最先端?科学の世界


【アインシュタインの相対性理論入門】

ここではアインシュタインの相対性理論を分かり易く説明します。
これでも理解不可能な方には補講がございます。
 
まず、光の進む速さはどのような状況下であっても一定であることをご記憶願います。
1秒間に3×10の14乗メートルの速さで進みます。
いや、これは覚えて下さらなくても結構です。
 
光の進む速さが一定ならば一定の時間内に進む距離も一定のはずです。
光が1年間に進む距離は一光年と呼ぶことに決められております。
 
ここまでご理解戴けましたでしょうか?
 
さて、
今、東京の上空一光年の高さから電燈を燈します。
そうすると1年後の東京には電燈の明かりが届きます。
当たり前ですよね。
 
ここに一台の巨大な透き通った宇宙船があったとします。
常に光速で移動していると仮定します。
宇宙船の高さは一光年であるとします。
 
仮定の話ですから、「あるわきゃない」なんて云わないで下さい。
 
この宇宙船の天井から床に向けて電燈を燈します。
宇宙船の乗員は1年後に床が明るく照らされていることに気付くはずです。
ところがですね、
宇宙船は光速で移動しているのです。
地球から見れば宇宙船の電燈の光は真下ではなく斜め45度に進んでいるように見えます。
進む距離もピタゴラスの定理で床までは1.4光年の距離があります。
 
地球に物凄くひまな方がおられて、
1.4年の間望遠鏡でこの宇宙船を覗いてたとして、
1.4年後にようやく光が床に届いたことを確認できるのです。
 
あれ、変ですね。
宇宙船の乗務員は電燈の光が1年で床に届いたはずなのに、
それを地球から見ていた人は1.4年の月日を送っている・・・。
 
これが浦島効果というものです。
 
高速で移動する物体内部の時間の経過は
移動していない場所の時間経過より遅くなる。
 
ここまでご理解戴けましたでしょうか?
 
一光年の距離を光速で飛ぶ宇宙船は約0.7年で飛べるのです。
ところが到達してみるとやはり1年の歳月が流れているのです。
 
いや、納得はしないで下さい。
 
宇宙は膨張しているのです。
物凄い速さで膨張しているのです。
宇宙船がエンジン全開でその場所に留まっているとしましょう。
地球は宇宙の膨張に伴って移動しているのです。
 
さて、どちらの時間の流れが遅くなるのでしょうか?
 
いや、これはアインシュタイン博士にも分からないことです。
だから「相対性理論」な訳です。
 
ここから、時間と空間の結びつきや未来への時間旅行の可能性、
さらにはUFOの星間移動についての真実を、
垣間見ることができます。
(これが電燈の光ではなく別の物質であれば異なる面白い結果が得られます。)

さて、アインシュタインの相対性理論で光速の宇宙船が1光年の距離を0.7年で到達できることを御理解戴けましたでしょうか?
地球上から観察していると、やはり1年かかっているということも御理解戴けましたでしょうか?
 
では次の段階に進みたいと思います。
 
光速で飛行する宇宙船が加速すればどうなりますか?
宇宙船の乗組員はGがかかりますので、加速されたことを感じますでしょう。
宇宙船の速度メーターも光速を越える速度を示しますでしょう。
でも外部から観察しておりますと、やはり速度は光速のままです。
何故なら、物体は光速を越えて飛行することができないから。
 
時間と言うものは光が生み出す空間によって成り立っているのです。
時間と言う概念はそのそれぞれの場所や移動速度によって、経過の速度が異なるのです。
地球上に這いつくばって生きている人類では、認識することは難しいかも知れませんが、
時間と言う概念は画一的なものではありません。
 
宇宙船が光速から加速し、光速の2倍の速度で飛行しているとします。
これは宇宙船内部の認識です。
それが外部から観察しておりますと、やはり光速でしかない。
宇宙船の天上から一光年下の床に向けてライトを燈しますと、外部からは1.4年後に床が照らされたことを確認します。
宇宙船内部の乗組員は1年後に床が照らされたことを確認しますでしょう。
 
さて、宇宙船は光速の2倍の速度で飛行しております。
その場所から1光年離れた惑星に到達するまで、
宇宙船は何年かかりますか?
外部から観察していると、何年かかっていますか?
 
