おまじない2
【恋愛秘法】
愛染明王様愛敬成就法
両足の土踏まずを真紅の口紅やマジックなどで真赤に塗ります。
それを火で炙った後に両手を被せます。
好きなお相手の名前を言い、
「のうまく おんしまぼしきゃちびばら ばちやしからじゃろりん
ちにや たしば じゃちれいべいらまじゃりに うん そわか」
を一万八千回唱えます。
恋愛関係では摩醯首羅天様(自在天様)の
「おん まけいしばらや そわか」
も有名?でございますね。
両手の中指先端に蜜を塗り、
指を組んで親指と人差し指と小指を立て合わせます。
この真言の後にお相手の名前、それから「急々来たれ」を唱えます。
本式は7日間絶食して唱え続けることになっておりますが、
そこまでしなくても効果はあるようでございます。
以前にもご紹介させて戴きました愛染明王様の
「おん まからぎゃ ばざろしゅにしゃ ばざらさとば
じゃく うん ばん こく」
といったものもございます。
ご縁のある神様の御真言が良いと思いますが、
繰り返し繰り返し行っておりますとご縁は強まって参ります。
一度で諦めてしまわれず毎日のように修法されましたら、
間違いなく効果が現れます。
他のおまじないでも効果が出易くなります。
でも、日や月の星回りによってはどんなに頑張っても効果が現れない
時もあるようです。「忌」の期間ですね。
これは私もどうすれば良いのか良く分かりません。
【ムスヒとウケヒとチカヒ】
昔よりいろいろなおまじないが伝わっております。
「明日天気になーれ」と唄いながらゲタを蹴り上げ、
表が出ると晴れ、裏が出ると雨、横を向くと曇り、
などと翌日の天気を判断したものでございます。
これはね、ウケヒと云いましてね、
物事の結果を神に伺うものでございます。
海で遭難した人がね、3枚の紙に
「年内助かる」「遅く助かる」「助からない」
などと書きましてね、目を閉じて一枚を引き、
神の御意志を伺ったという話しもございます。
これもウケヒでございます。
チカヒは神に誓いを立て御利益を願うものでございます。
大願成就すれば毎日御真言を唱えさせて戴きます。
といったように神様と約束をします。
ムスヒは神様との契約でございますね。
「ちちんぷいぷい」とか「あっぷっぷ」とか、
こういった言葉は神様と契約があり、
この言葉を唱えると特定の効果を神様がお与え下さるもののようです。
「あっぷあっぷ」はノロヒ返しの言葉だとか。
眼力には霊的な力があり、相手を睨み付けて「あっぷっぷ」と
唱えるとノロヒが返って行くのだとか。
【おまじないのポイント】
古神道では、奇魂(くしみたま)幸魂(さきみたま)
荒魂(あらみたま)和魂(にぎみたま)というものがございます。
腹部中心には和魂がございます。
ちょうど丹田の位置でございます。
ここに力を入れますと肝がすわります。
エネルギーを生じさせる場所でございます。
おでこには奇魂がございます。
想念の念波はここから生じます。
誰でも神様にお願いをするときにはおでこに意識が集中していると思います。
念じるおまじないは腹部とおでこに意識を集中させるんですよ。
胸の中心には幸魂が存在します。
ここに意識を集中しますと声に気が篭ります。
声に出すおまじないは、胸から波動を出しながら、
腹部にも意識を集中しながら、力一杯唱えて下さい。
和魂に力を込めますと座っている場所が揺れだします。
ヨガではクンダリニ、古神道では胎が生じるなどと申します。
このエネルギーが腹部を通じて脇腹に達しますと、
手が大きく震え出します。
これが、神懸りした状態です。
悪いことを考えておりますと、神ではなく狐憑きになってしまいます。
珍しい御真言を3種類ご紹介しておきます。
勢至菩薩様「まか さた まはらはた そわか」
知恵を得て悟りを開くものです。
風天様「のうまく ばーゆ そわか」
風天童子の守護が得られます。
