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【鰯の世界】
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【誠実という在り方】

突然ですけど、少し誠実ということについて考えて参りたいと思います。

ある方からこのようなご相談を承りました。
「娘が、自分の部屋が欲しいというのですが、家計も厳しくて、
そんな余裕はとてもじゃないけどありません。」
ってね。

こんな場合、皆様はどのようにお考えになられますでしょうか?
私でしたら、
家計が厳しいのでしたら、
無理をしてまで改築や引越しをする必要はないと思いますね。
家計の事情を説明して、辛抱して戴きますか、
或いは別の方法を考えて戴く。

娘様もね、
ご家庭の事情を汲んで実現可能なところまで妥協して戴きますことが
家族の一員として当然あるべき姿ではないかと思いますし、
それでも無理を云い、我侭を云うようでしたら、
それは甘えでしかありませんからね、
部屋を与えて差し上げましたところで、余計に甘える気持ちが強くなって
我侭が増強されるだけだと思うんです。
ですからね、そこのところは厳しく云って戴かなくてはなりませんね。

でもね、幾ら厳しくと云いましても、
実現可能なことまで、当然の要求まで突っ撥ねてしまう、叱り付ける、
ということとはまた違うんです。

自分の部屋が欲しい、と
そこには必ず理由があるはずなんです。
勉強の効率を上げたいから、いえそれは違いますね。
それは本当の理由ではないんです。
それが本当の理由だとすれば、それも甘えなんです。
だって、勉強なんてどこでもできますし、
どこでもできるくらいの集中力を付けて下さらないと後々困りますからね。

でもね、娘様の心の奥の真の理由は違うと思うんです。
プライバシーに関わる問題とか、色々あると思うんです。

ところで、御子様を御持ちの親御様に少しお聞きしたいのですけど、
貴方の御子様は何でも包み隠さずに
心を開いて話して下さいますでしょうか?

心を開いて何でも話して下さるといったご家庭でしたら良いのですけど、
そうではないご家庭でしたら、どこにその原因があるのでしょうか?

少なくとも親御様がまず御子様に対して、
真剣に、誠意を持って誠実に接し、
何でもありのままに包み隠さず話し合えるような関係を構築する努力を
しておりませんと、
御子様も心を開いて下さることはありませんでしょう。
先程の、自分の部屋が欲しい発言でもそうなのですけど、
御子様が真剣なら親も真剣になって下さらなくてはいけませんね。

そうしましてね、
真剣に、誠意を持って話し合い、真の理由が分かりましたら、
その問題を解決するための実現可能な方法をね、
誠実に、考えて差し上げますことだと思うんです。

甘やかすこともね、必要以上に厳しくすることも、
どちらも正しい在り方ではないのですね。

でもね、こういった問題はね、
親御様に取りましても、御子様に取りましても、
正しい問題解決の方法を訓練して身に付けて戴きますための
良い機会だと思うんです。

どのような問題でもそうなんです。
真剣に、誠意を持って誠実に向き合い、
膝を突き合わせて話し合い、妥協し合い、協力し合い、助け合い、
甘やかすのではなく、厳しくするのでもなく、うやむやにするのでもなく、

そういった経験を多く積んで戴きましてね、
経験値を増やしておりましたら、
きっと御子様も社会に出られましてからの人間関係や
社会生活が案外上手くできるようになるのではないかと思いますね。

たとえ家族が六畳一間の安アパートに住んでおりましても、
食事がどんぶりめしに味噌汁、小魚の煮付け程度のものでありましても、
そこが上記のような家族の愛や思い遣りに満たされた場所でありましたら、
決して貧乏ではないんですよ。
それで不満を云うようでしたら、それは甘えでしかないんです。
住む場所がありますだけで、
食事ができますだけでどれだけ有り難いか知れません。
強いて云いましたら、
そこに暖かな風呂と着るものもあった方が良いですけどね。
心まで貧しく冷え込んでしまいますといけませんからね。


【誠実という在り方、その2】

さて、誠実ということにつきまして、
一つの例を挙げて考えて参りました訳でございますが、

でも、誠実であり続けようとしますと、疲れますね。
特に疲れております時には、ほんとうにもう、いい加減にして欲しい、
早くやっつけてしまいたいって思うんです。
誰だってね、そう考えるものなんです。

