天の父

 

私達の身体は3次元に存在しております。

心や魂といいますものは4次元以高の高次元に存在していた、

このことも充分に御理解戴いておりますものと思います。

 

実はね、高次元そのものが神であったのです。

それが、次元が下がって参りますと、不完全になって参ります。

3次元の、この現実世界も、霊の世界も、高次元の中にございます。

これはね、取りも直さず、

私達は神様の意識の中に存在しているということでございます。

神様の一部なのですね。

 

身体は、神様からお借りしておりますもので、

いつかは必ずお返ししなくてはいけないものでございました。

さらには、

心でさえ偽我なる人間の持ち物ではなく、神様にお借りしておりますものなのです。

 

ですからね、

私達の生きる道は神様が決めて下さる。

そしてまた、この心も、

穢れた想念で荒したり汚したりせず、

調和の中に生かさなくてはならないのですね。

 

命は、、、

私の命くらいなら差し上げても良いのです。

それでどなたかが幸せになって下さるのなら。

でも、それも全て神様がお決め下さいますこと。

神様が一番良いように決めて下さるのです。

 

「だから、言っておく。

自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、

また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。

命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。

空の鳥をよく見なさい。

種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。

だが、あなたがたの天の父は鳥を養って下さる。

あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。

あなたがたのうち誰が、

思い悩んだからといって寿命をわずかでも延ばすことができようか。

・・・

あなたがたの天の父は、

これらのものがみなあなたがたに必要なのはご存じである。

何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。

そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。

だから、明日のことまで思い悩むな。

明日のことは明日自らが思い悩む。

その日の苦労はその日だけで充分である。」

(ルカによる福音書12)