宇宙船は0.58年で一光年先の惑星に到達します。
でもやはり外部の時間では1年かかっているのです。
 
光速の24倍で飛行しますと0.2年で到達できます。
光速の99倍で飛行しますと0.1年で到達できます。
光速の9999倍で飛行しますと0.01年で到達できます。
でも、やはりその惑星に降り立ってみますと、1年の歳月が経過しているのですね。


【関数式】

動いているものの時間が遅くなる、これは御説明させて戴きました通りでございますが、
これを関数式で表すことが可能でございます。
(先の宇宙船のケースで考えましょう。)

動いている物体内部の時間経過をt
静止している人の時間経過をT
動いている物体の速度をv
動いている物体の移動距離をs
光の速度をc

としますと、ピタゴラスの定理により、
静止している人から見た光の移動距離は 
(cT)2=(ct)2+(vt)2
ですから、
cT=√{(ct)2+(vt)2}
cT=t√{c2+v2}
T=t√{1+(v/c)2}
となります。

物体内部の時間経過がどれだけ遅くなるかは、
T/t=√{1+(v/c)2}
で表されます。

光速で移動する物体の時間経過は、v=c となりますので、
T/t=√2 となりますから、時間の経過は静止している人に比べまして、
1.4倍時間経過が遅くなるんです。


【時間と空間の2次元モデル】

時間と空間について考えます時、或いはアインシュタイン博士の相対性理論について解明しようとなされます時、
たこ焼き器をモデルとして考えると非常に分かり易くなります。
実際にはたこ焼き器は2次元でございますが、3次元空間もね、実はたこ焼き器と同じような仕組みになっているのではないかと推測できます。

鉄板の表面が3次元でございましてね、4次元に出っ張った穴が素粒子の流れ込む穴なんです。
水で溶いたメリケン粉を鍋から流し込む、この時に鍋は移動する物体でございますね。
水で溶いたメリケン粉は素粒子でございますね。
窪んだ穴が一杯になるまでには少し時間が掛かります。
一杯になりましたら、これが素粒子レベルで物体の移動が完了したということになります。
ここでね、実は時間と空間が非常に密接な関係にあること、時間が空間の構成要素であることが分かりますね。

物体が光速で移動することが可能なようにね、鍋も幾らでも速く動かすことができます。
でもね、鍋を鉄板の端から端まで移動させましても、まだその時点では全ての穴が一杯にはなっていないんです。
一杯になるまで、鍋は鉄板の端で水溶きメリケン粉を流し続けなくてはなりません。

理論上、全ての穴を最も早く一杯にできる速さは光速ですね。
でも、鍋はもっと速く移動させることができるんです。

さて、たこ焼きができあがりました。この時点ではたこ焼きは物体が移動した残像でございますね。

こういったことからね、3次元空間は4次元が後ろに在りまして、始めて存在しているものであるということが分かります。
また、4次元は心の世界、意識の世界でございます。
ですから、空間にも意識が存在するということが分かります。


【相対性理論入門その2−特殊相対性理論−】
 
ところが有る日、アインシュタイン博士はとんでもないことを云い出だしたんですね。
 
「光は誰から見ても光速に見えるよ。」なーんてね。
 
A地点からB地点までは10光年の距離があるとします。
A地点からB地点に向けてレーザービームを照射するとします。
そうしますとね、10年後にB地点の惑星はレーザービームによって破壊されます。
 
当然ですね。
 
そこでね、宇宙戦艦が惑星の破壊を阻止しようとして、同じく光速で、
A地点からB地点に向って飛び立ちました。
 
ところがですね、宇宙戦艦の乗員から見ましてもレーザービームは光の速度で離れて行くんですね。
宇宙戦艦の乗員から見ますと、レーザービームは光速の倍の速さでB地点に飛んで行くのです。
 
