霊の想念

 

それはいつもより反省の進んだ日の夜のことでございました。

深い反省ができますと、心もそれだけ軽くなります。

満足して、光と安らぎに満たされて、

さて眠ろうかと横になり、ウトウトしかけた時のことでございました。

 

いきなり、霊の想念が飛び込んで参りました。

いえ、私には霊能力などありません。

でもね、深く反省が進みました時には、様々な現象に遭遇します。

深く反省が進みました時だけなのです。

 

悪戯好きな霊でね、人を恐がらせて楽しんでいた。

そうしますと、心がどんどん冷たくなって行ったのですね。

地獄に繋がってしまったのです。

 

「不調和な行為は心を不調和にしてしまう。

お前は、人に暖かさを伝えなくてはいけないのに、

人を怯えさせて楽しんでいた。

その不調和な行為が地獄を招いたのだ。

暖かな気持ちを蘇らせ、反省して神に懺悔することです。」

これは守護霊様の言葉が私に伝わっているのでしょうね。

 

いつもでしたら気恥ずかしさもあり、

そのような説得を霊に対してする自信はないのですけど、

その時は心が澄んでおりましてね、いつもの何倍も自信や安心感がありましたから、

伝えるべきことを伝えれば良いのだという気持ちで、何も考えずに説得しておりました。

 

それが一段落しますとね、

今度は守護霊様の言葉も飛び込んで参りました。

「いいか、メールでも何でも、心を込めて書けば伝わるのだ。

その者だけではなく、守護霊にも、周りの霊にも伝わるのだぞ。」

ってね。