葉衣観音(ようえかんのん)様
「のうまく はるなさばり そわか」
鎮宅守護の御真言でございます。
【家相】
テレビを拝見しておりましたら、陰陽師さんといった方が家相を診断されておられる番組がございました。
若干、真似をさせて戴きまして、今回は家相と樹木のことを僅かばかりご紹介させて戴きます。
子(ね) 家屋より北方向
桃や赤い花の咲く樹やトゲのある樹はいけません。
悪人の害や妊婦・養子の方に影響がございます。
乾(いぬい) 家屋より北西方向
この方向には松・柿・石榴・栗・銀杏などを植えます。
梅と柳は植えてはいけません。
御主人様に影響がございます。
酉(とり) 家屋より西方向
この方向には石榴・ナツメ・クチナシなどを植えます。
桃と柳は植えてはいけません。
若い娘様や妊婦に影響がございます。
坤(ひつじさる) 家屋より南西方向
この方向には樹木は植えるべきではありません。
奥様に影響がございます。
午(うま) 家屋より南方向
この方向には樹木は植えるべきではありません。
未亡人・双生児に影響がございます。
巽(たつみ) 家屋より南東方向
この方向には桃や桑が良いようでございます。
ソテツ・柳・楠は植えてはいけません。
御長女様に影響がございます。
卯(う) 家屋より東方向
この方向には椿が良いようでございます。
柳や桜があってはいけません。
御長男様に影響がございます。
艮(うしとら) 家屋より北東方向
この方向には梅が良いようでございます。
御子様に影響がございます。
いずれの方向も毒のある樹や大木はいけません。
敷地がかなり広く母屋からかなり離れておりますと問題はございませんが、
母屋のすぐ近くに大木がありますと、いけません。
大木を切り倒す場合にも注意が必要です。
同じ種類の苗木を植え魂を移した後に切らなくてはなりません。
【延命十句観音経】
この経は非常に人気が高いものでございます。
でもね、
御真言は大丈夫なのですが、
お経を読誦しますと成仏したい未成仏霊が集まって参ります。
湿った場所に虫が集まるのと同じようなものでございます。
邪心のない純粋な心で誦すことには問題はないのですが、
どのような高貴な人物でも常に正しい心を維持することはできません。
純粋で正しい意識の時にだけ読誦して下さい。
自己・他者の治病、家業繁栄などを始め、
困った時には必ず御救い下さいます。
観世音 南無仏 与仏有因 与仏有縁 仏法僧縁 常楽我浄
かんぜおん なむぶつ よぶつういん よぶつうえん ぶっぽうそうえん
じょうらくがじょう
朝念観世音 暮念観世音 念念従心起 念念不離心
ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん ねんねんじゅうしんき
ねんねんふりしん
ちなみに観音様の御真言は「おん あろりきや そわか」
でございましたよね。
先日、胃腸を壊してしまいまして、久しぶりに薬師如来様の御真言を
唱えました。
最近は胃腸の調子がとても良いです。
薬師如来様の御真言は
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
でございましたね。
薬師の如来様が来て下さいましたら、唱える声にあわせて、
「ころころころころ・・・」という音が聞こえて参りますよ。
【振部の術】
魂が眠ったような状態ですとおまじないも効きませんね。
今回は魂を覚醒させる術をご紹介させて戴きます。
毎日続けておりますと霊性も高まり元気にもなります。
正座をして戴き、
腕を左右に大きく開きます。
その腕を前に勢いよく回し、前方で両手を打ち鳴らします。
(土俵入りに似ていますね。)
合わさった手を胸の前まで引き寄せてきます。
合掌のような姿勢になります。
両手を強く合い押しまして、
「ふるへゆらゆらとふるへ」を繰り返し唱えます。
手が震え出しますでしょう?
