クラシック音楽のご紹介
クラシック音楽は演歌や歌謡曲等とは異違って歌が入っておりませんので、右脳の活性化に役立ちますね。また高尚な音楽は場の雰囲気まで良くする効果もあるんです。長時間流しておりますと、気分も明るくなりましてね、本当に良いものでございますよ。
ずっと昔、私はベートーベンのクラヴィエールソナタという3枚組のレコードを所有しておりました。月光やテンペストといった小楽章が含まれたものでございますね。全て聴きますと2時間掛かるものなんですけど、本当に美しい旋律と力強さでね、誰でもきっと好きになってしまうような素晴らしいソナタでございました。レコードの機械が壊れてしまいまして、引越しの折に処分してしまいましたが、本当に惜しいことをしたと悔やんでおります。
ベートーベン ピアノソナタ
第14番 変ハ短調 Op.27 月光
第17番 ニ短調 Op.31 テンペスト
ベートーベン バイオリンソナタ
第9番 イ長調 Op.47 クロイツェル
第5番 へ長調 Op.24 春
ヴェルディのレクイエムは、イエス様を失った嘆きの音楽ですね。レクイエムとは鎮魂歌といった意味なのですが、聴いておりますと教会におりますような神妙な心持ちになって参ります、空気がね、本当に澄んで来るような気がしますよ。
ヴェルディ レクイエム
レクイエム(永遠の安息)
キリエ(主よあわれみ給え)
デイエス・イレ(怒りの日)
トゥーパ・ミルム(不思議なラッパの音)
リーベル・スクリプトゥス(書きしるされた書物は)
クイドースム・ミゼール(哀れな私)
レックス・トレメンデイ(みいつの大王)
レコルダーレ(思い出させ給え)
インジュミスコ(私は嘆く)
コンフターティス(裁判を受けたのろわれた者は)
ラクリモサ(涙の日よ)
ドミネ・イエス(主イエスよ)
サンクトゥス(聖なるかな)
アニュス・デイ(神の子羊)
心を落ち着けるものでは、バッハのチェロ組曲なんてものがお勧めですね。最初は少し退屈かも知れません。でも、暫く聴いておりますとね、癖になるんです。
J.Sバッハ
無伴奏チェロ組曲
バイオリンの独奏は、聴いておりまして心地良いものでございますね。ヴィバルディの四季、その中でも夏と冬はね、旋律を逆にしただけなのでは?と感じてしまいますが、好きですね。変わったところではラヴェルのボレロ、ラロのスペイン交響曲、サンサーンスのヴァイオリン協奏曲などもバイオリンが素晴らしいですね。
ラヴェル
ボレロ
ラ・ヴァルス
(スペイン狂詩曲)
(ダフニスとクロエ)
逝ける王女のためのパヴァーヌ
古風なメヌエット
ラロ
スペイン交響曲
サンサーンス
ヴァイオリン協奏曲
バロック音楽では、教会のパイプオルガンで演奏されておりますような、バッハのトッカータとフーガ、フーガ曲集等が良いですね。これは余り雰囲気を良くして下さる心地の良い音楽ではないかも知れませんけど、右脳の開発には良いような気がします。
J.Sバッハ
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552(聖アン)
前奏曲(幻想曲)とフーガ ト短調 BWV542(大フーガ)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
ピアノ曲では余り力強さは感じませんが、ショパンの幻想即興曲、別れの曲、子犬のワルツ、ノクターン、マズルカ等は有名でございますね。旋律がとても綺麗なんです。
ショパン
ワルツ 華麗なる大円舞曲
ワルツ 子犬
バラード
ボロネーズ
ピアノソナタ 葬送行進曲
幻想即興曲
夜想曲
マズルカ
前奏曲 雨だれ
練習曲 別れの曲
練習曲 木枯らし
ピアノ協奏曲 アレグロ・アエストーソ