でもね、それでは幾ら誠意がありましても誠実であるとは云えませんね。

疲れているから休みたいってね、これは自己保存であって、
正しい在り方とは云えない。
自分のことよりも神様優先、つまり相手優先であるべきなんです。

そうしますと、ここで一つ疑問が生じますよね。
疲れている時に無理をするのは、中道を外れているのではあるまいか?
ってね。

確かにそうなんです。
中道はきちんと守らなくてはいけないし、
相手優先で無理をしてでも助けて差し上げなくてはいけない。

さあ、困りました。
この解は一体どのように導き出せば良いのでしょう。
因数分解や方程式を解くように、
簡単に答えを見つけ出す方法はないものでしょうか。(笑)
とか悩んでしまいそうですけど、

実はあるんですねえ。(爆)
神様ならどう仰られるだろうかって考えてみるんです。

神様なら、きっとこう仰られますでしょうね。
「慈悲の心でやってみなさい」ってね。
そうすれば人のための犠牲は神様が負担して下さる。
その分の代償は神様が必ず考えて下さる、
元気を与えて下さるんです。

そう、思いませんか?


【みたまのふゆ】

以前にも何度か紹介させて戴いてはおりますけど、
神道には「みたまのふゆ」という言葉がございます。

「みたまのふゆ」とは命のエネルギーのようなものでね、
例えばお正月に初日の出を拝みますのも、
この「みたまのふゆ」を戴くためなんです。

「みたまのふゆ」はね、神様からのお年玉のようなものなんですね。

このところ、金運を良くする方法はありませんかってね、
そういったご相談をよく戴くのですけど、
実はね、あるんですよ。(秘)

「みたまのふゆ」は
別にお正月にしか受け取れないってことではないんです。
いつでも必ず受け取れる方法があるんです。

例えばね、
日の出を毎朝拝みに来る人、
早朝に必ず神社に挨拶に来る人、
頑張っていつもより綺麗に掃除した人、
100パーセント以上の力で力一杯に何かを遣り遂げた人、
気持ち良く奉仕活動をした人、

こういった人にはね、
石原プロが正月に気前良くお年玉をばら撒くのと同じように、
お正月でなくても、
たとえ日頃の行いが悪くても、
そうすれば必ず神様がお年玉を下さるんです。

そのようなシステムがこの世界には組み込まれているんです。

ほんまですよ。


【誠実という在り方、その3】

さて、誠実ということにつきまして、
色々と考えて参りましたわけでございますが、

何でもそうなんです。
誠実に生きておりましたら、どんなことでも上手く行くようになるんです。

例えばね、
この春に晴れて社会人になられます方は皆さん、
会社面接をご自身の力で勝ち取ってこられたのだろうと思いますけどね、

私などは行き当たりばったりで、
良さそうな会社がありますと余り志望動機もなく
応募させて戴いておりましたのですけど、
それで余り面接官の受けも良くはなかったのですけど、

でもね、人生を誠実に生きておられます方は、そうではないのですね。
ちゃんと、志望動機を持って入りたい会社、働きたい職場に限定して、
面接に行くのですね。

随分前の話になりますけど、
通勤快足という靴下が発売されたことがございました。
履いてみますとね、足の蒸れも生じず、さらさらで、
それはとても素晴らしい履き心地の靴下でございました。
菌の増殖も防いで下さるそうで、
それに、この「通勤快足」という名称はほんとうにぴったりの名前で、
どなたがお考えになられたのだろうかと感心してしまいますよね。

誠実に生きていらっしゃいます方はね、
このようなことに感動して、
是非この会社で働いてみたい、
さらに素晴らしい商品を開発してみたいと、
そういった強い志望動機を抱きまして面接に行くのですね。

そりゃ面接官の受けも良いでしょう。
立派な志望動機があるのですから。

恐らくこの誠実な方は、
自らの心のままに、心に何の疑問も抱くことなく、
説得力を持って面接官を口説き落としたであろうことが、
容易に想像できますよね。

こんなことを考えておりますと、
あの頃の私はなんとお馬鹿だったのだろうかって考えてしまいます。

だって、こんな当たり前のことにあの頃気付いておりましたら、
良い会社に就職できていただろうなってね、思うんです。
視野がね、とてつもなく狭かったのですね。
意識が、低いところにいたんですね。


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