振えなくても続けておりましたら振えるようになります。
終わる時には腕の力を抜き、
震えが止まってから一礼して合掌を解いて下さい。
これだけでも手からオーラが出るようになります。
夜、暗い場所で手をかざしてみて下さい。
手を少し揺らしてみれば、
手の周りが微妙に明るくなっていることが分かります。
これがオーラですね。
プロの方でも
気とオーラを同じものと考えておられる方がいらっしゃいますが、
明らかに違うものです。
病気の方がいらっしゃいましたら、
このオーラを当てて差し上げて下さい。
改善しますから。
【手みくじ】
これはね、手を合掌して神様に祈念して、
願いが叶うならこの手を上へ引き上げよ。と念じます。
正座して眼を閉じて行って下さい。
ちなみにどこかの陰陽師さんもこれに似た方法を使っておりました。
もう一つ、合掌して祈念した後に合掌を解き、
両手を真っ直ぐ前に伸ばして、
左手が上に上がれば願いが叶い、
右手が上であれば叶わない
というものもあるようです。
最近、また占いの書物を購入して参りました。
(一体、何冊あるんでしょうね。)
易占いが載っておりました。
コインを6枚投げて表裏で占断するものです。
易は当たりますよ。
私も昔は凝っておりました。
どうも体調が余り良くないということがございまして、
やる気が出ないんです。
早速、易で見てみました。
乾上坎下、天水訟という卦ですね。
神様と争うというような意味のものです。
坎は窪んだ水に関係のあるものです。
その上に乾が乗っている。
乾は神様に関係のある乾いたものです。
見廻してみますとございました。
容器に塩を御供えして忘れてしまっていたんです。
塩は邪気を吸ってカチカチに固まってしまっておりました。
と、こんな感じで本当に何でも分かっちゃうんですね。
易って本当に素晴らしいですね。
【祝詞を作る】
今回は技能の向上を神様にお願いするための祝詞を作ってみました。
掛(か)け巻(ま)くも畏(かしこ)き
(神様の御名前)の大前(おほまえ)に
恐(かしこ)みも白(まを)さく、
(技芸名)の道を志さんとする(御名前)を、
守(まも)り導(みちび)き幸(さきわ)ひたまへと
畏(かしこ)み恐(かしこ)みも白す。
神様の御名前:
(医者・薬剤師)少彦名尊(すくなひこなのみこと)
(俳優・建築)大宮能売神(おほみやのめのかみ)
(学問)菅原大神(すがわらのおほかみ)
(看護・美術)木花咲耶姫尊(このはなさくやひめのみこと)
(力士)建御名方神(たけみなかたのかみ)
(舞踊)天宇受売尊(あまうずめのみこと)
神社には良質の強い気が流れ込んでおりましてね、
心を込めてお参りしますと、本当に幸せが訪れて下さいます。
祝詞もね、精神誠意心を込めて、礼を尽くし奏上しますと、
本当に神様が来て下さいます。
毎日のように奏上しておりますと、声も大きくなりましてね、
心も篭りまして、神様が来て下さる頻度が増えて参りますよ。
【無量寿如来根本陀羅尼】
今回は少し難しい御真言です。
阿弥陀如来様の一番重要な陀羅尼です。
現世安穏・罪業消滅・願望成就・極楽往生の効果があります。
のうぼう あらたんのう たらやぁや
のうまく ありやみたばや
たたぎゃたや あらかてい さんみゃくさんぼだや
たにゃた おん あみりてい
あみりた どはんべい
あみりた さんばんべい
あみりた ぎゃらべい
あみりた しっでい
あみりた ていせい
あみりた びきらんらんでい
あみりた びきらんだぎゃみねい
あみりた ぎゃぎゃのうきちきゃれい
あみりた どんどびそわれい
