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幸せの連鎖
海に暮らす者たちは漁に出て海産物を取る。
野に暮らす者たちは畑を耕し耕作物を収穫する。
山に暮らす者たちは茸や山菜、木を切り出して生活する。
鉱山に暮らす者たちは鉱物を、川に暮らす者たちは川魚を収穫する。
そこに歓びがある。
大自然と一体となり、額に汗して大自然が与え給うた幸を得る。
祝詞にも、「山川野の種々のものを横山のごとく置き足はして」といった言葉が使われますが、
大自然から得られる恵み、その歓びへの感謝の意味を篭めて、神様にその一部を捧げるのです。
また、第二次産業、第三次産業に関わる者たちは、人の幸せを願い、
その暮らしが豊かになるために、額に汗して働くのです。
歓びがあり、人の幸せを願う気持ちがありますから、
そこには幸せの連鎖が生まれます。
私たちのために頑張って下さっているのだから、私たちもがんばらなければいけない、
という気持ちが生まれます。
連帯感が生まれ、御恩に報いる気持ちが生まれます。
その世界は、なんて素晴らしい世界なんでしょうか。
怒りから生まれますものは怒りでしかありません。
憎しみから生まれますものは憎しみでしかありません。
裏切りから生まれますものは裏切りでしかありません。
それは破滅に向う道程でございます。
でも、歓びから、人の幸せを願う気持ちからは感謝の気持ちが生まれます。
思い遣りや御恩返しの気持ちが生まれます。
そうして沢山の幸せが生まれるんです。
真に、調和に向う道程でございます。