やみ

 

やみにはまものがいるよ

まものはひとのけがれたたましいのなれのはてだよ

まものはやみがすきだよ

まものはひかりがこわいよ


ひかりのはんたいにかげができるね

やみもひかりのはんたいにできるよ

かげもやみもじげんのひくいせかいだよ


ひかりはすべてをあばくよ

わるいこころもいいこころも

すべてをあばくよ

まものはそれがこわいよ

だからやみのなかにすんでいるよ


ひとのこころにもやみがあるよ

おてんきのよくないひにくもがそらをおおうように

だれのこころにもやみはできるよ

そのやみがまっくらやみになると

まものがすみつくよ

まものはじんせいをくるわすよ

まものはいっしょうをだいなしにするよ


まものもかみさまのこどもだから

ひかりがないといきていけないよ

だからいきているひとからひかりをすいとって

いきているよ


だからね

こころにまものがはいりこまないように

こころをかみさまのひかりでかがやかせていないといけないよ

あいのひかりで

かんしゃのひかりで

しんりのひかりで

せいぎのひかりで

かがやかせるとまものはにげだすよ


こころのなかも

いえのなかも

せいかつのなかも

からだのなかも

けんこうてきなせいかつで

かみさまのひかりをあびていると

まものがすみつくことはないよ


たいせつなことだよ

ちきゅうだってほら

まばゆいひかりにあふれているよ

ひかりにあふれたちきゅうにまものがすんでいるのは

ひとのこころのこうはいがげんいんだよ


だからね

ちきゅうからすべてのやみをうばってしまうと

まものはいなくなるよ

みんながしあわせでひかりあふれるみたされたくらしができるよ