おかしなこともあったものでございますね。
 
宇宙戦艦の乗員が5年を費やし、丁度A地点とB地点の中間の位置までしか到達できてはいないのに、
B地点の惑星は破壊されてしまうんですね。
でもA地点のレーザービーム担当の戦闘員は、レーザービームを照射して10年後に
B地点の惑星が見事破壊されたことを知ることができるわけです。
(ちなみにここに登場する全ての人は超能力者であるとしておきます。)
 
宇宙戦艦は光速で飛んでいるつもりでも、実は時間が倍、遅くなっていたんですね。
時間は絶対的なものではないということが良く分かる話しでございますね。
不思議ですね。
(実際には宇宙戦艦から見ましてA地点とB地点の距離は縮まるんですけどね。)


では、どうして光は誰から見ても光速に見えるなんて奇妙な現象が起こり得るのでしょうか?
それは恐らく、素粒子の速度の限界が光の速度であるということとね、
光の速度は光速を遥かに上回った速度だということが関係していると思うんです。

そうなんです。
光は、実は光の早さで飛んでいるのではないんですね。
光速の何十倍、何百倍も早く飛んでいるんです。
要は、その光自体が関わっている慣性系の時間経過が、
極めてゆっくりとしたものになっている、
ということなんです。

例えば、遥か遠くの惑星で新鮮な魚が取れたとしましょう。
それを地球に新鮮なまま運んで来ることは可能なんです。
光の何十倍、何百倍もの早さで宇宙船を飛ばして参りましたら、
宇宙船の内部時間では一瞬の内に地球に新鮮な魚を届けられるんです。
でも地球時間では長い長い年月が経過しているんです。

異なる慣性系を持つ全ての物質には、
それぞれの時間経過があるんです。
ゆっくりと生きております私達には、それぞれの経過時間の差異は
本当に微々たるものですから気づくことはできないのですが、
要は、違うということなんです。
差があるということなんです。

でもね、だからこそ、
光が光速の何十倍、何百倍も早く飛んでいるからこそ、
誰が見ても、どのような慣性系から見ましても、
光だけは同じ速度で飛んでいるように見えるんです。

わかるかなあ?
わかんねえだろうなあ?!


【素粒子理論−物質は全て光でできている!−】

難しい話しで恐縮でございますが、

アインシュタイン博士がね、こんな公式を導き出して下さったことを御存知の方は多いのではないかと思います。
E=mc2

 c は光の速度ですね。 m は物質の質量です。
 E は物質に内在されたエネルギー量でございます。

例えばね、核爆発等で地球上から質量mの物質が消失した場合のエネルギー量を求めることのできる公式です。

ここでね、少しこの公式を変形して見方を変えてみましょう。

m=E/c2

物質の内在するエネルギー量(物質内素粒子の震動量の総和)を
光の速度(ひとつの光の素粒子の振動数)の二乗で割りますと、物質の質量になります。
(*光の速度=光の素粒子のポテンシャル=光の素粒子の振動数)

ここでよおく考えてみて下さい。
とんでもないことが見えて来ませんでしょうか?

そうなんです。
光の素粒子の震動はx軸方向だけの直線的なものであるのに対し、
物質を構成する素粒子はx軸、y軸両方向への平面的な震動をしているんですね。
ですから光の素粒子の振動数を二乗して物質内素粒子の振動数に変換する必要があるんですね。
そしてまた、物質内素粒子の震動量の総和を、ひとつの素粒子の振動数で割りますと、
何が導き出されますでしょうか?
そうなんです。物質の質量は即ち、物質に含まれる素粒子の数そのものなんです。

さて、それでは c=√(E/m) に関して、何が分かりますでしょうか?