さらばあらた さだねい
さらば きゃらまきれいしゃ
きしゃようぎゃれい そわか
【無題】
密教の世界でも道教の世界でも陰陽道の世界でも、
物質の性質は木・火・土・金・水となっております。
占師さんとかは「もくかどこんすい」って覚えていらっしゃる人が多いようでございます。
古神道でも木・火・土・金・水が基本となっておりましてね、
でも発音は「こ・ひ・と・か・み」となります。
不思議なことにね、この5文字を使いますと、
ひと(人)、かみ(神)、みこと(尊)、みかと(帝)、みこ(巫女)、ひこ(彦)
などと神道の神様方のお名前や天皇・人間に関係する言葉ができあがるんですね。
「ひみこ」さんも巫女さんでございますからね。
【盗難除け】
最近は盗難が増えておりますね。
就寝時の盗難を避けるまじないがございましたのでご紹介させて戴きます。
「さよふけてもしもおとづるものあらば、ひきおどろかせ我がまくら神」
これを就寝前に3度唱えるそうです。
やはりね、腹の底から声を出すことが大切でございますね。
つい先日も古神道の修法で幾度繰り返しても効果がでないことがございました。
易で診てみますと、
「王が祭祀を行うように丁寧に行え。」というような卦でございました。
やはり、丁寧に、おごそかに、腹の底からが大切なんですね。
【周易で天気を占う】
易で明日の天気を占ってみましょう。
別にゲタを蹴り上げて「あーした天気になーれ」でも良いんですけどね。
6枚の10円玉か5円玉を用意します。
「明日の天気は何か?」と心に問いながら、
そのコインを両手の中で振りまして、
一枚ずつ取りだし下から上へ順に並べて行きます。
数字の書いてある方が裏になります。
表表表ですと乾(けん)
裏表表ですと兌(だ)
表裏表ですと離(り)
裏裏表ですと震(しん)
表表裏ですと巽(そん)
裏表裏ですと坎(かん)
表裏裏ですと艮(ごん)
裏裏裏ですと坤(こん)
という卦でございます。
上3枚と下3で2つの卦が得られることになります。
乾(けん)が出ますと快晴になります。
兌(だ)が出ますと降ったり止んだりの天気になります。
離(り)が出ますとこの上ない快晴でございます。空気も乾燥し暑く感じます。
震(しん)が出ますと雷を伴った強い雨が降ります。
巽(そん)が出ますと厚い雲に覆われ強い風が吹きます。
坎(かん)が出ますと雨が降り続き気温も下がります。寒く感じます。
艮(ごん)が出ますと天災があるようでございます。
坤(こん)が出ますと雲のあいまに晴れ間がのぞく天候になります。
下の卦は午前中、上の卦は午後の天気を示していることが多いようですが、
艮(ごん)が出ますと見方が変ります。
晴れているのに雨が降る狐の嫁入り現象や、水害、乾燥による火災の増加、台風上陸、
冷害、雷で被害が出る等
もう一つの卦と合わせて判断します。
意識がボンヤリしておりましたり、酔っ払っておりましたら当りませんよ。
一日一回でございます。
【餓鬼供養・先祖供養】
餓鬼供養・先祖供養の「甘露門」という咒をご紹介させて戴きます。
なうぼう ぼぼりきゃりたり たたーぎゃたや
おん ぼほていりきゃりたり たたーぎゃたや
なうまく さらば たたーぎゃた ばろきてぃ おん さんばらー さんばらー う
ん
なうまく そろばや たたーぎゃたや たにゃた おん はらそろ はらそろ そわ
か
なうまく さんまんだ ぼだなんばん
なうぼ ばぎゃばてぃ はらぼた あらたんなうや たたーぎゃたや
なうぼ ばぎゃばてぃ そろばや たたーぎゃたや
