泣きべそかいた誰かが迷子の子犬を抱いて
灯りの消えた道をひとりとぼとぼと歩く
迷子の子犬が教えるよ愛することを
一番星がキラリと君の目にひとつ
迷子になった誰かが帰り道を探して
灯りの消えた道をひとり力なく歩く
涙流すことはたやすいけれど
迷子の子犬ははらぺこで力なくなくよ
迷子になった誰かがお家の灯りをみつけて
灯りの消えた道を急ぎ足で帰る
青い小鳥がささやくよ幸せがなにか
二番星が微笑んで遠い空にひとつ
笑顔になった誰かが話したがっているよ
声弾ませて父や母に話し掛けるよ
三番星がきらりと瞬くときは
君の声に誰かが耳を傾ける
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