Eすなわち物質内素粒子の震動量の総和を、
mすなわち物質内に含まれる素粒子の数で割りますと、
何が導き出されますでしょうか?
ひとつの素粒子の震動量が出て参りますよね。

この震動の震動はx軸、y軸の平面的な震動ですね。
ですから、一方向だけの震動量を求めるためにルートします。
その結果が光の振動量ということになります。

このルートするという行為が即ち、核融合や核分裂で物質が光や熱に変換されることの意味なんですね。

人はオーラを発しております。これも光です。
太陽の発しているものと同じ、光の素粒子なんです。
この光は想念の力により高次元のエネルギーを受けて放たれているものでございます。
このオーラの光を想念の力により物質化(現象化)させることも可能なんです。

また、素粒子は質量0の物質でございます。
想念のエネルギーがその質量0の素粒子に震動を与え、
その震動が質量を生み出すんです。


【脳と心の働き】

脳や心というものの解説を試みる際には、
海洋を航海する船舶に例えてみることが一番分かり易いようでございます。

まず、身体を船舶としましょう。
そうしますと脳は船全体を制御しているコンピューターであると云えます。
曖昧機能や学習機能を特徴とする、とても人間らしいものでございますね。
心はちょうど操縦士に当たります。
この操縦士の横にはガイドさん方が立っておられます。
守護霊さんや指導霊さんですね。
この守護霊さんや指導霊さんは無線機を常時携帯しておりましてね、
いつでも天上界の神様方とお話しすることができるんです。

心、すなわち操縦士さんは船を操縦します。
もちろんガイド、すなわち守護霊さんや指導霊さんのアドバイスを参考にしながら、
事故が発生しないように常に正しい判断を心掛けて操縦します。
操縦は脳、すなわちコンピューターに指示を与えることと、
脳、すなわちコンピューターからの各種データを収集することで行われます。

実際には心は判断を主として、脳は感情を主として働きます。
怒りや悲しみ、好き嫌いといった感情を判断の基準にして行動するのはね、
心の正しい判断を聞かずに脳が勝手に暴走しているのと同じなんですね。
心と脳が切り離された状態でございますね。
余り良い人生を歩めるとは思いませんし、心も成長しません。

ガイドさんと操縦士、
すなわち守護霊さんや指導霊さんと私達の心の関係でも同じことが云えます。
余りにも頑なな心は神や大自然の意に背くことにもなり兼ねません。
関係を良くするためにはね、
深く心を見詰めて反省する習慣が本当に大切でございます。


【魂の発生】

この世は色世界でございます。

思考の内容は素粒子となり放射されます。
素粒子は想念のエネルギーが物質的に還元されたものでございます。
植物や動物、大自然などは全て素粒子を放出しております。

この世界も素粒子を元に成り立っております。
素粒子が原子を形成し、原子が分子を形成し、
分子があらゆるものを形成しております。
精神世界、すなわち空の世界と
現実世界、すなわち色の世界は
互いに影響を及ぼし合って存在しているものでございます。

光の速度は一定でございます。
電磁波や重力伝達速度、想念の移動速度などと同じ速さでございます。
光や電磁波、重力、念波、霊体などは全て素粒子で構成されておりますので、
素粒子のエネルギー伝達速度で移動するのですね。

素粒子の回転速度にによりましてその素粒子の働きは異なって参ります。
光や炎を発生し伝達する場合にはゆっくりと回転します。
念波や霊体を構成している素粒子は光速で回転しております。

人は魂を生じさせることが可能でございます。
大切にしていたお人形さんは魂を持ちます。
多重人格さんは身体の中に幾つもの魂を生じさせております。
生霊というものも強い念が生じさせた魂でございます。
古神道の中にも自己の分身を生じさせる法がございます。
神経細胞に強い情報伝達が起こりますと特定の意味を持った素粒子が発生します。
その素粒子が蓄積しますと魂が生じるのでございます。


【霊と神とUFO】

霊と神とUFOの関係につきましてはね、
私はこう考えております。

宇宙には大自然という秩序が存在します。
それは全ての存在を包括するもので、
全ての魂は大自然と結ばれていて、意識や情報の交換・蓄積がなされております。
霊や神おひとりおひとりに人格が存在し、
それを包括するのが完全な秩序を持つ大自然なんでしょう。

人類はまだ宇宙の別惑星の生命体に比べますと恐らく幼稚過ぎるんです。
ですから、ある異星人の方などは私達を高い意識で導いて下さっていらっしゃるんです。
人類の進化にもお力をお貸し下さったことは容易に想像できます。