なうぼ ばぎゃばてぃ あみりてぃ あらんじゃや たたーぎゃたや
なうぼ ばぎゃばてぃ びほらぎゃたらや たたーぎゃたや
なうぼ ばぎゃばてぃ あばえんきゃらや たたーぎゃたや
おん ぼーじしった ぼだはだやみ
おん さんまさや とばん
なうまく さらば たたーぎゃたなん
おん びほらぎゃらべい まにはらべい たたーぎゃた
にだしゃに まにまに そはらべい びまれいしゃ ぎゃらげん びれい うんのん
じんばら じんばら ぼだびろきてい ぐぎゃじしゅちた ぎゃらべい そわか
おん まにばじれい うん
おん まにだれい うんはった
おん あぼぎゃべい ろしゃなう まかぼだら まにはんど まじんばらはら ばり
たやうん
最後の御真言は光明真言と呼ばれておりまして、
密教の最高の法である灌頂(かんじょう)法で頻繁に誦されるものでございます。
御護摩にこの光明真言を唱えながら護摩木が投げ込まれますと
本当に供養するということの本質を教えられるようでございます。
テレビでしか拝見したことはありませんが、一度実際に見てみたいものでございます。
御真言について、これは私の勝手な推測でございますが、
インド南部の地方で昔交わされておりました言葉が御真言ではないかと思います。
例えばある方が道で大黒様(マハーカーラ)とお会いになられました際に、
オン マハーカーラ スバーハー(おい、大黒さん、お幸せに)
大黒様にお世話になっている方でしたら、
ナム マハーカーラ スバーハー(いつも有難うございます、大黒様、お幸せに)
というような御挨拶をなさっておられたのではないかと思うんです。
それが日本に伝わりまして、
オン マハキャラヤ ソワカ
などといった御真言になって伝わっているんですね。
ナムは南無、ノーモー、ノウマク、ナモー等になっておりますね。
感謝の意味でインド人の挨拶の時のナマステは感謝の最大級の言葉なんでしょうね。
スバーハーはソワカ、ソバカ等になっております。
吉祥、円満、成就などといった意味がございます。
オンは呼び掛ける時の言葉ですね。
【指神様】
指神様という神様もいらっしゃるようでございます。
福徳に恵まれる方位神で勝負事や争い事には向かないようでございます。
勝負や争いには以前ご紹介させて戴きました破軍星順行法の方位ですね。
指神様のいらっしゃる方位は次のようになります。
子の日 東南東
丑の日 西
寅の日 北北西
卯の日 南南西
辰の日 西南西
巳の日 西北西
午の日 北北東
未の日 北
申の日 東
酉の日 南
戌の日 東北東
亥の日 南南東
初詣には皆様是非神社を御参詣下さい。
団体で参詣しますと、人数分の福がお一人お一人に戴けるようでございます。
正月に戴くお屠蘇の作り方です。
お屠蘇は高級ミリン酒に薬草を混ぜたもので、
邪気祓いや健康を願って戴くもので、
強いて云いますと、ミリンで作った養命酒のようなものでございます。
山椒、桔梗の根、甘草、肉桂、胡桃など適当な薬草を高級なミリンに漬け込むだけなんですが。
神棚に供えて祝詞を奏上することも大切な制作課程でございますよ。
お正月には相撲もお取り下さいませ。
神様は相撲もお好きなんですね。
真剣勝負が大好きなんです。
「もし相撲で勝てば○○の願望を叶えて下さい。」
なんてお願いしますと、効果がございます。
「かけひ」の一種ですね。
私の経験では叶う願望でしたら
どのような強い人が相手でも必ず相撲に勝てるようです。
【悪霊祓い】
節分の鬼やらいは「鬼は外、福は内」でございますよね。
節分には悪霊祓いもされてみられましては如何でしょうか?
