしてでも良い地位に就きたい、そのような競争社会の中では
一笑に伏されてしまうのかも知れませんけど、

私は、
子供の頃、友人とフランスパンを買って半分にちぎって食べた、
そんなことも良い思い出でございますよ。


【合掌の印】

合掌の印というものがございます。
私達は神様に祈ります際には、必ずこの合掌の印を結びますね。
掌を開いて両手を合わせる。
これが合掌の印でございますね。

どこの国の人でも必ず神様に祈ります時には合掌しますね。
恐らく、宇宙は遠く何兆光年も離れた惑星に住む異星人でありましても、
神様に祈ります時には必ず開いた掌を合わせて神様に祈りますでしょう。

何故だか、お分かりになられますでしょうか?

掌を開きますとね、心も開くんです。
逆に手を固く握り締めたまま、真心で神仏と向き合おうとしましてもね、
なかなか心は開いて下さらない。
信念を貫き通すには良いのですけどね。

嘘だと思われます方はやってみて下さいませ。

真心で心を開いて、心と心を合わせる、
左右どちらにも偏らない中道の心で、
心を開いて神仏と心と心を合わせるんです。
人に対しても、神様に対しても、己に対してもそうするんです。
そのためには合掌が一番良いんです。

逆に、手を固く握り締めたままでは
人生も、人間関係も上手くは行きませんでしょう。
必ず閉塞して参ります。

また神道では神仏に供物を供えます時には三方を目の位置より上に掲げて、
神様の前まで運んで参ります。
掌を上向きにしましてね。

目上の方に差し上げますときには、必ず手は目の上なんですね。
真に、敬い奉りますって気持ちが現れた作法でございますね。


【自殺】

ところで、日本は自殺する人の率が世界で10番目に高い国なのだそうでございます。

病気あり、経済的な原因あり、多重債務あり、いじめ問題あり、でね、
その本質的な原因はもう殆どはっきりしておりますけど、
政府機関でも、これから正しい統計が取れるような仕組み作りを
考えて行かれますようでございますが、

そのような訳で、暗い世の中でございます。
皆さん本当に暗い御表情をなさっておられます。

余談ですけど、御真言を2時間ほど唱えますでしょう?
その状態で私が誰かに話し掛けますと、
その人は何だか楽しい気分になって元気が出るそうなんです。
御真言の効能なんでしょうか。
誰がしましても同じ効果が出ると思いますけど。

でもね、一体何故、
折角与えられました命をご自身の手で断たなくてはいけないのでしょうか?

身体を失ってあちらの世界に帰ります折には、
誰にでも多少に関わらず身体への執着というものがございます。
悔しいんです。
悲しいんです。
今生で何故力一杯に頑張らなかったのだろうかって思うんです。
何故、もっと身体を、命を大切にしなかったのだろうかって思うんです。
何故、もっと愛する人を大切にして来なかったのだろうかって思うんです。
その後悔の念、慙愧の念は本当に苦しいものだそうでございます。

それに自殺なされました方は、光を自ら拒んだという罪でね、
光の無い真っ暗な場所で長期間反省させられるようでございますよ。

真っ暗な中で、生前の苦しみをそのまま引きずって、
長期間苦しまなくてはならないのですね。
その苦しみの中で自らを見詰めて反省しなくてはいけないんです。

ですからね、
私達があちらの世界に戻ります際には、
「ああ、よく頑張ったな。もう何も思い残すことが無い。」ってね、
思えますほどに、強く力一杯に生きて、障害を克服して、
善行を沢山積んで、人助けもして、人生に勝利を修めて、
気持ち良く帰りたいものでございますね。

ですからね、もしどうしても自殺したい、
もうこの命はいらないって仰られます方はね、
勿体無いですから、その命私に下さいませ。(笑)
はかない人生を苦しみ続けて生きるなんて余りにもばかばかしいですし、
自殺してそれ以上に苦しみ続けるなんてもっとばかばかしいですからね。


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