神はその定義の仕方次第で捉え方も変って参りますが、
私は人が大自然の意識・秩序に気付き精神を高い所まで昇華させた存在であると定義しております。
UFOの異星人も神と同じ程度に高い意識をお持ちになられているということも当然といえば当然なんでしょう。


【宇宙空間と素粒子】

コンピューターは本体のハードウェアの中に
ウインドウズといったようなオペレーティングシステム(OS)のソフトウェアが入って動いておりますね。
宇宙空間も同じで空間というハードウェアに法則や真理といったソフトウェアが乗っかって動いております。

遥か昔、ビッグバンという爆発現象があり、
宇宙空間はその時に発生し、膨張し続けているものでございます。
実はね、ビッグバンで生じた物は素粒子に他ならないんですね。
それ以前にも素粒子のない宇宙空間は存在しておりました。

ビッグバンにより素粒子のびっしり詰まった空間ができまして、
その御蔭でOS(秩序と法則、真理)が生じまして物質が存在できる状態になったんです。
広がり続ける宇宙の果ての向こうがわにはね、
今でも素粒子の存在しない従って物質も存在しない空間がございます。

宇宙空間に存在する全ての物質は全て素粒子で構成されており、
その構成要素である素粒子は全て、
異なるポテンシャル(回転・振動)を持っております。
実はこの素粒子の回転・振動こそがOS(秩序と法則、真理)そのものなんですね。

物質が移動するということはね、
素粒子の回転・振動が隣の素粒子に共振するということでございますよ。
その共振の伝わる早さが実は光の速さなんですね。

アインシュタイン博士の相対性理論などを考えておりますと、
慣性の異なる空間も物質として扱われまして、
素粒子空間の上に慣性の異なる素粒子空間が乗っかって移動するなんてことも見当が付きますね。

ところで、素粒子って一体どのようなものだと思われますでしょうか?
前述の通り、
素粒子は想念のエネルギーが物質的に還元されたものでございます。
質量ゼロの想念のエネルギーがXYZ方向に振動・回転します。
振動・回転することによりまして質量が生じます。
もし、何等かの方法でこの素粒子を見ることができるとしましたら、
それは振動・回転しておりますので球形に見えます。

地球には高圧力が掛かっております。
これは周りのものを引き寄せ内部に圧力を加えようとする念でございます。
この念が重力子を生み出しております。

炎はより明るく輝こうとする念でございます。
ですから、炎子や光子を生み出しているんです。

電子はね、これは単体の素粒子ではありませんね。


【心の中の四次元宇宙】

宇宙の果てまで行く方法は二通り存在します。
そんなことをつい先日確信を持つことができました。
まず天文学的な長い年月を掛けて宇宙船で行く方法、
それと、心の中を通ってすぐに到達する方法ですね。

そうなんです。
心の中に宇宙が存在しているんです。
しかも心の中は四次元空間ですから、距離や時間は一元的に管理されている、
つまり全てがそこに、手の届くところに存在するんです。

四次元って、私達には全く想像も付かないものでございました。
例えば時間が四次元のもう一つの指標、即ち四次元軸ではないか、
とかいったような説もございました。
いえ、時間は違いますよ。
時間は空間の構成要素でしかありませんからね。
アインシュタインの相対性理論を少し考えましたらそれはすぐに判断できます。

テレビ番組でこのような問題が報告されておりました。
球は内側が三次元で表面が二次元ですが、
では、内側が四次元で表面が三次元のものはどんな形状をしているか、
っていうような問題ですね。
今現在、答えは導き出せていないようでございます。

ですが、私達は既にその答えを知っているんです。
解答は、”生命体そのものの”なんですね。
つまり心が四次元で、それを包んでいる生命は三次元なんですね。
そうなんです。
四次元は実は心の中にある空間なんです。

私は以前まで、
御亡くなりになられた方々、神様方は、
三次元のずっと空高い場所に天国を作って住んでいらっしゃるんだと
信じておりました。
でもそうではなかったんですね。
三次元を離れて四次元空間にいらっしゃったんですね。