(ちょっと早過ぎましたでしょうか。)
「おんきりうんきゃく おんきりうんきゃく ・・・
おんきりうんきゃく ばざらだんかん エーイッ」
印はね、キリスト様にお願いするように両手を組み合わせまして、
中指だけ立て合わせるんですね。
諸天救勅之印と云います。
【おまじないのポイント】
おまじないはね、中途半端な気持ちでは効きませんね。
真剣に、絶対に叶えるんだという強い信念が必要でございます。
また、怒りや憎しみなどの悪い感情を持っておりましてもいけません。
それと、やはり神様に御願いするのですから、
口をゆすぎ、手を清めてから正座で行って下さい。
おまじないの姿勢は直立不動でも正座でもどちらでも構いません。
また、おまじないには霊力は余り必要とは思いません。
唱えておりましたら次第に付いて来るものですし、
何よりも真剣さや強い信念が大切ではないかと思います。
おまじないではないのですが、
腹部に力を入れておりますと自信が出て参りますよ。
日本の神様とのご縁の薄い海外在住の方でしたら、
その国の神様にお願いする方が良いですね。
郷に入れば郷に従えと申しますからね。
キリスト教の信者さんでしたらね、
右手をおでこ、胸、左肩から右肩と移動させて十字架を作り、
手を組んで感謝とお願いをするのですが、
「日々の恵みをお与え下さいまして有難うございます。
○○の願いを叶えて下さい。」
といったような様式ですね。
【金運について】
ご自身のためばかりにお金を使っておりますと金運は下がります。
逆に祝い金とか、神社のお賽銭とか、他人のためには気前良く出さなくてはなりません。
そのお金は大きくなって必ず戻って参ります。
大黒天様の「おん まかきゃらや そわか」は非常に効果が高いですね。
【御守り等の取扱い】
古くなったお守りや必要のなくなったお守りは、捨てるのではなく、
神社に御返しするものです。
神様に御報告と御礼をしまして、解願料をお納めします。
今はね、神社でお願い事をしても、報告も解願もなさらない方が多いですね。
ですから神様からお心が離れてしまわれるんですね。
でも、神様を大切にしておりますと、必ず人生が上手く行くようになって参ります
よ。
【治病のおまじない】
両手のてのひらを熱くなるまで強くすり合わせましてね、
その手で患者の患部をさすって差し上げて下さい。
気功師が行う手当て療法というものなんですが、誰がしましても効果がございます。
準備は必要ではありません。
それとね、薬師如来様という神様がいらっしゃるのですが、
薬師如来様の御真言を唱えましたら病気は良くなります。
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
これを何度も繰り返して唱えます。
病気を治して下さい、苦しみを取り除いて下さい。
と願いながら唱えて下さい。
唱えれば唱えるだけ効果がございます。
【足が速くなるおまじない】
韋駄天様の御本名はスカンダーと云いますので、
「オン スカンダー ソワカ 足を早くして下さい。」とか。
オンは呼び掛ける言葉ですね。おーい、とか、そんな意味です。
ソワカは成就とか吉祥とかいう言葉です。
「オン スカンダー ソワカ」で
おーい、韋駄天様、お幸せに。とか、おーい、韋駄天様、願望を成就させて下さい。
という意味になります。
【頭の良くなるおまじない】
文殊菩薩様の御真言で「おん どっきゃ せいだ たん」とか、
「おん あらはしゃ のう」というものがございます。
【未成仏霊を成仏して差し上げる】
これは地蔵菩薩様の「おん かかか びさんまえい そわか」が良いです。
悪霊には苦痛を与えて成仏させるものも沢山ございますが、
苦しんでいる魂を御救いして差し上げるのは地蔵菩薩様が一番ですね。
【離別のおまじない】
離別のおまじないで有名なものは、
「我思ふ、君の心そ離れつる、君も思わし我も思わし」
ですね。
それと我、君、念の3文字を組み合わせたもの、
我 君
