神様のお気持ち

この世界には様々な道理に叶わぬことがございます。
善人であるにも関らず、虐められ、迫害され、悪人に財を奪われ、誤解され、
また逆に強気で強欲な悪人が大金を手にして、裕福な暮らしをしている。
そんな例は枚挙にいとまがありません。

幼稚な人格、悪意のある人格が多いこの世界ではね、
それは今現在の状況ではどうしようもありません。
人の心は例え神様であっても変えられないんです。
それは私達が自由に生きる権利でもございますが、
それ故に堕落する人も出て参ります。

神様はそんな様子を見ておりましてね、実は非常に悲しい想いをなさっておられるんです。
でもね、神様は私達を立派な魂の仲間として認めて下さっておりますからね、
私達だけでできるところまでやってみなさい、
って仰られているんです。

互いに慈愛溢れる思い遣りの気持ちを持ち、
仲良く力を出し合い、支え合い、助け合い、
御自身方の力で解決策を見出し、道を切り開きなさい、
それが私達の使命なんですよ。
って仰って下さっているんです。

苦労が多ければ多いだけ強くも賢くもなれますでしょう。
乗り越えた道が険しければ険しいだけ経験が増えるんです。
どのような辛い人生でありましてもね、
瞳を輝かせ、義と愛と勇気と喜びを持って乗り切ってみなさいってね、
そうした人を神様は喜んで天に迎えるのですよ、ってね
仰って下さっているんです。

使命が大きいだけ辛いことも多いんです。
それは一際強く、明るく、輝かなくてはならないからなんです。

前世とかね、
そういったことを理由にしてしまってはいけません。
それは後向きのネガティブな考え方でございます。

前向きに、積極的に、悪に屈しない強い信念を持ち、
義と愛と慈悲と勇気と、正義感、その他諸々の素晴らしい感情、能力を駆使し、
強く人生の荒波を乗り越えようと鼓舞奮闘する時、
神様は必ず私達を守り導き支え、力をお貸し下さるんです。
何故なら、それが神様にもっとも愛される人格だからでございます。


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