例えば三次元と四次元の関係を二次元と三次元に置き換えて考えてみますとね、
宇宙という紙の上に貼り付いていたさなぎが、
蝶になって空高く舞い上がるといったような感じですね。

霊的な現象としまして、オーブといったものの存在が最近分かって参りましたね。
これは三次元空間から、少し四次元に入り込んだものを見ますとそのように見えるんですね。
なるほどなって思いますね。
御亡くなりになられました方が魂となり、
少し四次元空間に入り込んだ幽界に参りますと、それがオーブに見えるんです。
三次元空間におりましたらちゃんと人の形に見えるんですね。

私達は一時的にこの三次元空間に生を受けまして生きております。
四次元空間の中の三次元です。
三次元空間で二次元の紙に書かれたものを見るように、
四次元空間では三次元の様子を簡単に見ることができます。

御釈迦様はそういった心の真実を発見し、悟りを御開きになられました。
心を見つめて磨き上げ、そういったことを理解なされたんでしょうね。
ですから、三次元の住人でありながら、四次元の眼でものを見ることができた、
全てのものを見通すことができたんです。

御釈迦様が悟りを御開きになられました際にはね、
御自身が宇宙を遥かに上回る大きさになったと感じたそうでございますよ。

人間の心の中に小さな宇宙があり、
その宇宙の中に三次元の身体がある。
心は四次元空間に存在し、身体は三次元空間に存在しているんです。
不思議なものでございますね。

でもね、
人は心の中に宇宙を抱え込んでいるんです。
それ程に、人の心は偉大なんです。
人が神となる素質を持つ所以でもございます。

身体を持ったが故に欲を生じ、
本当の世界である心の中の四次元空間が見えなくなり、
この世界に心を奪われてしまっている。
それが人間でございますね。


【四次元球】

【円】
円周 πx (2πr)
面積 1/4πx2 (πr2)
【球】
面積 πx2 (4πr2)
体積 1/6πx3 (4/3πr3)
【四次元球】
体積 πx3 (8πr3)
四次元球の陰積(心の領域の大きさ) 1/8πx4 (2πr4)

x : 直径
r : 半径
( )内は半径に直した式
陰積は造語です。

4次元球の陰積が心だと確信に近い想定をしますと、四次元に存在するものは全て心を持っているということになりますね。
また、宇宙の直径から霊界の大きさを割り出すこともできますね。

三次元球の体積を積分しますと四次元球の体積を導き出せるなんて勘違いもあるかと思われますが、
円を積分しましても円柱の体積しか導き出せないのと同じように、
球を幾ら積分しましても四次元球の体積は導き出せないんですね。
でも4次元球の体積を積分しますと陰積が導き出せます。

蛇足ですが、πの大きさは、
3.14159265358979
産医師異国に向こう、産後は苦無く、と覚えるのだそうです。
その後は忘れました。


【科学的高次元論−神霊の世界−】

実在界と云われます神霊の世界は高次元の世界でございます。
と、そのことは以前にお話しさせて戴いておりますけど、

この現実の世界は3次元空間でございます。
ここに、例えば机があるとしましょう。
机の上は平面ですから2次元の世界ですよね。
3次元の中にある2次元の空間なんです。
その机の上に本が乗っている。
この本の机との接触部分、四角形のこの部分は二次元の世界で認識されます。
この二次元の世界に、もし高さという概念を持たず、高さが認識できない生物がいるとしますと、
この生物に取りまして、この本は四角形の平面的な存在として認識されます。

四次元以高の世界でもね、
点は点、線は線、平面は平面として存在します。
三次元空間は三次元空間として存在するんです。

高次元の世界のどこかに、宇宙と呼ばれる三次元空間がある。
そこに三次元までしか認識できず四次元の概念を持たない人間や動物の身体があるんです。
この身体に高次元の魂が入り込むのですから、
魂は三次元までしか認識できなくなります。
でもね、身体も、魂も、四次元方向に厚みを持っているのですね。