念
が書き込まれた土器が平城京址から見付かっているそうでございます。
この2つを紙に書き込みまして、持っておりますと良いそうでございますよ。
【七福神】
七福神の中にはただ御一方女性の神様がいらっしゃいますね。
弁才天様(サラスバティ)様でございます。
この神様はとても美しい才女神でございまして、
信仰しますと財と福を招き、美人になり、芸事が上達するといった功徳がございます。
御真言は「おん さらすばてぃえい そわか」でございます。
また、毘沙門天様という神様はクベーラ、バイシュラバナというような御名前がございます。
バイシュラバナはヴィシュヌ神の化身という意味でございますが、
戦いの神様なんですね。
ですから鎧を身にまとっていらっしゃいます。
信仰しますと、福徳増進、勝戦、不老長寿といった功徳がございます。
御真言は「のうまく さんまんだ ぼだなん べいしらまんだや そわか」でござい
ます。
吉祥天(マハーシュリー)様は七福神には入っておりませんが、
毘沙門天様の奥様でございますね。
除災、福徳、金銀財宝を吸い寄せるといった功徳を与えて下さいます。
御真言は「おん まかしりえい そわか」でございます。
寿老人様は「おん ばざら ゆせい そわか」
長寿延命の神様でござりまするな。
恵比寿様は「なむ えびす たいしん」
福徳の神様、大漁と商売繁盛の神様でござりまする。
大黒様は「おん まかきゃらや そわか」
幾度か御紹介させて戴いております。
出世と事業隆盛の神様でござります。
あとは布袋尊様と福禄寿様どすな、
布袋様は弥勒様の化身となっておりますな、
弥勒様はマイトレーヤ様という御名前ですから、
御真言は恐らく「おん まいたれいや そわか」
でござりまするな。
一切の生活に不足することなく悠々自適な生活を送る御利益がござります。
福禄寿様は福と禄と寿を与えて下さる神様でござりまするから、
七福神様を信心して大切にしておりましたら、
人生は一生安泰でござりまするな。
福禄寿様の御真言は「おん まかしり そわか」だそうでござります。
【干支占い】
子年生まれ
細やかな気配り・配慮を有し慎ましく苦労・貯蓄を重ね財をなす。色欲に注意。
丑年生まれ
言葉重く根気強く辛抱強く若くして信用を得る。怒ると猪突猛進す。
寅年生まれ
重厚、思慮深く王の座に登り詰める。強きを挫くため目上との争い多し。
卯年生まれ
人付き合いに長け人気を得る。
目上からの引き立てありしも遠慮がちで損をする。色
欲に注意。
辰年生まれ
声大きく勢いがあり負けず嫌いで争いがち。出世は易い。短気に注意。
巳年生まれ
人に深み有り金銭に苦労せず。嫉妬・虚栄心に注意。
午年生まれ
太鼓持ちのお調子者なり。人気・金銭思うが侭。虚栄心と浮かれ過ぎに注意。
未年生まれ
多芸・上品、慎み深く慈悲深い。取越し苦労の臆病者なり。
申年生まれ
多才で人気有り。意地悪く人間関係で損をするなり。
酉年生まれ
こまめに忙しく働き一生を通すなり。欲深・移り気に注意。身分をわきまえよ。
戌年生まれ
義理堅い正直者。邪心なし。頑固・偏屈に注意。
亥年生まれ
信念強く大願成就。落ち着きなく誤解多し。慌てる乞食にならぬよう。
【厄年の難を消す】
厄年は怖いものでございますね。
慎ましく、人との和を保ち、欲を出さず、
与えられる範囲で感謝して生活してしておりましたらそれ程ではないのですが、
引越しや争いごと、新規ごと、悪事、強引な方法での取り引き
などを行いますと厄が顕著に現れます。
また、徳の範囲を超えるような願望は、別の部分で影響が出ます。
特に一白水星、五黄土星、八白水星、二黒土星の方は厄の難が大きいようです。
一白水星は孤立・病気・欠乏、
五黄土星は健康面の急激な悪化、事故、傷害
八白土星は裏切りや盗難・強盗・詐欺、
二黒土星は骨折を伴う程の大怪我、
こういったものが多いようでございます。
四手というものがございます。
神社の注連縄に付けてある紙のひらひらしたもののことでございますが、
