恋愛


恋愛でお悩みの方へ

好きという感情は愛を生むためのもので素晴らしいものでございます。
その感情は大切にして戴きたいと思います。
そして、そこからは奉仕の精神が生れてこなくてはなりません。
奉仕とは名の通り「仕えまつる」ことです。
お相手の幸せを願い力になって差し上げることです。

多くの方と親しくなさって戴き、
最も価値観の合う方を伴侶に選ばれれば良いのではないかと思います。
その為の前向きな努力は必要です。
是非、奮起なさって下さい。
その際には焦りやこだわりはマイナスの効果しか与えません。

愛染明王のご真言で敬愛法というものがございます。
「おんまからぎゃ ばざろしゅにしゃ ばざらさとば じゃくうんばんこく」
相手を強く心に想いこのご真言を唱えますと、
怨敵でさえも帰服し、親睦の情愛を示すと云われております。

西洋系のおまじないでは
球根を土に植え、お相手だと思い大切に育てるものがございます。
「○○の愛再び芽吹き愛よみがえる。美しき花を咲かせる。」と唱えます。
タロットカードも強い「気」を放っております。
恋愛や結婚には小アルカナの聖杯のエースのカードを身につけていると良いです。

お相手の方のご先祖様にお願いするための祝詞もございます。
(お相手の名前)の代々(よよ)の御祖(みおや)様の御前(みまえ)を拝(おろ
が)み奉(まつ)りて
慎(つつし)み敬(うやま)いも白(もう)す。
(お相手の名前)を愛す(あなたの名前)を愛(め)ぐしとみそなはして、
縁を繋(つな)ぎ給(たま)えと慎(つつし)み敬(うやま)いも白(もう)す。

おまじないは他にもいろいろございます。
でも、本当はおまじないよりも優しく暖かい心が一番良く効きます。
欲や悪い感情で暖かい心を無くしておられる方が本当に多いです。
愛と欲の違いを良く考えて見極めることも大切です。
バレンタインのクッキーの中に髪の毛を入れるなどといったくだらないものもござい
ますが、
愛の心があれば絶対にできないことです。
欲まみれの方が考えたおまじないなのでしょう。
こんなことをしていては絶対に上手く行きません。
神にも見放されてしまいます。

必ず上手く行きます。
どうか、自信をお持ち下さい。


愛

「愛」というものを解釈することは非常に難しいことです。
それは皆様一人一人がそれぞれの愛をお持ちになっておられるからでございます。
皆様のその「愛」は大切になさって戴きたいと思います。
それは素晴らしいことであり、
そこから輝かしい未来が開けてくる可能性があるのですから。


[男女間の愛]

男女間の愛は様々でございます。
互いに許し合える仲であれば、
合意のもとに欲の愛で束縛し合うことも幸せを得る一つの方法かも知れません。
失恋して、それでもお相手のことが忘れられない。
落ち込んだり、恋愛の感情が恨みや憎しみに変わってしまう。
それは神の愛でしょうか?本能の愛でしょうか?
そこには欲の心は存在しませんでしょうか?
思い出が美しすぎますとお相手の幸せを考える余裕がなくなり、
戻ってきて欲しいという欲が生じるようでございます。

[神様の愛]

神様はいつも私達人間に対して惜しみない愛を与えて下さっておられます。
例え裏切られても、恩を仇で返されても、
それでも根気強く愛を与え、恵みを与え、
幸せに導いて下さろうとしております。
そこには見返りを求める気持など微塵もございません。

そのような愛を私達一人一人が持つことができれば、
どんなに素晴らしい世界になるだろうか。
私はそう思っております。


散文 その4

恋愛でお悩みの方も多くいらっしゃいます。
愛するということはとても素晴らしいことであって、幸せで楽しいはずなんですが、
そうではない方が多いようです。
愛することが苦しみの原因になってしまっております。
お相手の幸せを考えて差し上げる余裕もなくなり、
御自身の幸せばかり願っておられます。

厳しい言い方かも知れませんが、自分勝手なんですよね。
そんな状態では間違いなく上手くは行きません。

クヨクヨ悩む人も余り良い印象を持ちません。
御自身を御自身で可哀想だと思うから弱くなってしまうんです。
子供の頃のアンネ・フランク様の方がもっとしっかりされておられましたよ。
悩む時間があれば、もっと人や社会の役に立つことを考えて行動に移して下さればと
思います。
その方が、恋愛も人生も余程上手く行きます。


