新年を迎える

 

新年の迎え方は人それぞれでございますね。
紅白を見てテレビで流れる除夜の鐘をBGMに新年をお迎えになられます方、
初日の出を拝むために富士に登りまして夜を明かされます方、
仲間とカラオケをしながらカウントダウンをなされます方、
寝ておりましていつの間にか新年になっているといった方、
そしてまた、何か理由がおありになられまして年を越せないと仰られます方、
そんな方々でありましても間違いなく新年は訪れて下さいますものでございまして、

それならば、新しき年こそ心身を清めて、厳かに、新年を向かえて戴きまして、
新しき年の「みたまのふゆ」、即ち強くて良い気、いのちのエネルギーを、
充分に取り込んで戴きたいと思うのでございます。

神社ではそのために大晦日の日没後に大祓いを執り行い、
全ての寺社では夜を明かして盛大なる魂の供養と祝い奉りを行うわけでございまして、
年が明けますと屠蘇を戴き、日本古来の謂れに基づきました御節やお雑煮などを戴きますわけでございます。

実は私共のサイトにも裏技がございましてね、
大晦日から新年の朝にかけまして寺社参りが適わない方々でも寺社の荘厳な雰囲気を感じて戴けますように、
毎年色々と智恵を巡らせていたのですけど、
今年のお薦めはね、
http://gohu.ohuda.com/koumyou.htm

http://gohu.ohuda.com/shiawase/fudoukakai.html
のページを同時に開いて下さいますと、下手な御真言が流れまして、
多少はそれらしいお寺の雰囲気が得られるのではないかと思うのです。

私共も個人的に毎年大晦日の日没後には大祓いを行い、
それから深夜に初詣に出掛けまして、翌日は屠蘇や薬湯を作らせて戴いておりますけど、
良いものでございますよ。
屠蘇は神社で屠蘇散といったものを販売されておりますところもありますからね、
そういったご準備もされましたら、また新年を迎える心構えもできてくるのではないかと思うのですね。

良いお年をお迎え下さいませ。



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