これを作りましてね、
どこかに飾ります。
「厄神様、この四手にお寄り下さい。」
と御願いします。
四手を寄り代にしまして厄神様に付いて戴き、
それをおまつりするんですね。
そうしますとね、厄神様も神格が高まりまして悪さをしなくなります。
暫くしましたらね、神社に古札として御返し下さるか、
燃やしてその灰を水の清い川に流すか、風に飛ばすんです。
人の踏み込まないような場所の土の下に埋めてしまっても良いです。
四手は半紙を半分に切りまして、
その半分を2つに折りまして、
上から4分の1の所を右から左へ3分の2切り込みを入れます。
次に上から4分の2の所を今度は左から右へ3分の2切り込みを入れます。
さらに上から4分の3の所を右から左へ3分の2切り込みを入れます。
それを折り曲げて行きましたら四手になります。
それとね、
http://www.gofuya.com/kaiunchk.htm
にあります開運チェックシートや
http://www.gofuya.com/yakuo.htm
にあります災厄除けのおまじない
等もご参照下さいませ。
持ち物を誰かに渡して厄を剥いて戴く、
神社に持ち物を落として、厄も落として来る、
などといった方法もございますね。
【大元帥明王】
大元帥明王(だいげんすいみょうおう)様はどの書物にも出て参ります。
恐ろしい調伏の神様として有名でございますが、実は国や天皇をお守りする神様なん
ですね。
御真言を唱えますと、悪いもの全てからお守り下さいます。
「あしゃしゃむにむに まかむにむに あうにきうきう まかなかきうきう
とうかなちこ あかなちあたなち あだあだ りうづきうきう
ぞりうきにきにきに いくくまいくくま くまくまきりきりきり きりにりにり
まかにりそわか」
簡単なものでは
「たりつ たぼりつ ぱらぼりつ しゃやんめい しゃやんめい
たららさんたん らえんび そわか」
といったものがございます。
効果は凄まじいものでございますが、
決して悪人をやっつけてやろうなんて考えて唱えてはいけませんよ。
のろいになっちゃいますからね。
人を呪わば・・・っていうようなことわざもありますから。
神様にお願いしているつもりが悪霊や邪霊、動物霊にお願いしていたなんてこともあ
りますから。
(そういった霊と関りを持ちますととんでもないことにもなりかねませんからね。)
純粋なお心で身を守るためだけにお使い下さい。
それとね、当然のことながらお心の正しい方には効きません。
【黒魔術】
おまじないには声の質や音程、イメージ、力の入れ方、心の在り方、色彩が重要に
なって参ります。
以前に少し触れさせて戴いたものもございますが、
色彩に関しましては私も今後の課題でございます。
でも特に心の在り方が重要でございまして、
心の在り方次第では良いようにも悪いようにもなって参ります。
黒魔術というものがございます。
悪魔の喜ぶような邪悪で邪淫なおぞましい黒ミサを行い、
生きている間の全ての欲望を叶えて戴くというものでございます。
その代わり魂を悪魔に捧げなくてはなりません。
死後は地獄の奥底で、悪魔の奴隷としての永遠の生活が待っております。
一億円の宝物を100円で売ってしまうようなものでございますね。
道教には蠱(こ)というまじないがございます。
毒蛇や毒蜘蛛、ガマなどを壷の中に閉じ込めましてね、
餌を与えずにおりますと、それぞれが闘い殺し合います。
壷の中には3匹の強い怨念と、毒のある死骸が残ります。
この誰彼構わず祟るような怨念やら毒やらの力を魔術に利用するんですね。
これも黒魔術的ではありませんが、邪悪な要素がございますね。
こんなことしちゃいけませんね。
可愛そうですし、
人生がとんでもないことになってしまいますからね。
或いは死後永遠に苦しまなければなりません。
お気を付け下さいませ。
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