二次元でもそうなのですけど、
紙でも、何でも、全てのものは厚みを持っている。
存在するものは必ず厚さがあるんです。
この厚さが”高さ”ですね。

そうしてね、四次元側に突き出した厚みが、”心”なんです。

神霊界の一点に存在するこの三次元宇宙空間。
その中で、身体に囚われてしまったが故に高次元が認識できなくなってしまった魂。
でも、魂に意識を移して見てみますと、ちゃんと高次元が認識できるのですね。

人や動物の身体はね、修行目的に作られたものですからこの三次元空間にだけしか存在しませんけど、
実は植物は違うようですね。
高次元のどこにでも咲いているし、咲かせることができる。
三次元の空間も高次元の中にあるのですから、同じように花が咲いている、
それだけなんです。
植物が何次元体をしているのかは分かりませんけどね。


【神霊の世界、分かったこと】

この世界は物質界と思われておりますけど、
実はそうではないのですね。
物質の世界なんかではなくてね、神霊の世界、想念の空間の一部でしかないんです。
身体が、想念を現象化させているんです。
なるほど、その方が修行にはリアリティーがあって良いですからね。
その世界で、人は何に気付くか、どこまで気付くことができるか、

人よ、物質に囚われることなかれ。


【こころとかたち】

例えば器は、心があるから水を湛えることができるのですね。
人間が、ものを加工すると同時に、心をそのように加工したのです。

形は、心を現わします。
心は、形を現わします。
このこともね、紛れも無くお釈迦様の色不異空、空不異色、色即是空、空即是色、ですね。

そうしてまた、
四次元に存在しないものが三次元に存在しますでしょうか?
五次元に存在しないものが四次元に存在しますでしょうか?

否ですね。
四次元以高の高次元は、この三次元世界を含む心の世界なんです。
三次元世界は四次元世界が投影されたものでね、
四次元世界のほんの一部がこの三次元の宇宙空間なんです。

ですから万物に心があるんです。
四次元に存在するということは心があるということなんです。

心は意識です。
ですが人間以外の全てのものは自我を持ちませんので大宇宙大神霊の心そのものでございます。
神なんです。

万物に神が宿っている。
ですから昔の人は万物を神として崇めたんです。
実は崇めるのではなく、大切にし、そこから本質を、つまり神の意識、神理を見出さなくてはならなかったのですが、
そうして、それを私達が生きる智恵として活用するべきだったのですが、


【四次元球】

三次元の球はすぱっと切りましたら、その断面は円ですよね。
四次元球はね、すぱっと切りますと、その断面は恐らく三次元球に、真ん丸い球体になると思われます。

四次元球をすぱっと切った時にね、四次元球の半球が2つできますよね、
その2つの断面はね、どちらも三次元球の真ん丸い球体なんです。

球体は三次元的な視点で考えますと、閉ざされた空間でございます。
閉ざされた球体なのに、切断する前は四次元球の中で繋がっていたんです。

人は、三次元の身体の中に、目には見えませんけど心を持っております。
心の中で万物の魂と繋がっております。

四次元球体の中の、この三次元球もね、目には見えませんけど、
どこかで自身の属する四次元球の空間と繋がっているんです。

ですからね、そこから、四次元は即ち心だということが分かるんです。
人の心も四次元球そのものだって分かるんです。

九次元に万物を創造なされました神様の意識があるとしましょう。
九次元球ですね。
その断面は八次元球です。ここは如来様の世界です。
さらにその八次元球の断面は七次元球で、菩薩様の世界です。
七次元球の断面の六次元球は八百万の神様方の、神界です。
六次元球の断面の五次元球は霊界ですね。
五次元球の断面の四次元球は幽界です。
その幽界の中に、沢山の三次元球があるんです。
それがこの世界の大宇宙、大自然です。
生きております人の魂も五次元球の中のひとつの四次元球ですね。
それが身体に繋がっている。
心は、魂は、五次元、六次元、七次元、八次元、九次元と、ずっと繋がっているんです。

心の中に神様の意識があり、
魂のレベルをどんどん上げて参りますと、やがては神に到達できる、
全てを見通すことができる、
それはこういったことからも明らかでございますよね。

開運の護符屋