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山椒太夫
これは森鴎外の小説でございます。
その中に、
「安寿恋しやホーヤレホ、厨子王恋しヤホーヤレホ」
という歌が出て参ります。
子を思う盲目の母が海辺で口ずさむ悲しい歌でございます。
丹後半島には山庄太夫という伝説が伝わっております。
森鴎外の小説もこの伝説をもとに創作されたものでございます。
多くの人がこの安寿と厨子王丸のように、
製塩の労働力として人身売買されたようでございます。
丹後半島には小説の舞台となった夕汲浜や
太夫が二人の額に焼印をつけようとした時に身代わりになった地蔵様
また山庄太夫史跡などが実際に存在しております。