悟り

 

「悟り」の意味を皆様は御分かりになられますでしょうか?

悟りとは真理を理解し、それにより執着や煩悩を離れることです。

そう云ってどれだけの方が理解し、具体的にイメージできますでしょうか?

 

真理は時代によって変わるものではないかという指摘がございます。

キリスト様やお釈迦様の教えが現在になおも生き続けているということからも、

真理が永遠のものであるということにお気付きになられるのではないでしょうか?

もっとも、悪を目指す者の真理は正反対のものでございますが。

 

人を救う方法は多々ございます。

最もレベルの低い方々は、力やお金で人を救おうとしますでしょう。

次のレベルの方は知性や理性、愛、慈悲といったものを使いますでしょう。

諸天様、天使様は悟らせることによって人を救います。

力やお金は諸天様や天使様にとっては最終の手段であると思います。

その時にはきっと、「しょうがないなぁ」とか云って手を差し伸べられるのでしょう。

 

現在、悟りを得る為には必要充分な情報が氾濫しております。

現代におきましては、悟りを得ることは、

お釈迦様やキリスト様の時代に比べますと、途方もなく容易でございます。

ですが、悟りを得ても実践することができない。

 

実践できて初めて真の悟りを得たということになるのだと思います。