災厄除けのおまじない
【拒悪招福】
玄関を箒で掃き、ドアの前か下に塩を帯状に塩を撒きます。
最低7日間はそのままの状態にしておきます。
7日以内に何らかの変化が起こります。
【災い・邪を退かせる呪文】
「 九 天 応 元 雷 声 普化 天 尊」
(きゅうてんおうげんらいせいふかてんそん)
本当に力のある呪文です。
時間のある時にしこたま唱えておきましょう。
そうすれば、災難に見舞われた時にただ一度唱えるだけで
瞬く間に好転します。
【祓いの祝詞】
掛巻も畏み 皇御祖神伊邪那岐之命
(かけまくもかしこみすめみおやかむいざなぎのみこと)
阿波岐原に身滌祓給う時
(あわぎがはらにみそぎはらいたまふとき)
生れ坐せる祓戸之大神達
(あれませるはらへどのおほかみたち)
諸々曲事罪穢を祓へ給ひ清め給へと
(もろもろまがことつみけがれをはらへたまひきよめたまへと)
恐み畏みも白す
(かしこみかしこみもまをす)
この祝詞は「高天の原に神詰まります・・・」で始まる天津祝詞
を短縮したものであり、「掛巻も畏み」というのは、要点をかい
つまんで恐縮ながら申し上げますという意味です。
【立春大吉】
このおまじないは一年間災難にあわないというものです。
余りにも有名なので、ご存知の方も多いと思います。
立
春
大
吉
このように墨で半紙か和紙に書き、立春の日に柱に一年間貼っておきます。
これだけでは芸がないので、もう少し付け加えます。
今も賜る天津水を天の真名井の真清水と受けしめ給え
(いまもたまわるあまつみずをあめのまないのまさやけるみずとうけしめたまえ)
この秘言を唱えながら水をコップに注ぎます。
井戸水・神社の水・岩清水であればそれに超すことはありません。
この水で手を清め口をすすぎます。
また、この水で墨をすります。墨汁であれば、数滴たらします。
心を落ち着けて硯・半紙に向かい
「神火清明 神水清明 神風清明」
(しんかせいめい しんすいせいめい しんぷうせいめい)
と唱えます。
続けて指をじゃんけんのちょきのはさみを閉じた形にして真横に勢い良く動かします。
ふっふっふっと息を吐きながら
3回行います。
(ぬぼこ印をご存知の方でしたら、それです)
それでは、立春大吉と書き上げましょう。
可能な限り左右対称となるように書いて下さい。
書き損じも効果がありますので広げて大切にしまっておきましょう。
【消災呪】
災いを消し良い行いを輝かせて幸せをもたらすという真言です。
なうまくさまんだ もとなん をはらち ことしゃ
そのなん とじと ゑん
ぎゃぎゃ ぎゃき ぎゃき うんぬん
しふらしふら はらしふら はらしふら ちしゅさちしゅさ
しゅしりしゅしり そはじゃそはじゃ
せちぎゃ しりえい そもこ
真言にしても祝詞にしましても、
数千回、数万回唱えた頃から霊性が身についてきます。
声の質の変化や体の特定個所の熱や痺れ(気の作用)を感じます。
それから無我の状態を体験することになります。
怒りや憎しみ等の感情や欲望は絶対に持ってはいけません。
あ、お経は唱えない方が良いです。
成仏したい不成仏霊さんが集まって来ますので。
【ひふみの神詞−かみごと−】
ご存知の方も多いと思いますが、古神道の祓いの言葉です。
罪・穢れ・邪気・邪霊を祓い開運に導く効果がございます。
ひふみよい むなやこと もちろらね しきるゆゐ
つわぬそを たはくめか うおゑにさ りへてのま
すあせえほ れけ
【悪縁を切る御真言】
今回は大威徳明王様の御真言で、悪縁を切るというものです。
「おんしゅちりきゃらろはうんけんそわか」
他人の呪詛を消す効果もございます。
正式には毎日千回唱えます。
約40分間唱え続けることになります。
【場を調和する簡易作法】
小さな箱に塩と小豆を入れます。
この箱を揺らしながら部屋を歩き回ります。
その小豆を部屋の四隅に置きます。
置くときに、「この鬼修めの小豆ひとつ」
「この鬼修めの小豆ふたつ」「この鬼修めの小豆みつ」
「この鬼修めの小豆よつ」と唱えます。
【業を調和するご真言】
業(カルマ)は土地や生活環境、先祖霊の影響などにより
個々人が持っておられる因縁・習慣のことでございます。
密教では羯磨(かつま)と申します。
この業を調和するご真言がございましたので掲載します。
「のうまく にけんだ なうむ あじゃーた そわか
のうまく あじゃら そわか いんけい いけい そわか」
ご真言を他人の為に唱えます時には偈文というものを作成し、
ご真言の後に読み上げます。
例えばこのような感じになります。
「このご真言を誦するにより集むる功徳は(住所・名前)の
願望の成就に回向するものなり。」
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