あなたは、あなたが望んだから生まれて来たのです。

自ら修行に最適な国を選び、環境を選び、

両親となって下さる方や伴侶となって下さる方、

子として生まれて下さる方と約束を交わし、

人生の計画を立てて、

どのような環境にありましても調和の中に力一杯に生き抜くことを、

使命を全うし、心を豊かに磨き上げて来ることを約束して、

生まれて来たのです。

この地球と言う素晴らしく美しい大自然の環境の中で、

愛し合い、助け合い、高め合って、

少しでも地上に光り溢れる調和ある環境を実現しようと、

悦び勇んで生まれて来たのです。

ところが、そのことを魂の奥に刻み込み、幾ら忘れまいとしても、

現世に生まれると忘れてしまうのですね。

それにこの世界は厳しいものでございます。

心を見失い、大切なものを見失い、

自らの弱さから現状に甘えてしまうのです。

欲に振りまわされ、

煩悩に振りまわされ、

生老病死の苦しみや死の恐怖に振りまわされ、

自己保身の気持ちを捨てられず、

自我を離れられず、

心を牢獄に閉じ込めてしまうのです。

でもそれは違うのです。

心は本来自由なもの。

命は一時的な気ぐるみのようなものであって、

その後ろにある心、意識こそが真実の自分自身なのです。

そうして心は、なにものにも奪われることはないのです。

何も恐れるものはないのです。

ですからね、神への義を持ち、勇気を出して、

前世での仲間達との約束を果たそうではありませんか。