恋愛

皆さんは一体何のために御付き合いなされるのでしょうか?
幸せで楽しく過ごすためではありませんか?
でも、喧嘩ばかりなさっておられるカップルって多いですね。

以前一緒に仕事をさせて戴いた方で、
喧嘩ばかりしている男女がおりました。
本当にくだらないことで喧嘩をなさるんですね。
瞬間湯沸し器のように突然凄い剣幕で怒りだしたかと思うと、
今度は目に悔し涙を一杯溜めていらっしゃる。
いつの間にか御結婚なさっておられました。
まあ仲が良いから喧嘩もなさるんでしょうが、

衝突があっても膝を交えて徹底的に話し合えば済むことでございますよ。
理性的に、条件を出し合い、妥協しあい取り決めをすれば解決します。
怒る必要などこれっぽっちもないと思うのですが。

怒りを持てば楽しくなくなりますよね。
御相手様を見下せば逆に見下されます。
愚痴が多ければうんざりします。
それにね、怒りは伝染するんです。
愛を深めるはずが、憎しみを深めてしまうということもございます。
結局、喧嘩別れをしてしまわれるんですね。

それで済めば良いんですが、
やはり喧嘩相手がいないと寂しいのでございましょう。
いつも遣り込めていた方は復縁を願い、
いつも遣り込められていた方は怒りや憎しみを持ち続ける。
困った話しでございます。

復縁を願われます方はね、
心から反省し誤りを見付け、
二度と同じ過ちを繰り返さない覚悟を持たなければならないように思います。
そうして、御相手様の幸せを願って差し上げ、
心から精神誠意詫びることが必要だと思いますよ。

心は一人一人の持ち物で好きなように操縦することができます。
その半面、神様であっても人の心は変えることはできないんです。
御相手様の気持ちを和らげ、再びその方の方を向いて戴くためには、
真心で精神誠意謝罪することが必要不可欠でございます。
そうしますと、御相手様も反省し悪い部分があったことを謝って下さいます。

御相手様が怒りや憎しみの心を抱えたままでは、
例え神様のお力添えがあったとしても二度と口を利いては下さいませんでしょうね。


愛と欲

愛と欲は本当に難しいものでございます。
子孫を残すためには欲は必要ですからね。

ある人にとって、
結婚して子を設けることが幸せになる一番の方法なのでしたら、
欲はなくてはならないものでございます。

人として哺乳類が持っておりました欲を受け継ぐ生き方は正しいものでございます。
また、霊的なスピリチュアルな存在として、
欲を捨て大脳皮質が生み出した理性や知性、霊性に基づいた生き方をすることも、
正しいものでございます。

ただね、欲を持ちますと苦しくなります。
怒り、妬み、嫉み、憎しみ、恨み等の悪い感情を生み出す素になります。
そういった感情は余り持つべきではありませんね。
苦しみを増すばかり、疎ましがられるばかりで良いことはありません。

この世界には不要なものは一切存在していないと私は思っております。
毒も極微量では薬になります。
薬は大量に服用しますと毒になります。
欲もまた用い方次第で毒にも薬にもなるものでございます。


私は恋愛で御悩みの方には偶にこのようなお話しをさせて戴きます。

お相手様のことを考えて差し上げて下さい。
お相手様の幸せを願って差し上げて下さい。
とね。

御相手のことを考えて差し上げると云いますのはね、
御相手様のことを想い観察しているというのとは違います。
それはご自身のために、お相手様のことを考えているんです。

御相手様が今何が必要か考えて差し上げる、
今一番必要な言葉を掛けて差し上げる、与えて差し上げる、
御相手様が少しでも良い方向に向かうように考え、教えて差し上げる、
といったことになるかと思います。
それは時には優しさであったり、また厳しい言葉であったりします。
愛あればこそでございますよね。
それは本当に難しいものでございますよ。

でもね、そうして観察力を鍛えておりますと、
判断力も鍛えられますし優しくもなれます。
御相手様の考えが手に取るように分かるようになりますよ。


結婚

紀宮内親王様がね、その御婚約の御会見の場で、
「何を大切と感じるかについて、共通するところがありました。」
と御婚約の理由をお話し下さいました。

笑顔で、
音楽の話しや美しい景色の話しをしたり、
冗談を云い合ったり、互いの悩みを聴き一緒に悩んだりと、

同じものを見て、同じ空気を吸い、同じものを食べて、同じことを感じる、
そういったことが為し得て始めて心が一つになり結婚の話しも進展するんですね。

そうしまして神様に誓いをお立てになられ、一緒になるんです。
それが御結婚というものでございます。

そこまでしましてね、
どうして人は不倫や喧嘩、身勝手な振舞いをしようとなされるのでしょうか。
御二人で真摯に誠実に話し合って解決しましたら済むことだと思いますのに。
私には理解できません。